一人暮らしの親が長期不在のときの実家の管理はどうする?空き家を守る初期段階

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遠く離れた土地で親が一人暮らしだと、心配なのは長期不在による残された家の管理。

長期不在といっても内容は様々で、1泊2泊程度なら何ともないでしょうけど、1週間や1ヵ月またはそれ以上といった中長期となると、放置したままには出来ません。

もっとも考えられる長期不在は入院と介護施設に移った時です。

完全な空き家ではなく留守宅という表現が適切かもしれませんが、ともかく実家に誰もいない状況というのは、本来は好ましい状況ではありません。

ましてや遠方にいると頻繁に様子を伺うことはできませんので、そんな場合でも、しっかりと空き家を守っていく方法についてシェアしたいと思います。

空き家になると分かった時点でやること

入院や施設でしばらく実家に誰もいない状況となることがわかった時点でやっておくべきことは、

  1. 冷蔵庫の中の整理
  2. 新聞の配達を中断
  3. 郵便物の転送
  4. 自動車キーの保管
  5. 戸締り

この5つは最低限やっておくと良いです。

帰省の猶予が1日のうち数時間しかない場合は、全てを実行するのは厳しいかもしれません。

やれるだけのことをやれば良いかと思います。

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冷蔵庫の中身を整理

冷蔵庫の中の食品には、日持ちしないものが多いです。
勿体ないですが、さっさと廃棄してしまいましょう。

間違っても誰もいないからと言ってブレーカーを落としてはダメです。

冷蔵庫内がとんでもないことになります(汗)

新聞の配達を中断

新聞を購読しているのなら販売店に連絡して配達を止めてもらいます。

新聞受けに何日も溜まっていると防犯上、あまり良いとは言えません。

大事な連絡です。

新聞以外にも、地域内で配布される広報誌もあるのならば、一緒にストップしてしまいましょう。

やっかいなのはダイレクトメールとチラシの投函ですが、これは見守りサービスなどを利用する予定があるのなら処分を依頼しましょう。

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郵便物の転送

郵便物は郵便局で転送依頼をしておくと良いです。

あまりにも遠方だと転送ができない可能性もあるので、見守りサービスで保管が可能なら、そのような手配も選択のひとつです。

見守りサービスは有料ですので、費用面で心配ならば、役所や地域の相談員に実家の見回りについて相談してみましょう。

自動車キーの保管

自動車キーは、

  • 実家に貴重品入れに収納
  • 手元に持っておく
  • 親に渡す

など、適切な方法を選択するしかありません。

定期検査や車検が迫っていて、懇意にしている自動車整備工場やディーラーの担当者が信頼できるのであれば、事前にスペアキーを渡しておくという方法もとれます。

戸締り

近所に親しい人がいれば、しばらく誰もいないということを伝えておくこと、防犯面からも心強いです。

雨戸があればしっかりと締めておきましょう。

夜に電灯が付いてない日が続くと、目を付けられることもあるので、防犯面から人感センサータイプの照明を一時的に設置するのも役立ちます。

簡易なものでも十分です。

まとめ

親が存命中でも空き家になる可能性はあるものです。

空き家になるのは仕方がないとして、初動が重要になります。

どれだけの間、留守になるのか見通しが立たず、見守りサービスも利用していない場合は、1ヵ月~数か月に1度は実家の様子を見ることは免れないのが現実です。

いつか親が帰ってくることを考えると、簡単に「空き家」として扱うわけにもいかないため、家族や兄弟で話し合うケースも出てくることでしょう。

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