ビジネスでIPと言えばインターネットプロトコル以外の意味で使われるって知ってる?

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IPと言えば、インターネットに通じている人かにすると、インターネットプロトコルと解釈します。

ところが昨今では、ちょっと違う意味でのIPがビジネスでも賑わいを見せているのですよ。

それは知的財産。

つまり「Intellectual Property」の意味でのIPです。

IP事業部とかに所属する人は、知的財産に関する仕事をしているというわけです。

一概に知的財産と言いますけど、ぶっちゃけ、はっきりと勉強していないので、今回は知的財産について書きます。

知的財産とは

知的財産は、創造的な知識やアイデア、創作物など、人間の知的な活動によって生み出される財産のことを指します。

現代社会では、知的財産がますます重要な役割を果たしており、経済の発展やイノベーションの推進に欠かせない存在です。

身近な例では、YouTubeやTikTokなどのクリエイティブな映像、イラストや画像などを差します。

具体的な種類についても知っておくと、ますます理解が深まることでしょう。

知的財産の種類

ここでは、概要の説明に留めるので、大きく4つ挙げておきます。

  1. 特許
  2. 商標
  3. 著作権
  4. 意匠権

昔、「東京都特許許可局」なる早口言葉がありましたが、マジで存在する部署だと思ってませんでしたか?

子どもって純粋だからこそ、変な風に覚えると大変ですね・・・。

大人がきっちり修正しなければなりません。

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特許

新規性と進歩性を持つ発明に対して与えられる権利です。

特許を取得することで、発明者は一定期間、その発明を独占的に利用することができます。

特許の保護期間は国や地域によって異なりますが、一般的には20年間です。

この期間中、特許権者は発明を独占的に利用することができます。

ただし、特許の維持には年間の維持費が必要であり、これらの費用を支払わない場合は特許権が失効する場合があります。

商標

商品やサービスを識別するための記号やデザイン、名称などの権利です。

商標登録により、他者からの混同を防ぐことができます。

商標の保護期間も国や地域によって異なりますが、一般的には登録から10年間が一つの期間となります。

ただし、商標の保護を継続するためには、登録の更新手続きとそれに伴う手数料の支払いが必要です。

登録の更新は、期限ごとに繰り返し行われることがあります。

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著作権

文学・芸術・学術などの創作物に対して与えられる権利です。

著作権は自動的に発生し、一定期間保護されます。

著作権の保護期間は作品の種類や著作権法によって異なり、一般的には、著作権は著作者の生存期間に加えて、その後数十年間にわたって続きます。

国や地域によって異なるため、具体的な保護期間は国ごとの著作権法を参照する必要があります。

意匠権

工業製品やそのパッケージ、デザインなどの外観に対して与えられる権利です。

意匠権の保護期間も国や地域によって異なります。

一般的には登録から数年間から数十年間が保護期間とされますが、保護期間の終了後、意匠はパブリックドメインになり、他の人が自由に利用することができます。

まとめ

「ビジネスでIPと言えばインターネットプロトコル以外の意味で使われるって知ってる?」というテーマで、知的財産について書きました。

知的財産という言葉から、ちょっと難しい印象を受けます。

インターネット上で海賊版が出回り、ちょっとした問題になったころから、著作権について注目が集まりました。

企業や個人にとって貴重な資産であり、経済的な競争力を高めるための重要な要素です。

知的財産を守ることで創造性やイノベーションが促進され、持続可能な成長を実現することができます。

参照

知的財産権について | 経済産業省 特許庁

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