南海トラフ巨大地震や火山噴火は本当に起こるのか?2023年の地震警戒エリアを大公開!
地震大国日本と言いますが、大地震のニュースは海外からの方が多く聞こえてくるのは気のせいでしょうか。
特にニューギニア近辺の名前が印象的です。
実際に2022年では、
- 3/8:パプアニューギニア、ニューギニア北岸
- 9/11:パプアニューギニア、ニューギニア東部
と2度も大きな地震が起こっています。
その他にもソロモン、トンガ、フィジーの各諸島近辺でも11月に3度も起こってますから、もしかして日本は安全なんじゃないの?って思ってしまいます。
そこで今回は、南海トラフをメインに、本当に日本は地震大国なのかを調べてみましたので、知り得た情報をシェアします。
過去の南海トラフ巨大地震
メディアを通じて話題に上がるのが南海トラフ巨大地震です。
過去には1944年「昭和東南海地震」、1946年「昭和南海地震」が該当するわけですが、このまま「起こる起こる詐欺」であり続けてほしいのが本音です。
仮にマジで南海トラフ巨大地震の類が起きたとすると、専門家の間では、
- 被害総額:220兆円
- 死者数:約32万人
と予想されていて、東日本大震災の10倍以上ということになっています。
その他、南海トラフ巨大地震以外にも、「首都直下地震」「富士山の噴火」も可能性はゼロではないということが述べられていることから、地震リスクは高い考えても良いのではないでしょうか。
南海トラフとは
そもそも南海トラフとは、いったい何なのでしょうか?
わかっているようで分かっていなかったので、改めておさらいをしてみました。
気象庁の公式ホームページから引用すると、
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域
であることが書かれています。
静岡県から九州あたりまで日本列島と並行している、4,000m級の深い溝と言えばイメージしやすいかもしれません。
南海トラフ巨大地震が警戒される理由
なぜ、こうも頻繁に南海トラフ巨大地震が起こると言われるのか?
それは南海トラフ巨大地震が、およそ100~150年の間隔で発生しているからです。
前回の南海トラフ巨大地震は前述しましたが、
- 1944年:昭和東南海地震
- 1946年:昭和南海地震
であり、すでに80年近く経過しようとしています。
つまり徐々に「起こってもおかしくない領域」に突入しつつあるわけです。
それでもまだ20年ぐらいあるじゃないかという考えもありますが、自然災害における数字の予測は、あって無いようなもの。
そんなの知ったこっちゃないという人は、そのままで良いですし、少しでも頭の片隅に置いておきたい人は、何らかの対応策を少しずつやっていくでしょう。
その差は非常に大きいとは思いますけどね。
南海トラフ巨大地震発生のしくみ
地震なんて起こらない方が良いわけですが、南海トラフというユーラシアプレートとフィリピンプレートの境界では、年に数センチほど動きがあるわけです。
ユーラシアプレートの下にフィリピンプレートが潜り込むかたちになっていて、ユーラシアプレートのひずみが耐えられなくなって、パンッと弾けた瞬間、地震が起こるようになっています。
今は、ユーラシアプレートが必死に耐えている状態と言えば、その怖さもイメージできるのではないでしょうか。
地震警戒エリア
専門家筋の間では、以下の5つのエリアが特に警戒する地域だとしています。
- 東北エリア
- 能登半島エリア
- 千葉県北西部・茨城県南西部エリア
- 紀伊水道エリア
- 熊本エリア
ちなみに、東北エリアと千葉県北西部・茨城県南西部エリアが取り上げられているのは、日本海溝があるからです。
こうなってくると日本は地震リスクは高いと言わざるを得ません。
そりゃ地震保険の加入率も高くなるわ。
まとめ
「南海トラフ巨大地震や火山噴火は本当に起こるのか?2023年の地震警戒エリアを大公開!」というテーマで、南海トラフ巨大地震関連について書きました。
いやー、ぶっちゃけ日本で窮屈ですね・・・。
太平洋側は南海トラフと日本海溝が走っていて、日本海側にはいろいろと問題の多い国があるわで、それ考えると肩身が狭いwww
だけど経済などの水準が高いとか、いろいろなことで「ちっぽけな島国」とはなっていません。
リスクは抱えてるけど、やっぱりスゴイぞニッポン!
参照
首都直下・南海トラフ・富士山噴火に備える=京都大名誉教授・鎌田浩毅|週刊エコノミスト Online
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