旧いラジコンカーで遊ぶ 子供の頃の楽しい思いをもう一度!いや人生のリベンジを果たす?
ときどき同世代と昔話しをしていると、話題に上がることのあるのがラジコンの話。よくやったとか、買ってもらえなくて悔しい思いがあるとか、作って初日で壊したとか。そんな旧いラジコンカーをもう一度始めてみませんか?というのが今回の話です。子供の頃の楽しい思いをもう一度!いや人生のリベンジを果たす?どちらだってOKです。いまこそもう一度、あのラジコンを始めてみませんか?
子供の頃熱中したラジコンカー
子供の頃、ラジコンカーブームというのがありました。テレビでもラジコン番組をやっていたくらい人気でした。アラフォーからアラフィフ世代の人なら、「懐かしい!」と思うかもしれませんね。
ラジコンと言っても子供用のものではなく、もともとは大人が楽しむような本格的なもの。最近ではホビーラジコンとも呼ばれている、自分で組み立てるものです。値段もそこそこするので、子供の頃はお小遣いが足らず買えなかったりして、悔しい思いをしたなんていう人も少なくないことでしょう。
そんなラジコンですが、最近はあまり近所で走らせている人を見かけなくなりました。全国各地の模型屋さんに専用のラジコンサーキットなんかもありましたが、だいぶ少なくなってしまっているようです。
子供の頃は車に対するあこがれが強く、しかし子供であるが故に車はまだ運転できないので、それをラジコンカーを走らせることで満たしていたところがあります。大人だって、あこがれの車はなかなか買えないものだし、ましてや実車でのレースなど普通はできないものだから、ラジコンカーで気分を満たしていたなんていうところがあったのかもしれませんね。
ホビーラジコンをもう一度
最近の子供たちはあまりラジコンには興味がないようで、走らせている姿は全くと言っていいほど見かけません。というか、外で遊んでいる子供の姿をそもそも見かけません(笑)。
リアルよりももっぱらバーチャルなゲームの方に興味が行っているのかもしれませんが、実際に手を動かして作ったり走らせたり、そして時には物理的に壊れてしまったのを創意工夫で直したり、そういうのもやってみると面白いのになと思ってしまいます。
そんなわけで子供たちはさておいて、大人である私たちが、もう一度ホビーラジコンをやってみてはどうかという提案です。
大人になったいま、子供の頃よりは金銭的にも自由になるお金も増えているでしょうし、何より当時よりもだいぶ価格の方も安くなっているんです。
そんなラジコンカーを休日にコツコツ少しずつ作っていく。ガレージで実車をいじるのは難しくても、ラジコンカーなら小遣いの範囲で場所もそう取らず自宅でできますよ。
むかし憧れたあのモデルも売られている!
でも今の新しいラジコンには興味がない。当時憧れたあのラジコンがやはりほしいな。そういう人もいるかも知れませんね。
特にリベンジしたいという欲求を抱えている人なら、なおさらのことでしょう。男ってどこかそういう昔の出来事を引きずるところがありますから(笑)。
そんな人に朗報なのが、当時のモデルが今もけっこう売っているということです。再販されたり、それが人気になって現行モデルにラインナップされたりして。
例えば、タミヤのモデルで言うと、グラスホッパーやホーネットといった人気の入門マシンや、人気のあったマイティフロッグ、最高級マシンのホットショットといったモデルのほか、モンスタービートルやワイルドウイリスなんていうコミカライズされた任期モデルまでも、いまでも新品で手に入るのです。
こんな懐かしのモデルの名を耳にしたら、心がくすぐられてきませんか?
ラジコンにもプレミア旧車がある
実はラジコンにも旧車の世界があって、当時物はけっこうプレミアが付き、マニアが集めていたりします。
特にタミヤの超初期のモデルなんかは、オークションなどで驚くほどの高値が付いています。タミヤが始めて販売したポルシェ934ターボのラジコンなんて、未組立モデルならちょっとした中古車が買えてしまうくらいの値段になっているのでびっくりです。
そこまで古いモデルでなくても、バギーチャンプや初期のF1やF2、サイドカーなんかのモデルなど、10万円くらいのプレミア価格になっているものもゴロゴロあります。ラジコンにも旧車的価値ってあるんですね。
でもそういったなかなか手に入らない古いモデルを、部品取りとか、パーツとかをコツコツ集めて作り上げたりしたら、実車の旧車レストアにも似た満足感は得られると思います。
バックヤードビルダーならぬ、ベッドルームビルダーですね(笑)。
まとめ
今回は懐かしのラジコンカーをもう一度始めてみませんか?という提案でした。
子供のいる家庭なら、お父さんがラジコンを作り始めているのを見て、子供も興味を持ち始め、親子でラジコンを走らせるなんていう新たな楽しみもできるかもしれませんね。
実車はさすがに何台も所有するのは難しいですが、ラジコンなら数台程度であれば奥さんも大目に見てくれることでしょう。
ラジコンもハマればドロ沼ですが(笑)、なにか趣味を探している人には、意外とおすすめかと思います。実際に始めてみないとわからないかもしれませんが、実はラジコンカーって、走らせなくても組み立てるだけでも楽しいんですよ。
私も「積みプラ」ならぬ「積みラジ」が、部屋に何台も…。