Webサイトに関係するサイトマップは実は3種類ある!目的と役割をそれぞれ解説!

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Webサイトの運営において、まあまあ、疑問や相談が多いのがサイトマップに関することです。

大体のWeb関連企業や個人がオウンドメディアなどで触れているのは、

  • HTMLサイトマップ
  • XMLサイトマップ

の2種類なのですが、実はもうひとつあるっちゃあります。

前述の2種類はSEOと運営の面で欠かせないものですが、制作やリニューアルあるいはチームでの情報共有という観点で用いられるサイトマップもあるのです。

そこで今回は、この3種類のサイトマップについて、それぞれ簡単に解説してみます。

HTMLサイトマップ

Webサイトのヘッダーメニューやフッターに、「サイトマップ」などのテキストリンクがありますが、まさにそれ。

クリックすると、そのWebサイトで公開しているコンテンツのリンク集のような構成になっています。

文字通り、サイトのマップつまりは案内地図という目的で作成されるものです。

サイトマップがあれば、Webサイト全体を俯瞰して見ることができますし、読みたいページに簡単にアクセスすることができます。

訪問者に対する利便性の向上が主な目的と役割で、このページの作成に関しては、WordPressなどのCMSでは自動で作ることが可能です。

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XMLサイトマップ

このサイトマップは、検索エンジンにページの存在、あるいは更新情報を知らせるため作成されるファイルです。

これもWordPressでは標準で作成する機能が装備されていますが、プラグインの「XML Sitemaps」を使う方がおすすめです。

旧称はGoogle XML Sitemapsでしたが、商標権でもめたのか「Google」という単語は今では省かれています。

しかし機能や人気は申し分なく、100万以上のインストール実績があります。

XMLサイトマップは作成だけでは意味が無く、Google Search Consoleで登録と送信を行うことで、はじめて有効となるものです。

ビジュアルサイトマップ

3つ目のサイトマップが、ビジュアルサイトマップと言われるWebサイトのコンテンツを視覚化した構造図です。

Webサイトの制作やリニューアルにおいて、コンテンツの洗い出しや見直し、カテゴリ分けをした後に作られるもので、簡単に言えば設計図ですね。

作成方法はいろいろあって、企業や個人によって、

  • エクセル
  • パワポ
  • Canva

などを駆使して作られます。

内部資料の意味合いも強いので、特にSEOがどうたらこうたらもありません。

ページ数が20も満たないサイトにおいては、このビジュアルサイトマップを
、そのままWebページに掲載することで、どのような情報があるのか非常にわかりやすい案内板となります。

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サイトマップのSEO効果

さて、Web担当者にとって関心が高いのは、SEOへの効果の有無だと考えます。

対象はHTMLサイトマップとXMLサイトマップですが、この2種類を準備したからSEO対策しています、というのも正直違いますし、Webサイトの規模によっては不要です。

現にGoogle検索セントラルでは、XMLサイトマップについて、サイトのサイズが小さい場合は、必要のないと言及しています。

ちなみにGoogleでは、およそ500ページ以下の場合に、サイズが小さいと考えているようです。

直接、SEOに影響はしないものの、有益なコンテンツをインデックスさせる
、あるいは最新情報を素早く公開する場合は、XMLサイトマップは重要ですし、それによって上位表示に繋がることから、メリットのほうが多いです。

まとめ

「Webサイトに関係するサイトマップは実は3種類ある!目的と役割をそれぞれ解説!」というテーマで、サイトマップについて書きました。

サイトマップは全部で3種類。

  1. HTMLサイトマップ
  2. XMLサイトマップ
  3. ビジュアルサイトマップ

それぞれ目的や役割が異なることを覚えておくとよいです。

参照

サイトマップ(sitemap.xml など)の概要 | Google 検索セントラル

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