みんなの理想の休日数は?週休1日は違法じゃないの?既に週休3日制を導入している企業も!
みんなの理想の休日数は一体何日なのでしょう?そして現在多くの人の週休は何日が最も多いのでしょうか。週休1日の企業は違法じゃないのか、どの業種の休みが少ない傾向にあるのか、既に週休3日制を導入している企業についてもお伝えします。
もくじ
みんなが望む理想の休日数は?
皆さんのお仕事は週休何日でしょうか。
そして週休何日だと理想的でしょうか。
多くの人は「週休3日」が理想的だと考えているようです。
とある調査では週休3日がいいと答えた人が、およそ80%だったそうです。
中には「週休4日」や「週休5日」と答えた人もいたそうですが、まぁこれはちょっと夢見すぎですよね(笑)。
でも、確かに週休3日だと、生活的にもかなり理想的なバランスのような気がします。
実際の週休はどれくらいか
では現実的に、実際の週休はどれくらいの人が多いのでしょう。
週休制の形態別適用労働者割合によると、「隔週等含む週休2日」という人はおよそ70%で、「完全週休2日」という人がおよそ60%のようです。
やはりみなさん、週休2日が最も多いのですね。でも完全週休2日という人が、意外と少ないなと感じました。
ちなみに、週休1日という人の割合は、7%程度いるそうです。
中には休みが決まっていないという人も16%ほどいますが、なんだかブラックな香りがしますね。
週休1日は違法じゃないの?
昭和の頃はサラリーマンでも日曜日しか休みがないといった感じでしたが、徐々に休みが増え、学校もそうですが、今では週休2日がかなり定着しています。
そんな中、今でも週休1日という会社があるようですが、これは違法ではないのでしょうか。
そう思って調べてみたところ、現在でも週休1日は法律上違反にならないギリギリの年間休日ラインのようです。
労働基準法では、1週間に40時間以内(1日8時間以内を原則)とし、休日は週1日以上、4週間のうち4日以上の休日を設ける、ということが定められているようです。
つまり、1日6.5時間労働だと、週6日勤務の週休1日制でも、一応法律には触れていないということになります。
ちなみに、週休1日制の多い業種は、技能職や作業職です。
週休2日を希望するのであれば、仕事を探す際は技能職や作業職は避けた方が無難かもしれません。
週休3日制を導入している企業が増えてきている
多くの人が理想的と考える「週休3日」ですが、実は既に導入している企業もあります。
全体の割合で言うと、8%弱の企業が実は既に何かしらの形で週休3日制を導入しているそうです。
例えば、宅配業者の佐川急便やアパレルのユニクロ、アウトドア商品を取り扱うアルペン、コンピューター企業の日本IBMなどは、既に週休3日を導入しているようですね。
各社それぞれ条件は色々とあるようですが。
また、こうした週休3日制を導入する企業は、年々増加傾向にあります。
つまり、皆さんが望んでいる週休3日制は、そう非現実的なものでもなくなりつつあるということです。
年間休日で考えてみると
ちょっと目線を変えて、年間休日数で考えてみたいと思います。
普段は週休2日でも、多くの企業では祝日が休みだったり、夏休みや年末年始の休みなんかもあるかと思います。
1年は52週ですので、週休2日のみで計算すると休みは104日。現在はそこに年間の祝日16日とお盆とお正月休み10日程度を合わせると、年間での休みは130日程度になります。
仮に週休3日だと、52×3で156日。その差は26日になので、月に均すと2日ちょっと。
つまり、今完全週休2日制で、祝日休みでお盆と正月の休みがある人は、更に月に2日程度休むと、週休3日なイメージになります。
あと月に2日休みが増えたら、随分とラクになるなって感じでしょうか。
ちなみに、週休3日になったら、男性は趣味に、女性は休息に増えた休日の1日を充てたいと考える人が多いそうです。
まとめ
みんなの理想の休日数は「週休3日」のようです。
休みが週に1日増えたら、その1日は男性は趣味に、女性は休息に充てたいと考えている人が多いようです。
男性は女性よりも夢想家が多いので、増えた休日は自分の楽しい時間に使いたいと思うのでしょうね。
それに対して、女性は体力的にも週5日働くのがキツいと感じている人が多いのかもしれません。
週休3日制を導入する企業も年々増え始めているようです。
いまは働き方の多様化も進みつつありますから、今後はもっとそれぞれが自由な形で働けるような、そんな未来が来るのではないかと期待しています。