【深刻】ブラックバス問題!バス釣り好きが行うキャッチアンドリリースが何気に環境破壊?

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釣りに関しては門外漢に等しく、過去に体験したのは、

  • 防波堤
  • 磯釣り

を各2.3回の程度で、趣味までは発展しませんでした。

どうしても、おさかなさんの香りが(汗)

それと野外で行うものなので、インドア派としてはハマる要素は無かったのです。

深海魚の図鑑とか水族館は好きなんですけどね。

ところでブラックバス問題ってご存知でしたでしょうか?

釣り好きの人は狙いたい魚ですが、どうも、歓迎されていない部分もあるようです。

ブラックバス問題とは

ブラックバスの聖地と言えば「琵琶湖」だそうですが、なんと、ここには釣ったブラックバスを回収するためのボックスがあるというのです。

ブラックバスだけでなくむブルーギルなどの外来魚を釣りあげたら、回収ボックスに入れて欲しいという狙いの基に設置しています。

その理由は、2003年に滋賀県が条例でブラックバスなどの外来魚のリリースを禁じたからです。

キャッチアンドリリースは、無益な殺生をしないという面では尊いものですが、ことブラックバスとなると話は違うらしく、環境破壊や生態系の変化が琵琶湖以外でも加速しまくっている現状があるとのこと。

特に琵琶湖では10.12キロという世界記録のブラックバスが上がったことで、バサー(ブラックバスを狙う釣り人)が集まるわけで、琵琶湖もかなりヒドイ状況になっているのは否めないようなのです。

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ブラックバス問題関連の文献

ブラックバス問題は琵琶湖だけでなく、全国的なことでもあるため、一応、研究とか文献をあさってみると、まあ、めちゃくちゃ検索でヒットします(汗)

例を挙げるとコチラ。

参照:釣りと駆除事業から考える琵琶湖の外来魚問題

一度、じっくりと読んでみると、実情がわかります。

リリース禁止の条例にも反発があったみたい・・・。

さらには「幸福追求権」について裁判沙汰にもなっています。

琵琶湖での外来魚根絶は無理

某テレビ局で放送されている「池の水を抜く」という名の番組をよく見るのですが、当然のように外来魚天国です。

どこの池でも、そうなのでしょう。

在来種の肩身は狭くなる一方です。

その番組でもブラックバスは、肉食性で生態系を変化させ、環境を変えてしまう存在として駆除対象になっています。

琵琶湖なら、その数も尋常ではないでしょうし、ましてや駆除なんて不可能。

水を抜くなんてこともあり得ないわけですから、やはり、ある程度はごっそりと駆除する一方で、バサーの方々にも協力をお願いするしかないのかも。

バサーの方々も回収ボックスに入れるのは抵抗があるでしょうけどね。

もうちょっと違った形でブラックバスを回収するしくみを作れば、スムーズに駆除が出来ると思うのです。

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ブラックバス回収ボックス意外のアイデア

釣ったブラックバスを回収ボックスに入れるというのは、ちょっと「処理」がモロに見えて、釣り人からするとイヤなもんですよ、きっと。

例えば、1匹あたり100円ぐらいで、自治体指定の業者に引き取ってもらえるとか。

そうすると、こどもにとっても格好の小遣い稼ぎにもなります。

10匹回収すれば1,000円、それを1ヶ月続ければ3万円ですから、大人が副業としても参入してくるかもしれません。

100円という単価が妥当かどうかは別として、何らかの見返りがないと、善意だけでは限界があります。

人間は欲張りですから。

ブラックバス問題の場合、バスを釣り上げるという至福の喜びの裏に回収というものが付いてくるわけですから、過去にリリース条例への反発があったことを考えると、メリットが無いとやらないですよ。

金銭が難しいのなら、回収高に応じて記念品を渡してもいいじゃないですか。

とは言っても、回収側とそれを良く思わない側が、また対立したりするんでしょうね・・・。

まとめ

「【深刻】ブラックバス問題!バス釣り好きが行うキャッチアンドリリースが何気に環境破壊?」というテーマで、外来魚による環境問題について書きました。

これがまた釣りの対象として人気の種類だから、自治体側と釣り人側とでいろいろと揉め事もあったようで、難しさを物語っています。

しかし揉めたところで環境破壊は進んでいるし、もう取り返しの付かないレベルにまでなっている可能性も否定できません。

どうなることやら・・・。

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