ミニ四駆に第4次ブームが到来!親子2世代で楽しもう 人気の新製品や初心者におすすめモデルなどもご紹介
なんと、ミニ四駆に第4次ブームが到来しているそうです!第1次ブームの頃にミニ四駆にハマった子供たちも今ではすっかりお父さん。だったら親子2世代でミニ四駆を楽しむのもいいのでは?人気の新製品や初心者におすすめのモデルなどもご紹介します。
もくじ
ミニ四駆に第4次ブームが到来
コロナ禍で自粛が続き、部屋の中でも楽しめることということで、今またミニ四駆が人気を集めているそうです。
過去に3回ほどブームが訪れたミニ四駆ですが、今回が4回目となる第4次ブームです。
第1次ミニ四駆ブームは1988年でした。そして、第2次ブームが1994年、第3次ブームが2012年とあり、そして2021年に第4次ブームの到来です。
1988年の第1次ブームから33年が経過し、当時遊んでいた子供たちも既にお父さんです。そんなこともあって、この第4次ブームでは、親子で楽しむ姿も見られるとか。
お父さんも昔慣らした腕が騒ぎますね。子供に負けてなんかいられません。親子で共通の趣味が持てるなんて、いいですよね!
ミニ四駆について
ミニ四駆について少し詳しく紹介しましょう。
ミニ四駆はタミヤが製造販売する単三電池2本を使用して走らせることのできる1/32スケールのモーターで稼働する4輪駆動のプラモデルです。
対象年齢は10歳からで、専用のコースもあり、組み立てたミニ四駆を持ち寄りコース上を走らせ早さを競います。
また、専用のカスタムパーツが沢山発売されており、それらを使って自身のマシンを工夫をこらしながら理想的なセッティングに近づけていく面白さもあります。
もともとは年長者が楽しむラジコンカーに手が届かない年少者に向けた商品だったようですが、意外にも奥が深く安価なことから幅広い年齢層にウケました。
シャーシにはレーシングタイプとオフロードタイプがあり、ボディも実写から空想のモデルまで様々あり、自分の好みを反映させやすいのも魅力です。
ミニ四駆人気に火をつけた漫画
ミニ四駆は発売されてすぐに大きな人気を得たわけではありませんでした。
ブームとなったきっかけは、1987年に『月刊コロコロコミック』(小学館)にて『ダッシュ!四駆郎』(徳田ザウルス)の連載が開始されたのが大きいでしょう。
この作品によりミニ四駆の人気に拍車がかかり、翌1988年の夏からは、ミニ四駆全国選手権大会「ジャパンカップ」も開催されるようになりました。
1989年には『ダッシュ!四駆郎』がアニメ化され、さらに盛り上がっていきます。
その他にも『ミニ四トップ』(たなかてつお)、『レーサーミニ四駆世界グランプリ』(池田淳一)、『爆走!ダッシュクラブ』(樫本学ヴ)、『燃えろ!アバンテ兄弟』(こしたてつひろ)、『GO!GO!ミニ四ファイター』(おちよしひこ)といったミニ四駆をテーマにした漫画が、次々と作品化されました。
しかし、1991年になるとだいぶブームも下火となり、第1次ミニ四駆ブームまもなく終焉を迎えます。
その後、時を経ては、2次、3次とブームを繰り返し、2021年に第4次ブームが到来しました。
その間にミニ四駆を題材にした漫画作品は、およそ25作にも上ります。
当時ヒットしたミニ四駆をテーマにした漫画作品を、この機会に今の子供たちも読んでみるといいかもしれませんね。
最近人気のミニ四駆モデルを紹介
ミニ四駆は歴史が長いだけに、時代と共にかなり進化を遂げてきました。
その中で、現在発売中のミニ四駆モデルの中で特に人気の高いモデルを5つほどご紹介します。
タミヤ レーザーミニ四駆シリーズ No.1 ロードスピリット VZシャーシ
『MINI 4 KING』(ミニヨンキング)の主人公、工藤モー太が駆るマシンをモデル化したもの。
タミヤ ミニ四駆REVシリーズ No.06 スターターパックAR スピードタイプ (エアロ アバンテ)
人気の高いエアロアバンテのキットと、レース参加に欠かせない基本的なパーツやドライバーなどの工具をワンセットにしたスペシャル仕様。
タミヤ フルカウルミニ四駆シリーズ No.47 ビークスティンガーG (ARシャーシ)
小学館コロコロアニキ第3号 (2015/7/15発行)に掲載のマンガ「レッツ&ゴー!! Return Racers!!」に登場するミニ四駆。
タミヤ ミニ四駆特別企画商品 レーサーミニ四駆 ダッシュ1号 皇帝(エンペラー) タイプ3シャーシ仕様 スペシャルキット
『ダッシュ!四駆郎』に登場するダッシュ1号エンペラーのキットに、タンクローの愛車ダッシュ2号バーニングサンのボディをセットしたもの。
タミヤ ミニ四駆REVシリーズ No.18 K4 ギャンボー FM-Aシャーシ
海外でも人気沸騰中のカスタム軽トラックをモチーフにしたマシン。
初心者には人気の高いこちらのモデルがおすすめです。
タミヤ ミニ四駆PROシリーズ No.57 イグニシオン MAシャーシ
「ミニ四駆PRO」シリーズは初心者におすすめのシリーズですので、選ぶ際に注目してみてください。
まとめ
私自身はラジコンには結構どっぷりとハマりましたが、ミニ四駆がブームになったのは少し下の世代なので、やったことはありませんでした。
しかし、今回調べてみたらなかなか面白そうで、とにかくパーツの種類がすごく豊富で、まるで実写をカスタムするのに近い感覚が子供にも味わえてしまうという魅力があるなと感じました。
ラジコンはやはりパーツなどがかなり高額ですので、子供のお小遣いではなかなか十分に楽しみ切れませんし、最近は走らせる場所もだいぶ少なくなってきたように思います。
その点ミニ四駆だと、本体も安いですから、お小遣いに合わせて毎月カスタムするなど、とても楽しめそうです。できれば友達と一緒にどっぷりとハマりたい感じですね。
ミニ四駆は男子のみならず、女子だって楽しめると思います。そしてミニ四駆にハマった子供たちが、未来の車好きになるのですかね?
近年、若者の車離れが叫ばれていますが、自動車メーカーもミニ四駆とタイアップを組んで、積極的に子供たちに働きかけてみると、将来のユーザーが増えるのでは?