洋服の毛玉を取る方法 毛玉とり専用ツールの他、家にあるものを流用して取る方法もご紹介
洋服にできた毛玉を取る方法をご紹介します。毛玉とり専用ツールの他、家にあるものを流用して毛玉を取る方法もご紹介しますので、毛玉ができたからといって洋服を捨てるのはちょっとお待ちを!
毛玉のできた服はどうする?
洋服は素材により、使用していると毛玉ができてしまうものがありますよね。
この毛玉ができた洋服、どうしていますか?
そのまま着ている?手で毛玉を取ってる?捨てちゃう?
人それぞれだと思いますが、たくさん着て元が取れたなら、捨ててしまうのもありかもしれませんね。
でも、まだ着たい、気に入っていて捨てたくない、というのであれば、なんとか毛玉を取りたいところです。
ということで、洋服にできた毛玉を取る方法をご紹介しましょう。
毛玉取りブラシを使う
実は世の中には「毛玉取りブラシ」という、毛玉を取るため専用のブラシが売られています。
毛玉取りブラシの毛は、かなり硬い動物(イノシシや豚など)の毛などが使用されていて、毛玉のできた衣類をブラッシングすることで毛玉を掻き取るといった感じで使用します。
価格は1000-2000円程度ですが、100均にも売っているようです。
電動毛玉とりを使う
電動の「毛玉とり」というものも販売されています。
作りは髭剃りに似ており、毛玉をなぞることで網目の奥の回転カッターが毛玉刈り取り、タンクの中に溜まっていくという仕組みです。電池で動くタイプが一般的です。
ただ毛玉が噛んでしまう事があったり、あまり同じ箇所をずっと撫でていると、その部分が薄くなるので注意が必要です。
1000円台から高級なものだと10000円近くのものもあります。なぜか100均でも売っています(笑)。
高額な商品のほうが、衣類を傷つけにくく安心して使用できると思います。
キッチンスポンジを使う方法
実は身近なものでも毛玉を取る方法はあります。
それはキッチンスポンジを使う方法です。
キッチンスポンジの硬い方を使って、毛玉をなぞると毛玉が取れます。
しかし、素材によってはあまり毛玉が取れないものもあります。
ひげそり用のT字カミソリを使う方法
ひげそり用のT字カミソリで、毛玉をひげのように剃り落とします。
キッチンスポンジよりも毛玉がよく取れますが、あまりやると生地が薄くなっていくので気をつけてくださいね。
輪ゴムで取る歩法
木片などに輪ゴムを数本掛けて、それで毛玉のできた衣類をなぞります。
すると…、あまり取れませんね。
実はこの方法は、毛玉とりの手法としてたまに紹介されますが、効果はいまいちですので、あまり期待しないほうがいいです。
毛玉ができやすい素材
洋服の素材には毛玉ができやすい素材とそうでない素材とがあります。
毛玉ができやすい素材には、
- ウール(カシミヤやアンゴラなど)
- フェルト
- ナイロン・アクリル・ポリエステル混紡の化学繊維
- 綿・ポリエステルと化学繊維の混紡素材
などがあります。
毛玉の出来にくい素材には、
- 綿
- 麻
- 絹
などの植物由来の天然素材があります。
毛玉ができにくい素材は、あまり防寒性に富んでいないので、冬服はどうしても毛玉ができやすいものが多くなってしまいますね。
まとめ
私はウールのセーターが好きなので、どうしても気づくと毛玉だらけになっていたりしますね。
気づいた時にプチプチと手で取っていますが、キリがありません(笑)。
トレーナーは裏起毛でも綿100%なら毛玉もできず温かいので、毛玉がどうしても嫌という人にはおすすめです。
毛玉は取るとどうしても生地が薄くなってしまうので、イギリス人などは毛玉を取らないという話を聞いたこともあります。
毛玉とりを使うときは、そっと撫でるようにしましょう。衣類を噛んでしまうとあっという間に穴が空きますよ(経験あり)。