身長を伸ばす方法は本当にあるのか?遺伝・サプリ・外科手術など可能性にかけるならどれ?
子どもを持つ親、婚活中で低身長に悩む独身男女、学生など、多くの人が身長に関する何らかのコンプレックスを抱えています。
身長は個人の自尊心や社会的な自己評価に影響を与える要素として、常に注目を集めています。
しかし、誰もが身長をコントロールすることができないことを知っているからこそ、身長を伸ばす方法といったことを探すわけです。
本当に身長を伸ばす方法あるのか、という疑問に対する答えは複雑で、現実的には医学や健康に関する知識が必要と考えます。
そこで今回は、遺伝的な要素やさまざまな身長増加法に焦点を当て、その実現可能性について言及します。
遺伝、栄養、サプリメント、運動、外科手術など、様々なアプローチがありますが、それぞれの方法がどれほど効果的なのか・・・。
もくじ
日本人の平均身長
まず、日本人の平均身長をチェックしておきましょう。
厚生労働省がまとめた令和元年「国民健康・栄養調査」から、以下のような結果が出ています。
男性 | 女性 | |
年齢階級 | 平均値 | 平均値 |
20歳 | 170.2 | 158.6 |
30歳-39歳 | 171.5 | 158.2 |
40歳-49歳 | 171.5 | 158.1 |
50歳-59歳 | 169.9 | 156.9 |
60歳-69歳 | 167.4 | 154.0 |
大体、全世帯を通じて男性は170cm前後、女性は158cm前後です。
なんとなくですが、男女が並ぶとこのような身長のバランスになりがちなのは、想像できるのではないでしょうか。
低身長が何cmなのかという定義の問題もありますが、ここでは、自分の基準でよいのではないかと(汗)
仮に身長170cmの男性が、あと5cmは欲しいと考えていれば、それはそれでいいじゃないかって話しです。
人間の欲望は尽きないですからね。
遺伝と身長の関係
身長は遺伝子と深い関わりがあり、親や祖先の身長は、しばしば子どもたちの身長にも影響を与えます。
しかし、遺伝子が示す身長は一体どの程度まで影響し、限界を超える可能性はあるのでしょうか?
過去に学者たちが身長に関連する遺伝子を特定し、それがどのように身長の遺伝的な特性に影響を与えているのかを解明してきました。
親から子へと継承される遺伝子は、骨の成長やホルモンの分泌に影響を与え、一定の身長の基準を形成します。
遺伝子によって示される身長の限界があるとされる中で、環境要因や生活習慣が影響を与える可能性も考慮しなければなりません。
ただし、両親ともに高身長、片方の親が高身長といった場合は、子どもの身長も高い傾向が見えます。
もちろん100%ではありませんが、何となくわかってもらえるかと。
栄養とサプリメント
身長に与える影響を考える上で欠かせない栄養素について紹介します。
特に、骨の成長に重要なカルシウムや、タンパク質、ビタミンD、ミネラルなどが身長発育にどのように影響を与えるのか理解することが先決です。
正しい栄養を取り入れることで、骨や筋肉の発育が促進され、健康的な身長の基盤が築かれます。
さらに、食事だけでは難しい場合にサポートとなるサプリメントを考えます。
身長をサポートするためには、特定の栄養素が足りない場合にサプリメントが補完的な効果を発揮します。
ただし、これらのサプリメントを適切に摂取するためには、医師のアドバイスや専門家の指導が欠かせません。
以前、背が伸びる系のサプリが流行りましたが、今はもう、聞かなくなりました。
サプリで身長が伸びれば苦労はありませんが、あくまでも身長を伸ばすための栄養補給という観点でなら、摂取しても構わないという意味です。
昔は「強い子のミロ」ぐらいしか、それらしきものは無かったんですけどね(汗)
外科手術
マンガ「バキシリーズ」では、もはや身長を外科手術で伸ばす方法は、確立されています。
ジャック・ハンマーが得意?としています。
現実の世界でも、一部の国で外科的な手術によって、身長を伸ばすことができます。
シンプルに人工的な骨を追加するというものですが、想像を絶する痛みと過酷なリハビリを要するとも言われています。
費用も数百万円程度は必要で、確か、国内では医師が自ら施術をして身長を伸ばした事例があったはずです。
コンプレックスを解消するためのパワーって、想像以上ですね。
身長が伸びるピークは1度
人生において、誰でも急に身長が伸びる時期があります。
つまり身体的な成長のピークですが、それはたったの1度きり。
大体は思春期に訪れますが、まれに例外として20歳を過ぎても身長が伸び続ける人はいます。
しかし、このピークを逃すと、身長が伸びにくくなるのは否めません。
かと言って、何も出来ないのが悲しいところ。
とくに子どもの身長の悩みに関心のない親であれば、その子は最悪です。
ここでも「親ガチャ」が影響します。
自分に興味が無くても、子どもを支えられる親がいれば、身長のことは次第に気にも留めないかもしれません。
身長も個性であるとすればいいわけです。
まとめ
「身長を伸ばす方法は本当にあるのか?遺伝・サプリ・外科手術など可能性にかけるならどれ?」というテーマで、身長について書きました。
身長は高いほうがよいというは、完全に外見上のものだけです。
デカイからと言って、人を見下すような人物、それを武器に威圧する人物などは、また最低と言っても過言ではありません。
参照
関連記事
視力回復は可能?サプリメント選びは「成分」「摂取量」「機能性表示食品」がカギ