福岡空港の門限の厳しさはに驚愕!門限超過で到着しても乗客は降ろさずフィリピンに帰る!

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福岡空港って、こんなにも規律に厳しいのですね・・・。

確かに乗客の命を守る、安全を確保するという大儀のもとに、空港には厳格なルールがありますが、それにしても「やりすぎ感」は否めません。

日本国内でも過密な空港と言われる福岡空港ですが、到着したにも関わらず降ろされずに出発地へと舞い戻らされた乗客が気の毒です。

パイロットもキャビンアテンダントも同様ではありますが・・・。

そもそも福岡空港の門限とは何なのか、その辺の疑問に思うところを調べてみました。

事の発端

今回、ニュースで知ったのですが、事の発端は以下の通りです。

乗りものニュースからの引用になります。

フィリピンのLCC(格安航空会社)、セブ・パシフィック航空のマニラ発福岡空港行きの5J922便が2023年9月4日、福岡空港の運用時間内に着陸できず、日本に到着しつつも乗客を降ろさず、そのままフィリピン・マニラに引き返すという事象が発生しました。乗客はその間、11時間にわたり機内から降りることはできなかったと報じられています。

11時間も缶詰め状態って、ただ、ひたすらに身体がしんどいだけですよね(汗)

列車の缶詰問題と言い、何となく公共交通機関に対しても、個人的には息苦しさを感じはじめています。

今のところ缶詰のリスクが少ないのは「路線バス」ぐらいではないでしょうか。

夜行バスとか高速バスも、まあ変な話、バスジャックで無い限りは缶詰になる要素が思いつきません。

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福岡空港の門限ルール

さて、福岡空港の門限ルールとは、どのようなものなのでしょうか。

これについては福岡市の「寄せられた市民の声」のページに、答えが記載されています。

福岡空港においては、空港法等に基づき空港運営会社が定めた「福岡空港供用規程」により、航空機の離着陸は原則として7時から22時までとなっております。
これは、福岡空港が市街地に位置するため、航空機の離着陸時における騒音について、周辺住民へ配慮したものです。
なお、天候不良などやむを得ない場合に限り、所定の手続きを行うことで22時以降の着陸も認められることになっております。

つまり近隣住民への配慮ということです。

確かに航空機は爆音を発しますから、睡眠障害云々を引き起こす可能性があるぐらいのものだと思います。

だったら周辺に住まなければよいという声もあるでしょうが、代々受け継がれてきた地主にとっては、離れたくても離れられない事情があるのかも。

それを言い出してしまうと、キリがないので、お互いの妥協点として夜間は22時までという鉄の掟ができたのでしょう。

なぜ遅延した?

特にトラブルなどではなく、予定では20時頃には着陸できる状況だったようです。

ただ過密している福岡空港ですから、着陸の順番待ちをしなければなりません。

それもスゴイ話しですが、筆者も経験済みです。

順番待ちの間は、上空をグルグル旋回して時間をつぶすわけですが、不運なことに燃料が切れかかってしまいます。

そこで北九州空港で燃料を補給して、再び発着するも22時には間に合わなかったわけです。

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北九州空港で降ろせばよかった?

では燃料を補給した北九州空港で、乗客を降ろすことはできなかったのでしょうか。

北九州航空は、高速バスを走らせれば、福岡空港に1時間半ほどで到着できる場所です。

ノンストップならもっと早く到着できるほど、アクセスとしては問題ありません。

ところがアクセスやバスの問題ではなく、北九州空港で出国の手続きができなったとのこと。

なぜ出来なかったのかは不明ですが、北九州空港は大きくないので、突発的な出国手続きは対応できなかった可能性があります。

不運としか言いようがありません。

まとめ

「福岡空港の門限の厳しさはに驚愕!門限超過で到着しても乗客は降ろさずフィリピンに帰る!」というテーマで、飛行機のとんぼ帰りについて書きました。

11時間も缶詰にされた挙句、フィリピンにとんぼ帰りという、実に不運な話しを取り上げました。

福岡空港の門限22時が悪いような書かれ方をされていますが、いろいろと諸事情が重なったことも事実です。

しかし、もう少し柔軟性のある対応をしても良かったのではないかとも、考えてしまいます。

参照

乗客11時間カンヅメ「福岡空港の門限超過」でとんぼ返りの海外LCC 対応への疑問 関空なら降りられた? | 乗りものニュース

福岡市 福岡空港の21時以降の離着陸について | 寄せられた市民の声

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