薬剤師の結婚はタイミングが難しい?キャリアと家庭の両立に欠かせないこと
薬剤師になるには、大学で6年間学んだあと、国家試験に合格しなければなりません。
恐らく社会に出るのは早くて24歳です。
それからキャリアを積んでいくわけですが、結婚のタイミングはやはり悩みどころでしょう。
2.3年ではキャリアの入口に過ぎないでしょうし、少なくとも5年は社会人かつ独身生活を満喫したい部分もあるかと・・・。
そこで今回は薬剤師さんの声を拾って結婚のタイミングについて知り得たことをシェアしたいと思います。
もくじ
コロナ禍の薬剤師さん
コロナ禍にあっては、薬剤師さんの業務も大変です。
昨年、子どもが鼻風邪で耳鼻科に通院した時、診察を終えた後、医療事務の方が処方箋を持って薬局へ駆け込みました。
しばらくして薬剤師さんが薬を持って会計のために、駐車場まで走ってきてくれたのです。
鼻風邪とは言え、前々日に微熱があったことを伝えたために、このように走り回ってくれたわけです。
しかも何組もの患者さんのために・・・。
とにかく申し訳ない感じでいっぱいでした(汗)
ドライブスルーなどの体制が整っていない時期だったので、とにかく動くしかなかったのでしょう。
今現在、オミクロン株の猛威で薬局でもPCR検査を受け付けている状況にあっては、薬剤師さんの活躍が社会の支えです。
薬剤師の結婚のタイミング
さて薬剤師さんの結婚のタイミングですが、ぶっちゃけ、余計なお世話という感じも否めません(汗)
あくまでも私見と捉えて欲しいのですが、カギは3つです。
- 現場の経験
- 節目となる年齢
- 管理職
現場の経験
6年間も薬剤師になるために大学で勉強して、難関の国家試験にも合格し、晴れて薬剤師としてのキャリアをスタートさせて、その2.3年後に結婚というのは、いささか早計な気はします。
2.3年では中堅社員レベルとまではいきません。
それどころか仕事が面白くなってくる時期です。
スキルと業務の幅が伸び盛りのタイミングで結婚して、家庭のこともやるとなると、両立が厳しい面も出てくるのでは?
節目となる年齢
区切りの良い年齢と言えば30歳です。
昔は特に女性が30歳を過ぎれば云々なんて、無責任な発言で追い詰めていた人は多くいたでしょうけど、今は時代が違います。
年齢を理由に結婚を押し付ける方が、やかましく言われる時代。
しかし薬剤師の場合、30歳になるころには十分な業務経験も詰まれていますし、次のステップに上る時期でもあります。
そんな時は、私生活にも余裕が出てきているでしょうから、結婚のタイミングとしてはアリとも言えそうです。
管理職
薬剤師さんも管理薬剤師という上級職があります。
店舗の運営責任者の顔も持つわけですが、業務量は格段に上るものと思われますが、報酬も上がるはずです。
管理薬剤師を目指すのが薬剤師としてのキャリア形成のひとつと言えるでしょうから、将来の独立なども踏まえると必要な目標ではないでしょうか。
新たな目標の達成には、家族のサポートが必要になることも多いです。
理解ある配偶者であれば、より生活は充実することでしょう。
さらには子どもを授かりたいと考えるならば、今のご時世、30代半ばでの出産も珍しくありませんし、社会的に安定している時期でもあるので、子育てには丁度良いと見る人も多いものです。
薬剤師さんに定年はない
薬剤師さんは長く続けられる職業です。
組織に所属していれば定年退職がありますが、それ以降も働ける可能性は非常に高い。
独立して自らの店舗を持てば定年はありません。
長いキャリアの中で、最初の5年から10年が、薬剤師としての礎を築く時期と言えそうです。
まとめ
「薬剤師の結婚はタイミングが難しい?キャリアと家庭の両立に欠かせないこと」というテーマで、薬剤師さんの結婚について私見を述べてみました。
一応は薬剤師さんの意見もザッとチェックしましたが、考え方は人それぞれということもあって、なかなかモデルケースという形ではお伝えできるものではありません。
結婚だけでなく、子どもも授かりたいというのならば、タイミングはさらに悩ましいものになる印象です。