シンポジウムってどういう意味?フォーラムとセミナー等とは何が違うのかを解説
似ているようで似ていなさそうなイベントってありますよね。
例えば、
- シンポジウム
- フォーラム
- セミナー
- カンファレンス
- ディスカッション
の違いが、よくわからない人もいるのではないでしょうか。
何となく想像はしているのですが、目的すらも曖昧なので、よい機会ですから調べてみました。
もくじ
シンポジウムとは
シンポジウムは「研究発表会」「公開討論会」を指す言葉です。
主に複数の登壇者が多くの聴衆の前で、ひとつのテーマについて意見を述べ合い、時折、質疑応答するようなイベントです。
シンポジウムの一般的な構成としては、基調講演が行なわれた後、各ブースや小会場を使って複数の講演が同時並行に行う形式がイメージしやすいでしょう。
講演者と参加者は質疑応答などで交流が可能です。
フォーラムとは
講演者と聴衆(参加者)が、ひとつのテーマに対して討論を行い、結論を導き出すイベントです。
シンポジウムは意見交換に対して、フォーラムは結論を出すことが目的になっています。
言うなれば大規模な会議とでも言い換えることができるかと思いますが、日本的会議は結論ありき、あるいは結論先送りのイメージあるので、多少、ズレているかもむしれません。
セミナーとは
ゼミナールが語源と言われており、講演者による一方的な講義形式のイベントと考えると良いです。
講演者が行う講義に興味関心のある受講者が集まって開かれます。
ビジネスセミナーや投資セミナーなど、様々な場所で耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。
カンファレンスとは
ミーティングや打ち合わせ、あるいは申し送り事項のための話し合いです。
何となく医療用語のような雰囲気がありますが、特に、医療関係者だけのスタイルではありません。
スポーツの分野でも「カンファレンス」という言葉が用いられていますが、その場合は、リーグを意味します。
ディスカッションとは
ディスカッションは、あるテーマについて自由に討論し、より良い結論へと向けていくものです。
グループディスカッション、パネルディスカッションなど、よく聞きますよね。
ちなみにディベートは意見対立が前提ですので、ディスカッションとは別物です。
まとめ
似ているようで似ていないような気がする言葉について整理をしてみました。
簡単に言えば、
- シンポジウム:意見交換
- フォーラム:結論を出す話し合い
- セミナー:講義
- カンファレンス:規模の大きな会議
- ディスカッション:自由討論
ということになるでしょうか。