その「物欲」ホンモノ?買うかどうかで迷わなくなる魔法の質問 人はなぜ無駄なモノを買ってしまうのか

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その「物欲」ホンモノですか?と問われたら、「うっ!」と言葉に詰まってしまう人が多いのではないでしょうか。では人はなぜ無駄なモノを買ってしまうのでしょう。ここでは人がモノを買うときの心理についてお伝えします。また、買うかどうかで迷わなくなる魔法の質問も伝授いたしますので、ぜひ理解して無駄遣いを減らす知恵としてお役立てください。

買った途端に興味を失うモノたち

部屋の中を見回してみると、ずいぶんといろんなモノに囲まれていることに改めて気付かされます。

しかし、中には買う前はあれだけ欲しいと思っていたのに、いざ手に入れてみたらさほど使っていない・持っていることさえ忘れていた、なんていうモノが意外と多いことってないですか?

そういうモノたちを眺めては、「あれ買わなければ、いま狙ってるこれが今すぐ買えたのに!」なんて。

そして振り返ってみると、意外とそんな事の繰り返しだなと思って、少し自分に嫌悪感を抱いたり(笑)。

そういうことって多かれ少なかれ、誰にもあると思います。

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買うことが目的になっていないか

中には、買ったものの袋からも出してもいない・開封さえしていない、場合によっては買ったことすら忘れている!なんていうモノ、ありませんか?

もしもそのような場合は、明らかにそのモノは欲しくもなく必要でもなかったモノに間違いありません。

ではなぜ、そんな事が起きるのでしょうか。

それはそのモノ自体が欲しかったのではなく、ただ「買物がしたかった」だけだからです。

買物をして(お金を使うことで)、気分を発散したかった。その理由を正当化するために、自分自身にそのモノが欲しいんだ・必要なんだと言い聞かせていたわけです。

安いモノで済んでいるならまだ良いのですが、これが高いモノを買わないと気が済まないとなっていたら、これはかなり重度な「買い物依存症」だと思われます。

そうなったことに対する何かしらの原因が、いま現在もあるはずです。すごく仕事が激務だとか、なにかに強いられて極度なストレスを受けているとか。

もしも心あたりがあるのなら、そのストレスから解放されるよう、考え行動する必要があります。

買うかどうかで迷わなくなる魔法の質問

無駄に思える買物が全てストレスから来ているばかりではありません。

多くの無駄な買い物は、ほしい結果とモノとを混同してしまっていることで起きています。

例えば、「ダイエット」を考えた場合、効果的なダイエット器具を見て、「欲しい!」となったとします。

しかし、欲しいのはこのダイエット器具ではなく、「痩せた自分」という結果です。

なので、本当はそのダイエット器具でなくてもよく、なんなら器具でさえなくても、別の方法でも良いわけですよね。結果さえ得られれば。

つまり、本当に欲しいのはその先の結果であるのに、そのモノ自体が欲しいと勘違いしてしまうのです。

なので、何かを購入しようと思うときは、「欲しいのはそのモノ自体ではなく、その先の結果なのではないのか?」と自分自身に問いかけてみることです。

そうすると冷静になることができ、もっと別の解決方法や選択肢が見えてくるでしょう。

これが「買うかどうかで迷わなくなる魔法の質問」です。

このテクニックを使えば、この先、だいぶ無駄なものを買わずに済むことでしょう。

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ホンモノの物欲

では、本当に必要なモノとは、いったいどういったモノなのでしょうか。

その1つは、そのモノが本当にあなたを助けてくれて、役に立っているものです。

もしもそれを失ったら、もう一度手に入れたいと思うモノとも言えるかもしれません。

例えばそれが機械や道具のようなものであるのなら、次に手に入れる場合も必要以上の機能を備えたものは買わず、これまでのニーズを十分満たしたモノを買えばよいでしょう。

どんなにすごい機能が付いていても、また人が素晴らしいといったとしても、自分にとって使わない機能であれば必要ないのですから。

それだけでもだいぶリーズナブルなモノが見つかると思います。

また、そのモノ自体が自分にとって意味のあるとても大切なモノである場合も、本当に必要なモノと言えるでしょう。

それはいわばお金では買えないプライスレスなモノであるはずです。

周りの人にとってはガラクタに見えても、自分にとっては宝物、そういったモノは大事にすべきです。

自分が自分らしく生きていくために必須なモノとかですね。

そういったモノは決して沢山はないと思いますので、人生の中で「ビビッ!」と来た旬感があったら、頑張って手に入れて大切にするといいと思います。

もちろんお金では買えない、「思い出のモノ」の場合もあるでしょう。

こうした失いたくないという大切なモノに対しての気持ちが、「ホンモノの物欲」だと思います。

まとめ

モノは何でもかんでも買えばいいというわけではありません。沢山稼いでも無駄なモノをたくさん買っていては、稼いだ意味も薄れてしまいます。

世の中には良いモノやサービスがどんどんと紹介されますが、それが自分にとって「良い」かどうか、本当に必要かどうかは、また別の問題です。

無重力状態の宇宙でも書けるボールペンはどうしても必要ではなく、鉛筆で事足りたように、目的から逆算してみると、「既に持っている」ということも少なくないかもしれません。

別に最新式じゃなくても良いじゃないですか(笑)。

「ホンモノの物欲」を満たしたモノだけを手に入れ、大事にしていきましょう。

そうやって本質を捉えて生きていくと、本当の豊かさに満ちた人生を送れるような気がします。

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