若い人に流行中のシーシャとは?タバコとの違い 何歳から吸っていいの?体に与える影響について
若い人たちを中心にシーシャが流行しているそうです。シーシャとは何か、紙巻きタバコとの違いなどについて解説します。またシーシャは何歳から吸っていいのか、体に与える影響、1回の相場などについてもお伝えします。
もくじ
シーシャとは
いまシーシャというものが、若い人の間で流行っているというのを耳にしました。
シーシャとは何かというと、水タバコのことです。
インド人が出てくる映画などで、何やら大きめの器具からパイプが出ていて、それを咥えてプカプカやっているのを見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。それがシーシャです。
イスラムやインドなどではわりとメジャーな喫煙方法で、炭であぶった葉たばこ(ペースト状)の煙を水にくぐらせ、出てきた水蒸気をパイプから喫うため、水タバコと呼ばれています。もちろんシーシャに違法性はありません。
シーシャは、タバコの葉が置かれる火皿、ホース、水の入った容器、マウスピースといったもので構成されており、いわゆる普通の紙巻たばこと比べると、かなり大掛かりです。
そのぶんシーシャは美術品のように装飾的でもあります。
道具も大きいので当然持ち運びには適していませんので、シーシャを吸うには取り扱う専門店で吸うのが一般的のようです。
なぜシーシャは流行ったのか
シーシャの流行とともに、シーシャを扱う店がいまとても増えているようです。
そもそもどうして若い人たちの間でシーシャが流行りだしたかと言うと、それはシーシャがSNS映えするからのようですね。
また、シーシャはタバコと異なり、甘いフレーバーの味や香りを楽しむものなので、これまでタバコを吸っていなかった女性などからも受け入れられたようです。
そんなシーシャを扱う店には、甘い香りが漂っており、高いリラックス効果を求めて多くの人が集まる、言わば癒やしの場ようになっているようです。
シーシャは体に害はないのか
そんな人気のシーシャですが、タバコのように人体に与える害はないのでしょうか。
シーシャは紙巻きタバコと比べるとタールや一酸化炭素などの有害物質は少ないため、一般のタバコと比べると健康リスクは低いとされています。
また、紙巻きタバコは肺喫煙ですが、シーシャは煙を肺に入れない口腔喫煙で楽しむのが基本的な吸い方とされています。
言うなれば、葉巻と似た吸い方と言えるかもしれませんね。
ただ、シーシャもタバコの一種であることには変わりありませんので、体に害はないとは言えません。
シーシャに年齢制限はあるの?
そんな普通のタバコとは少し異なるシーシャですが、喫煙に際して年齢制限はないのでしょうか。
シーシャに使用されている水パイプの器具は、日本では喫煙器具の扱いとなります。
そのため、未成年者がシーシャを所持したり、使用することは違法と見なされます。
つまりシーシャは20歳以上でないとできません。
シーシャの相場はいくら?
シーシャ1回分の相場はいくらくらいなのでしょうか。
これは店舗によって、またフレーバー等によっても異なりますが、おおよその相場はシーシャ1回分が1,500~2,000円程度だそうです。
そこに大抵はお店のチャージ料金やドリンク代などが掛かるので、2,500~3,000円程度は少なくともかかると見ておいたほうが良いでしょう。
普通のタバコと比べると随分と高い気もしますが、目的が違いますのであまり比較になりませんね。
これを高いと取るか安いと取るかは、人それぞれでしょう。
まとめ
シーシャとは水タバコのことで、中東やインドなどが舞台の映画などに登場するような、大掛かりな道具を使った喫煙方法です。
このシーシャが若い人たちに流行った理由は、シーシャ自体が目につくデザインをしていたり、ものによっては華美な装飾がされていたりと派手な点や、吐く煙が水蒸気なためSNS映えするため、それを見た人たちの関心を惹いたようです。
日本で流行っているシーシャは、ニコチンを摂取が目的と言うよりも、甘い香りや味を楽しみリラックスすることを目的とされています。
そのため、普段はタバコを吸わない女性などにも、シーシャは受け入れられているようです。
シーシャは構造上タールや一酸化炭素などの有害物質は少なく、肺喫煙の紙巻きタバコとは異なる口腔喫煙なため、一般的な煙草を喫煙するのと比べたら健康被害は少ないと言えそうです。
とは言え、シーシャも煙草であることには変わりませんので、体に害がないとは言えません。
基本的にシーシャは専門店で楽しむもので、シーシャ一回分の料金はチャージやドリンク代を含めると、相場的には2,500~3,000円程度です。
シーシャは違法なものではありませんが、扱いはタバコと一緒なので、楽しむには20歳以上である必要があります。