4月に新入社員がやってくる一方で退職していく人がいる!退職理由ナンバーワンは?
4月は日本中がリフレッシュされる時期です。
- 入社
- 入学
- 新年度
この3大行事のお陰で、新たなスタートを切ることができます。
元旦とは違って、仕事や学業の面での区切りは、やはり4月が相応しいですからね。
しかしながら新入学生、新学年、新入社員がキラキラする一方で、一部は、憂鬱な人もいるのでは?
定年ではない退職を考えている人にとっても、4月は複雑なのではないでしょうか。
そこで今回は退職というテーマで、個人的な体験をふまえてのコラムを書いてみたいと思います。
もくじ
退職は体力が必要
意外に思われるかもしれませんが、退職には体力と気力が必要です。
個人的な体験からすると、辞めます宣言してからは特に顕著で、その理由としては、
- 余計に手を抜けない(有終の美というやつ)
- 周りの目を意識(知らない人も多いのに)
- 土壇場で揉めたくない
- 土壇場で失敗したくない
- 土壇場で病欠などしたくない
とまあ、さまざまなことを意識してしまいました。
しかも筆者の場合は、後任選びが難航して実際の退職まで1年半かかってますから、もう、最後の方はぶっちゃけ勤務が面倒くさい感じでした。
この後継者選びなどでの会社側のグダグダで、退職して正解だなと確信できたことは幸いでしたね。
退職までの期間は短い方が良い
退職の意思表示をして、実際の退職を迎えるまでの期間は、早ければ早い方が絶対に良いです。
もちろん、さまざまな都合があるでしょうから、筆者のように1年半は例外と考えてください。
具体的には最速で1ヶ月、長くても半年後は新たな環境に飛び込むべきです。
民法においては2週間前までに申し出ればOKなので、それを踏まえて行動しましょう。
ただし会社の都合も無視するわけにはいかないですから、就業規則に退職についての項目があるのなら、事前にチェックしておくことは言うまでもありません。
正社員の場合は自主退職でも2週間後に「はい退職」とはなりにくいと考えられるので、余計に早く行動は起こすべきですね。
退職理由は何が多いのか
厚生労働省の令和2年雇用動向調査結果の概要によれば、令和2年の転職によって前職を辞めた理由として多いのは、定年や契約期間満了を除き、
- 男性
- 給料等収入が少なかった:9.4%
- 職場の人間関係が好ましくなかった:8.8%
- 労働時間、休日等の労働条件が悪かった:8.3%
- 女性
- 職場の人間関係が好ましくなかった:13.3%
- 労働時間、休日等の労働条件が悪かった:11.6%
- 給料等収入が少なかった:8.8%
となっています。
順位に違いはあるものの主要な理由は3つしかないということですね。
特に女性の人間関係の比率が多いのには驚きです。
これでは働きにくいはず・・・。
個人的な退職理由
統計上は前述したとおりですが、個人的な退職理由は、
- 未来が予測できた
- 待遇
- 社風
この3つです。
未来が見えたという意味は、具体的には、5年後、10年後、あるいはそれ以降の自分の立場が予測できてしまった、つまり変化が見えないことが予想されたからです。
転勤のしようがない職場でしたから、これから20年以上も働く場所ではないと確信したわけです。
実際に事業は急速に縮小されて、もう輝くことは無いでしょう。
待遇についてはですね、正社員として入社して14年目で手取り14万円ということからも、容易に想像できると思います。
ただし社名だけは偉大でした。
何と言っても大阪府に本社がある、超有名企業の系列でしたが、実態は、田舎ではちょっとマシな会社(に見えた)程度です。
その社名によって社風も古臭く、足かせとなったのです。
まとめ
「4月に新入社員がやってくる一方で退職していく人がいる!退職理由ナンバーワンは?」というテーマでのコラムでした。
個人的な体験は、こうした時に役立ちます。
筆者以上にシンドイ経験をした方も、たくさんいらっしゃるでしょう。
だけども書いてはいませんが、ちゃんと身体壊しましたからね(笑)
それも引き金にはなりましたので、きっと天からお告げでもあったのだと感じています。
今は最高!