100歳以上が増えている!前年比8%増【人生100年時代】

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100歳以上の人口が確実に増えているようです。前年比で8%増、51年連続で100歳以上の高齢者が増える日本。まさに人生100年時代は確実にやってくる!

増え続ける100歳以上の日本人

日本人の人口が減少する中、100歳以上の長寿の方が毎年増え続けているようです。

今年も日本の100歳以上の人口が前年比8%増となり、8万6510人に達しました。しかも、51年連続で過去最多を更新中です。

まさに「人生100年時代」がリアルとなってきています。

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100歳以上の男女比は?

100歳以上の高齢者が増える中、男性の100歳越え人口も増えつつあります。

とは言え、男女比で見ると、女性が7万6450人と、9割近くを占めています。

やはり、圧倒的に女性の方が長生きということですね。

ちなみに、都道府県で比較してみると、当たりの100歳以上の人数が多いエリアは、1位が島根県で人口10万人に対し127.6人と8年連続で最多です。

反対に最も少ないのが、40.01人の埼玉県で、31年連続で最下位だそうです。

ただ、この比較は、島根県が長寿の県とも取れますが、反対に埼玉県は若者が多い県(出生率が高い、若い移住者が多い)ともとれますので、島根に移住すれば長生きできるとも一概には言えなさそうです。

単純に100歳以上の人口を見てみると、

1位:東京
2位:神奈川
3位:大阪

と、人口の多いエリアは、それと比例して100歳以上の人口も多いようです。

100歳記念の銀杯は銀メッキに

100歳を迎えると、内閣総理大臣と現住所のある都道府県知事、市区町村長の3者から、記念品が贈呈されます。

そのうちの内閣総理大臣からの記念品は銀杯です。

しかし、100歳を超える長寿の人口が増えたことにより、かつては純銀の銀杯も現在は予算の都合で銀メッキとなってしまいました。

この先、100歳以上の人口が更に増えると、この銀杯の記念品もなくなってしまうか、年齢が引き上げられるかもしれませんね。

また、知事や市区町村長からの記念品は地域により異なりますが、記念品の廃止をした地域もあるようです。

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人生100年時代が当たり前になると

2021年現在の日本人の平均寿命は、男性が81.64歳で、女性は87.74歳です。

これは、男女共に過去最高で、男性は9年連続、女性は8年連続で更新しています。

女性に関しては、ほぼ2人に1人は90歳くらいまで生きるわけですから、この勢いで長寿化が進めば、あと数年で平均寿命も100歳に達しそうです。

健康で長生きできるということは、とても良いことですが、その反面、生活するうえでのお金の問題も考えなくてはなりません。

現在の年金受給開始年齢は65歳ですが、これは近い将来70歳へと受給開始年齢は引き上げられるでしょう。

更にその先は75歳へ…。そうなると、高齢者の概念も変わりそうですね。

ただ、寿命が延びたからと言って、誰しもが75歳まで働けるようになるとはかぎりません。

働けなくなってから寿命が尽きるまでのあいだ、どうやって暮らしていけばいいのか。そういったことを考えると、手放しで喜べない面も見えてきます。

長寿化に伴い、リタイア後も破綻しない生活が送れるような。そういった仕組みも早急に整えていく必要がありそうです。

これから先は定年の概念も変わり、少なくとも健康なうちは「働き続けられる限り働く」というのが、今後のスタンダードになりそうな気がします…。

まとめ

長寿化に伴い、老々介護が老々々介護と3世代に渡る介護も出てきそうです。

反対に4世代が同一世帯で暮らすという暮らし方により、生活費を抑える暮らし方も出てきそう。

いずれにせよ、これからの重要なキーワードは「共存」でしょうか。

みんなで協力し合って「持続できる社会づくり」をしていく必要がありそうです。

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