新卒採用1年以内で辞める若手社員が続出中!パワハラ・セクハラの声が怖くて避けられるから?
パワハラだのモラハラだの、何でもかんでも思い通りにならないと「ハラスメント」だと言って騒ぎ立てるのが令和。
それまでも小五月蠅いコメンテーターや〇〇派みたいな連中が、ギャーギャー騒ぎ立てたお蔭で、必要以上に国民全体が警戒するようになり、生き辛くなるような世の中になってます。
ワーワー五月蠅い連中も、もしかしたらブーメランになってるから、今はちっとも出てこないですよね。
メディアもそれに気付いて、出演させなくなったのかも?
それは良いとして、若い社員が数年で退職する理由さえも多様化してきました。
そこで今回は、いろいろなケースを退職のケースを挙げて、独自の見解をもとに問題点などをあぶりだしたいと思います。
もくじ
ブラック企業ゆえに辞める
これは辞めて正解です。
しかし、辞めるまでが難儀するので、心身を壊してしまうのですよね。
もうこれについてはグダグダと説明の必要はないでしょう。
ブラックだと感じたら、すぐにヤバイところをメモなどに証拠を残して、労基に駆け込んでください。
もしくは弁護士事務所へ。
だまって会社を突然休んだって構いません。
相手はブラックで社会的な常識やモラルを持ち合わせていないのですから、脱出することが最優先です。
ホワイト企業でも辞める
これが新しい、若手が去っていく理由にもなっているのです。
ホワイト企業って、ほぼほぼ憧れるはずなんですが、去っていった若者からすると、
- 物足りない
- お客様扱い
- 将来像が見えない
- 成長させてもらえない
という理由が多いようです。
つまりパワハラなどのハラスメントを、既存の社員が過剰に警戒して、なるべく差し障りのない範囲でコミュニケーションを取ることが発端になっています。
いつまでも「お客様扱い」で、与える仕事は無難過ぎて穏やかにこなしてくれるものばかり。
リスクを取らせるような責任のある仕事は任せられないという判断なのです。
だって失敗してアドバイスでも与えようものなら、パワハラと受け取られる可能性があるからです。
少し強い口調で注意しようものなら、パワハラ受けましたと言われると、そこでジ・エンドなのです、企業側も先輩社員や管理職も。
そりゃね、扱いにくいですよ。
ここまでにしたのは前述したように、訳の分からないコメンテーターやその筋の専門家などが、ワーワー喚き散らした結果です。
企業内でも、初見の人間は遠巻きに見ていようぜ、というスタンスが取られたんですね。
思ってたんと違うので辞める
これもアリっちゃアリですけど、どの企業もアナタに合わせて設立してないですから、100のうち99は「思ってたんと違う」のは当たり前です。
残り1だって100%満足できない可能性は大。
アナタが社長になれば、思ってた通りに事が運ぶ可能性は、グーンと高くなります。
そのような状況で、職場にアレコレ文句を言い出すと、あっという間に嫌われる、避けられる、鼻つまみな存在になるので、誰も相手にしなくなります。
で、パワハラだと騒ぎ出すと、企業にとっては良い迷惑って話し。
だから真綿でクビを締めるがごとく、辞めさせる方向に持っていくわけですよ。
だから採用面接も高度に、複雑にならざるを得ない・・・。
大変ですね人を雇うって(汗)
離職率の実態
最後に統計でチェックしてみましょう。
少し古いデータですが、厚生労働省の公開した資料では、大卒の新規就職者の就職後1年目での離職率は、なんと11.8%です。
多分、今はもう少し上がっている気がします。
ちなみにホワイトなイメージのある1,000名を超す企業でさえ、1年目での離職率は7.9%ということですから、もう今なら10%近いと考えてもよいかもしれません。
まあ、従業員の数とホワイトっぷりが比例するわけではありませんが、ともかく、1割ぐらいは1年目に辞めてしまう現状があるということです。
まとめ
「新卒採用1年以内で辞める若手社員が続出中!パワハラ・セクハラの声が怖くて避けられるから?」というテーマで、ホワイトでも離職率が高まっている現状について独自の見解を書きました。
事務的なコミュニケーションと、指導しなくて済むレベルの仕事をさせておけば、新卒社員からパワハラだの言われることは無いという理論が蔓延っている気がしてなりません。
そんな環境では、ホワイト企業でも疎外感は生まれますよね、新卒入社の若手からすると。
つまり腫物扱いに嫌気が差し、将来の成長が見えないという理由で、若手が辞めていくわけです。
働きづらいよね、もしも、そんな雰囲気ならね。
参照
新規学卒就職者の離職状況(平成31年3月卒業者)を公表します|厚生労働省