新NISA制度移行を目前にして新たに投資先を設定する積立予約をやってみた!投資先はどこがよい?
ここのところSNSでは「新NISA」をネタに、投資系、マネー系、貯蓄系の投稿者が、バンバンと動画を挙げています。
クドクドと前置きだけが長い投稿者は論外ですが、ランキング形式でダラダラと伝える構成もイライラ。
特にTikTokは、1分以上の動画が収益対象ということもあって、ただ、時間経過のために引っ張っているような内容が多すぎ。
だから依存するほど見る必要性はゼロなのですが、やはりじっくり勉強するにはブログです。
動画ではなくテキストベースの媒体が、記憶に定着し理解も進みます。
昨日、筆者も「新NISA」移行に向けて、新たな投資先を選定して「積立予約」をしましたので、その詳細について書いてみます。
もくじ
自分の意思で投資せよ
スーツに身を固めて、意図が見えない手振りを加えて、新NISAについて早口で捲し立てるような投稿が、実に増えて参りました。
そのほとんどが新NISA移行についての注意点、もしくは投資先のファンド銘柄を推奨していくものです。
損だとか得だとか、そういうことを言っている動画は要注意ですね。
そもそも、投資で数億ほど儲けたという肩書で、どこの誰かわからないような人が伝えた情報を、鵜呑みにすること自体、あり得ません。
金融庁に登録している業者なら、鵜呑みにしてもらっても、そりゃ自己責任のもとでなら全く構わないのですが・・・。
ファンドに積み立てるにしても、そりゃ成績の良い銘柄はたくさんあります。
さらに、投資で成功した(ような)人が、誰に向かって話しているかわからない目線と、しゃべりに合わせてリズムを取るような手の動きで、銘柄を紹介していたら、マネしたくなりますよね。
何はともあれ、自分の意思で投資したいものです。
積立予約とは
サブで使っている楽天証券で積立予約をしました。
クドクドと説明するより、公式サイトを参照した方が早いです。
ちなみに積立予約は、現状で投資先や投資金額を変更する必要がない場合は、利用する必要性はありません。
さらにスマートフォンサイトからのみの受付です。
パソコンからではダメな理由がわからん・・・。
積立予約でやったこと
筆者の場合は、現行の「つみたてNISA」で7か月、1銘柄で少ない金額で試したのですが、損益率は5.5%です。
なんとなくですが、年利ではありませんけど、まずは目論んだ最低ラインの5%を超えたので、新NISAに移行した場合は、積み増しをしようと考えました。
積立予約でやったことは、
- 銘柄を5つ追加
- 投資金額を増額
という2点です。
新たに追加した銘柄については、以下の優先順位で決めました。
- 楽天証券推奨
- 信託報酬が0.1%以下
- インデックス系
これらの個人的な基準に加えて、予想されるリターンなどを総合的に考えてのことです。
ちなみに分配金コースの設定は「受取型」と「再投資型」がありますが、楽天証券の推奨は受取型になっています。
- 受取型:現金で受け取り
- 再投資型:分配金分を追加購入
筆者は全てのファンドを「再投資型」にしています。
中高年に積立は向かない
これもTikTok動画で伝えられているのですが、50代から新NISAでの「つみたて投資枠」を否定するかのような内容が、ときどき流れてきます。
結論としては、「それってあなたの感想ですよね」という感じです。
ズバリ、放っておけやとい印象でしかありません。
論調としては、20代30代からの方がリターンが大きいという、誰でも言えそうなことを、訳知り顔で言ってるだけ。
50代だと20年後は70歳で、せっかく積みあがったものが、使えずに亡くなってしまうこともあるという主張です。
そんなもん、20代30代から積み立てしても70代どころか、それより若くして亡くなるケースも無きにしも非ずなので、全く、伝える意味がありません。
マネー系の「話芸」には、要注意です。
投資顧問、税理士、公認会計士、FPなどがリリースしている情報以外は、半分、マユツバものとして見ておきましょう。
もしくは自分で勉強して納得することです。
まとめ
「新NISA制度移行を目前にして新たに投資先を設定する積立予約をやってみた!投資先はどこがよい?」というテーマで、積立予約について書きました。
投資は自分で勉強して、自分の責任でやるだけです。
魅力的な投資話をもってくる人はゴマンといますが、それに乗っかることほど、愚かなことはありません。
金融庁が認めたことだけを対象としましょう。