就活サイトに底辺の職業ランキング掲載!削除後も波紋を呼ぶランキングの中身とは?
想像力が欠けていると大変なことになるのは、いつの時代も普遍の原理です。
- こうしたらこうなる
- これやったらこう返ってくる
モラルが欠けているといった初期設定もありますが、全ては注目してもらえるものと勘違いを前提にした、自意識過剰が裏目に出たわけです。
今回のテーマで取り上げた底辺の職業ランキングも、まさに想像力の欠如が原因です。
もくじ
想像力とセットで欠けていること
かつてTwitterでバカな行為を映像にしたためて、得意げに投稿していたアカウントをバカッターと言いました。
ここ最近ではインスタグラムでも似たような症状が現れ、そちらは「バカスタグラム」と呼ばれているようです。
共通することは想像力の欠如。
前述しましたが、例えば、コンビニで販売されていた「おでん」を指でツンツンするという、あの動画、覚えていますでしょうか。
仮に裏打合せがあったとしても、誤解を招くとは想像できなかったのでしょう。
もしくは、「アイツ、ちょっとやりすぎ・・・」ぐらいで治まるとでも考えたのか真相はわかりませんが、常識ある人間ならば「やらない」わけです。
つまり想像力もなく常識もなければ炎上するという、単純な構造になっていることに気付きます。
底辺の職業ランキングの内容
ひどい話ですよ・・・。
就活サイトが公開しますかね、時間かけて編集までして。
そのランキングを調べてみました。
- 土木・建設作業員
- 警備スタッフ
- 工場作業員
- 倉庫作業員
- コンビニ店員
- 清掃スタッフ
- トラック運転手
- ゴミ収集スタッフ
- 飲食店スタッフ
- 介護士
- 保育士
- コールセンタースタッフ
- 株・FXトレーダー
以上の13の職業です。
例外として株・FXトレーダーとあったのですが、意図するところはわかりません。
なぜ底辺の職業と言い切ったのか?
底辺の職業の定義がわかりませんが、うっすらと浮かび上がるのは、
- 学歴不問
- きつい仕事
- 労働対価が低い
といった、求人情報にありがちなことが読み取れます。
ひょっとすると、そういった目線で決めてしまったのかもしれません。
モヤモヤしたので、よくよく調べてみると、
- 肉体労働である
- 誰でもできる仕事である
- 同じことの繰り返し
という特徴を挙げ、さらにデメリットとして、
- 平均年収が低い
- 結婚の時に苦労する
- 体力を消耗する
となっていました。
しかし、上記の職業に従事している方、あるいは経営に関わっている方に対して、失礼になるという目線は持っていなかったことだけは伺い知れます。
追い打ち
これもびっくりしたのですが、追い打ちをかけるような記事も掲載していたようで、その見出しが「【簡単にできる!】底辺職に就かない方法/抜けだす方法4つ」というもの。
いやいや・・・。
もはや職業に貴賎なしという言葉が抹殺されている印象です。
※職業に貴賎なし
職業による貴賎の差はない、という意味の表現。
一般的には、どのような仕事も社会に必要とされているものである、働くこと・職務を全うすること・労働をして稼ぐことは等しく貴いことである、人を仕事の内容によって差別すべきではない、などといった意味合いで用いられることが多い。
引用:Weblio辞書
まとめ
「就活サイトに底辺の職業ランキングが掲載!削除後も波紋を呼ぶランキングの中身とは?」というテーマで、信じられない就活記事について書きました。
筆者は上記の13職種については、1つしか経験(飲食店スタッフ)がありませんが、底辺を感じたことはありませんでした。
逆に、いろいろな人と接することで、対応の難しさを感じて長続きしなかったぐらいです。
編集や監修(運営会社のCEO)に携わった人たちは、どこかで、バカにしていたんでしょうね。
社内で異論が出なかったのか聞いてみたいところですが、信用はガタ落ちです・・・。
アーカイブサイトで記事を読むと、まあ、ヒドイ(汗)
参照
【底辺職とは?】底辺の仕事ランキング一覧 | 特徴,デメリット,回避方法も | 就活の教科書 | 新卒大学生向け就職活動サイト