安全装置や自動化の充実が進んだ自動車を購入して逆に運転する気が無くなってしまった理由

昨年の2月、軽自動車の新車を十数年ぶりに購入したのですが、乗車機会が激減しています。

激減しているというよりは、激減させていると言った方が適切かもしれません。

その理由は単純明快で、安全装置や自動化といった便利で安心な機能が、逆にストレスに感じるからです。

ライトのオンオフぐらい、自分で判断させてくれというような小さなイライラが積み重なり、ハンドルを握る機会を遠ざけているのです。

そこで今回は、現代の自動車のイライラについて、ぶちまけたいと思います。

イライラの元凶

自動車の運転に限っての話として進めますが、ドライバー側の判断で操作できるものは、何でも機械的に装備として機能に盛り込まないで欲しいという思いが強いです。

具体的には、

  • ライトのオンオフ
  • ライトの上下操作
  • アイドリングストップ
  • オートロック(自動解除)
  • ウインカーを元に戻す必要がない仕様

などですかね。

ライトのオンオフなんて、暗く感じたらオンすればいいじゃないですか。

対して暗くもないのに点灯、しかもオートハイビームに設定しているのか、たまにコチラ側がまぶしい思いをすることがあるわけですから、自動化も便利というわけではありませんよ。

そもそもライトのオンオフやハイビームが必要な状況など、ドライバーから判断力を奪う気がしてなりません。

しかし、そんな判断力が無いドライバーが増えたから、こうなってしまったとも言えるでしょう。

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選択制にして欲しい

ライトのオンオフをはじめ、通常、操作頻度が高いものに関しては、自動車の機能として盛り込むか、ドライバーの判断にゆだねるかは、契約時に選択させてほしいものです。

ライトのオンオフなんて、基本的にマニュアル操作で良いでしょうに。

何よりも、あらかじめ判断力が低いと決めつけられていることが釈然としないわけです。

ちなみにライトについては、過去記事でもふれています。

自動車のオートライトが釈然としない!ドライバーの判断で点灯・消灯がダメな理由を追った

車間距離云々を自動で保つような動きもありますよね。

ドライバーが判断しなくて良いのなら、自動車学校は要らないではありませんか?

運転免許なんてのも単なる飾りに。

だからコストも跳ね上がって、若者が自動車に憧れを抱かないのもわかりますよ。

カギを回させてくれ

最初に新車購入のためにディーラーを訪れて、実際に車内を見渡した時に思ったのは、

カギを差し込んで始動させてくれ

ということでした。

今は持っていればドアの施錠も簡単ですし、エンジン始動もワンプッシュです。

つまりカギとは言え、もたされているだけの邪魔なものでしかないというものになりました。

どうせならカギ穴に挿して、回転させてくれよと。

それぐらいの仕事はカギの残しておいて欲しかったですね。

カギを挿しているからこそ、車内での置き場にも困らないわけです。

ポケットやバッグに忍ばせていると、ホントに邪魔で仕方がありません。

しかもゴツイし。

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新車より中古車が恋しい

旧車のようなビンテージものとまでは希望しませんが、それまで乗っていた初代タントが非常に懐かしいです。

状態が良くて安全装置も運転席と助手席にエアバックが装備してあれば、あとは全てマニュアル操作を要するほうが緊張感を保てますし、より安全運転を心がけることができます。

世の中には安全装置に過信して、注意散漫な人もいますからね。

高齢者の免許返納を促しつつも、そのような人が判断しなくても良いような機能を盛り込み続けているという矛盾。

とにかく、今の自動車は個人的に運転には窮屈で自分で判断できるのにできないもどかしさでイライラします。

だから運転機会を減らしました。

まとめ

「安全装置や自動化の充実が進んだ自動車を購入して逆に運転する気が無くなってしまった理由」というテーマで、現代の自動車の機能について話しました。

全然、便利とか楽だとは思わなくなってしまった自動車の運転。

フロントガラス上方の真ん中に出っ張った車載カメラなども、はっきり言って視界を遮っていて邪魔でしかありません。

下手すると、信号の位置とカブったりするんですよ、停車したときに。

はっきり言って新車購入は後悔しています。

参照

資料ダウンロード/独立行政法人自動車事故対策機構 NASVA(交通事故)

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