新しいトレンドか?サバティカルタイムという言葉の意味と使い方や日本での普及について
また何やら新しい言葉を見てしまいました。
「サバティカルタイム」です。
全く意味や使い方の見当がつかない言葉でしたので、いろいろと調べてみることにしました。
もくじ
サバティカルタイムとは
サバティカル(Sabbatical:研究休暇)タイムは、通常は長期休暇を指し、主に研究者、教授、または一般的に専門家が自分の仕事とプロジェクトに関する休暇を取るための期間です。
この期間中は仕事に取り組む代わりに、自分の専門分野の研究や探求、新しいスキルやアイデアの習得、または個人的な成長を促進するために時間を費やします。
長期休暇が前提のため、資金面では組織や機関が何らかの支援をするようですが、ある意味、個人に投資するという意味合いも含まれている印象です。
日本では馴染みが無い制度ですね。
金の心配はいらないから、思い切り勉強してこいよってことでしょ。
そんなね、金がなくて子どもの教育費用ですらヘーコラしている世帯が多いというのに、一部の層しかサバティカルタイムは無理無理(汗)
カバディタイムなら何人か集まれば可能かもしれないですけどね。
サバティカルタイムのメリットとデメリット
サバティカルタイムには、以下のようなメリットがあります。
- 自分の専門分野や関心領域に深く没頭できる
- 新しい知識やスキルを身につけることができる
- 仕事や日常から離れてリフレッシュできる
- 自分自身やキャリアについて見直す機会になる
- 異文化や異業種との交流を通して視野を広げることができる
一方で、サバティカルタイムには、以下のようなデメリットもあります。
- 収入が減るか、またはなくなる可能性がある
- 仕事に復帰する際にスキルやポジションの低下を感じるかもしれない
- 仕事や家庭との両立が難しくなるかもしれない
- サバティカルタイム中に起こるトラブルやリスクに対処する必要がある
サバティカルタイムを取るかどうかは、個人の価値観や目的によって異なります。
しかし、サバティカルタイムを取ることで得られる経験や成果は、自分の人生や仕事に大きな影響を与える可能性があります。
そのため、サバティカルタイムを検討する際には、メリットとデメリットをよく比較検討し、自分にとって最適なプランを立てることが重要です。
日本でのサバティカルタイムの運用事例
日本では、サバティカルタイムを取ることができる企業や組織はまだ少ないですが、徐々に増えてきています。
例えば、以下のような企業や組織では、サバティカルタイム制度を導入しています。
- マイクロソフト:5年以上勤務した後に最大3ヶ月間の無給休暇を取得可能
- ユニクロ:3年以上勤務した後に最大6ヶ月間の有給休暇を取得可能
ご覧のとおり大企業でしか事例がありません。
中小企業にも波及すると良いですね。
関連書籍の要約
『サバティカルタイム 「40歳の壁」を越える戦略的休暇のすすめ』という関連書籍があります。
渡部昇一氏による著書で、40代を迎える人々が「サバティカル」と呼ばれる戦略的な休暇を取ることを提唱している内容です。
この本では、サバティカルを取ることで得られるメリットや、具体的な計画の立て方、実際にサバティカルを取った人たちの経験談などが紹介されています。
また、サバティカルを取ることで得られる自己成長や、キャリアアップにつながる可能性についても言及しているのがポイントです。
著者は、40代を迎えると多くの人が人生の節目を感じること、また、これまでの人生で培ってきた経験やスキルを次のステージで生かすためにも、サバティカルを取ることが有効だと主張しています。
サバティカルを取るためには計画的な準備が必要であること、周囲の人たちへのアプローチの仕方なども具体的に紹介しています。
『サバティカルタイム』は、40代を迎える人々に向けた具体的なアドバイスが満載で、自己成長やキャリアアップを考えている人にとって役立つ一冊です。
まとめ
「新しいトレンドか?サバティカルタイムという言葉の意味と使い方や日本での普及について」というテーマで書きましたが、いろいろとわかってきました。
会社として制度があるならば利用したいところですが、ごく一部の大企業のみです。
そのような環境に置かれていない場合は、退職して自費でサバティカルタイムと称して、何かの目標に向かって進むしかないですね。
ある意味、筆者もそんな時期がありましたが、内容は薄いので事例にもなりません(汗)
参照
サバティカルタイム 「40歳の壁」を越える戦略的休暇のすすめ: ?FIREではなく働き続ける生き方? | 尾石 晴(ワーママはる) | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon