一人暮らしで6畳サイズの部屋にセミダブルベッドを置くと居心地は良いか検証
今の時期は4月から一人暮らしの新生活が決まっている学生さんや新社会人にとって、期待と不安が入り混じっている時期かもしれませんね。
いや期待というか希望というか、一人暮らしで羽を伸ばせると考えていてもおかしくはないです。
部屋は狭くても自分の城。
ベッドや家具の配置に思いを巡らせ、真新しい家電に囲まれる生活は、きっと新鮮です。
しかし問題はベッドの大きさ。
シングルが良いのかセミダブルは大き過ぎるのか、今回は、机上でシミュレーションしたいと思います。
もくじ
6畳にも大きさの違いがある
実は「6畳」にも広さに微妙な違いがあります。
畳みは2:1の黄金比でサイズは統一されていますが、実は種類によって大きさが違うのが現実です
それぞれ1畳と6畳の大きさを確認してみます。
たたみ種類 | 1畳サイズ | 6畳サイズ |
京間(本間) | 1.82㎡ | 10.94㎡ |
中京間(三六間) | 1.65㎡ | 9.93㎡ |
江戸間(五八間) | 1.54㎡ | 9.27㎡ |
団地間(五六間) | 1.44㎡ | 8.67㎡ |
京間と団地間では実に2㎡以上の差があります。
賃貸契約あるいは新築・中古住宅の購入の際は、不動産業者さんに聞くと良いです。
少しでも大きい方が良いですからね。
6畳サイズにセミダブルベッド
さて本題のベッドとの関係ですが、シミュレーションする方が手っ取り早いので、その図を掲載しておきます。
なお洋室(9.94㎡:中京間クラス)で、セミダブルベッドのサイズは標準的な幅1,200mmの長さ1,950mmです。
ベッドサイズは多少の誤差はありますが、メーカーごとに大きく異なることはありません。
その他のベッドサイズも参考までに記しておきます。
- シングル:1,000×1,950
- ダブル:1,400×1,950
ベッドの置き方は好きにしても、丸テーブル、32型テレビ、座椅子ぐらいは配置できるスペースはあります。
一人暮らしの6畳一間は正直きつい
家賃との兼ね合いもあるでしょうが、6畳一間にキッチン・バス・トイレさらには生活家電のことを考えると正直キツイかもしれません。
なぜならば収納力がほとんど期待できないからです。
特に女性は収納が欲しいでしょうから、収納を確保したいのならば、それなりの家賃を覚悟すべき。
少なくともワンルームならばリビングとなる居住スペースは8畳以上、それにキッチン・バス・トイレと収納、さらには洗濯機や冷蔵庫置場に余裕があると快適です。
アパートならば2Kあるいは2DKあれば、ひとりならゆったり暮らせます。
ついでに防犯、防音、断熱は、しっかりとチェックすることをおすすめします。
もっと広くスペースを取りたいとき
ベッドは正直、場所をとります。
ゆえに、
- ロフトベッド
- 収納型ベッド
という手もあります。
ロフトベッドの下は全て収納にすることもできますし、パーソナルスペースとして事務作業やテレワーク用にも使えます。
収納型ベッドだと使わない時は折りたたんでおけるので、日中はスペースを広く取れます。
またベッドしたに引き出しの収納が備わっているタイプだと、格段に収納力が上がり、タンスの数を減らすことも可能なので、選択肢に入れても良いですね。
まとめ
「一人暮らしで6畳サイズの部屋にセミダブルベッドを置くと居心地は良いか検証」というテーマで、実際に図面上でシミュレーションしたことをシェアしました。
今回は窓や出入り口、方角などを一切無視しましたので、イメージを掴んでもらうレベルにはなりますが、頭の中で考えるよりは現実的です。
参考
間取りシミュレーションには、こちらのツールを利用しました。
めっちゃ使いやすいです。
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