物流業界に規制が入る2024年問題とは?宅配便での再配達が実施されない可能性も!?

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宅配便での受け取りは、なるべく一回で受け取る、つまり再配達をさせないように努めています。

また荷物を受け取る場合は、

  • ペンを持って出る
  • お礼をきっちり言う
  • 10秒以内でやりとりを終える

という3原則を自らに課して対応しています。

方針としては「はい、次の配達場所に急いでくださいませーー!」の精神ですね。

ヤマト運輸さんのみ、インターホン越しに「玄関に置いといてください」と言えば、そのまま次の配達に行って頂けるので、本人確認が必要でない荷物はそのようにしています。

だけども2024年でガラッと宅配便環境が変わるかもしれません。

物流業界の2024年問題

あまり目立っているネタではありませんが、2024年から物流業界では、大きな転換を迎える可能性があります。

なぜならば来年4月以降、トラック運転手の時間外労働の規制が強化されるからです。

下手すると宅配便など夜間配達が実施されなくなる、つまりサービスとして提供しなくなるのでは?という心配の声もありますが、ほとんどが企業間での問題と言えそうです。

個人向けの宅配サービスは物流市場全体からすると、大きな割合は占めていないので、再配達率の改善を掲げて時間外労働の負担を減らす動きとなるでしょう。

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再配達防止の対策

これは受け取り側と発送側の両方が足並みを揃える必要がありそうです。

通販においては、まれに時間指定ができないショップがあります。

それはまだいろいろと事情があるから仕方がない面もありますが、「置き配」に対応してない業者もあるので、その辺は業界で統一して欲しいところです。

置き配は確かに盗難や配達間違いの時の対応など、リスクはありますが、どこかで割り切らないと再配達率は下がることはありません。

宅配ロッカーを置くとしても持ち家ならできるでしょうが、賃貸物件では敷地に余裕がない物件では無理です。

駅やコンビニまで取りに行くことも効率的ではないですしね。

時間指定をしているのなら、やはり荷物が届くまで自宅で待機することが基本中の基本かと考えます。

実際、コンビニで宅配の受付や受け取りは、レジ自体が向いてない・・・。

コンビニ店員も実は面倒臭いのでは?

受け取り側の意識改革

再配達率の改善のカギは、やはり荷物の受け取りての意識次第。

ただし、それも限界があります。

どの問題でも当事者意識の低い人が1割ぐらいは存在するので、その手の人間に理解させるには、倍以上の労力が必要なため、どうしても改善には限界が出てくるのです。

明らかに配達側のミスでなくても、難癖つけるクレーマーや、ちょっと考え方がズレている人の存在は、もはやシカトしてもよいのでは?

脳がそうなってるんだから、サジなげるしかありません。

クレーム言うなら使わないでというぐらいの強硬姿勢でも取らないと、自己中心的な思考の持ち主には響かないです。

なぜ利用できないのだと文句を言うでしょうが、決まりですからの一辺倒で相手しなくてもいいのではないかと。

結論として、客を選ぶ時代へと転換が必要です。

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お客様は神様時代のしっぺ返し

訳の分からない「お客様は神様です」を逆手にとって、残念な人物が闊歩させないためには、「お客様は選ばれました」という時代がスタートしても良いでしょう。

人を見て商売することが受け入れられる社会に、一度、なってしまえばよいのですよ。

すでに某テーマパークはお金を出しまくる人に優位性を与えています。

ホテル宿泊者レーンなんぞを設けているではありませんか。

非常に良い傾向だと思います。

まとめ

「物流業界に規制が入る2024年問題とは?宅配便での再配達が実施されない可能性も!?」というテーマで、物流業界の2024年問題について書きました。

来年4月に施行されるわけですが、それからでないとどのように変わるか、まるで予想はできません。

送料無料がなくなるかもしれませんし、夜間配達も19時までなんて短縮される可能性もあります。

動向を見守るしかないですね。

参照

時間外労働の上限規制 | 働き方改革特設サイト | 厚生労働省

建設事業及び自動車運転業務の上限規制の適用について|千葉労働局

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