アディダスのスタンスミスには2種類ある!その違いについて 簡単な見分け方のコツも紹介

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永遠の定番スニーカーアディダスのスタンスミスに実は2種類あるってご存知ですか?よく見ると違うその違いについて、今回は解説していこうと思います。たしかにアマゾンとかで見ていてもスタンスミスの価格にばらつきがあるよなって感じていた方、今回その謎を解決しましょう!2種類のスタンスミスを一瞬で見分ける簡単な見分け方のコツも伝授します。

アディダスのスタンスミスとは

スニーカー好きやおしゃれさんにはよく知られるアディダスのスタンスミス。昔からある定番スニーカーのひとつです。

なんでも「世界で一番売れたスニーカー」として、ギネスにも載っているとか。

本当かな?さすがにコンバースのオールスターの方が売れているような気もするけど(笑)。

それはさておき、それくらいアディダスのスタンスミスが有名なスニーカーであることだけは間違いありません!

そして、今でこそ様々な色や仕様がありますが、やはりスタンスミスと言ったら、白いボディにミドリのアクセントです。

これが、定番中のど定番です。

なのではじめてスタンスミスを買うなら、この白いボディにミドリのスタンスミスをぜひとも購入してもらいたいところ。

ところが、なんだか最近、よく知るスタンスミスと少し雰囲気の異なるスタンスミスが発売されていることに気づきました。

しかもちょっぴり安い。これって、ひょっとして…。

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2種類のスタンスミスが流通

スタンスミスは1971年にデビューして以来、ずっと売られていたのですが、実は2012年に1度生産が終了しているのです。

そしてまた2014年から販売が再開されました。そんなこともあって、なんだか妙なことになったのではないかと思います。

現在スタンスミスには2種類のモデルが存在します。ぱっと見は全く同じなのですが、これら2つは別のモデルです。

もちろん、両方ともアディダスが作っています。

1つはこれまで売られていたオリジナルに近いモデル(以降オリジナルと呼ぶ)。そしてもう1つが廉価版です。

廉価版というくらいですから、オリジナルと比べると安いです。

どれくらい価格が違うかというと、

  • オリジナル:15400円(税込)
  • 廉価版:10890円(税込)

といった感じ。オリジナルは廉価版の1.5倍の値段ということです。

けっこうな値段差がありますよね。これは共にアディダスオフィシャルサイトでの、いわゆる定価です。

ではこの2つのモデル、何がどう違うのでしょうか。なにか見分け方ってあるのでしょうか。

見分け方のコツ

廉価版とオリジナルの違いですが、まず商品番号が異なります。

オリジナル:GW1390
廉価版:FX5502

となっています。

ネットショップでは定価よりも安く販売するショップもあるので、どれがどれだかわかりに行くくなります。購入する際は商品番号をを確認することで、間違うことはないでしょう。

では実際にどこがどう違うのかについて、各モデルの仕様を比較してみましょう。

スタンスミス(オリジナル)
商品番号:GW1390
レザーとテキスタイルのアッパー(アッパーには50%以上リサイクル素材を使用)
合成皮革のライニング
生産国:インド、ベトナム

スタンスミス(廉価版)
商品番号:FX5502
合成素材のライニング
アッパーはヴィ―ガン素材
生産国:インド、インドネシア、ミャンマー、ベトナム

2つのモデルには、こうした違いが見られます。

主な違いとしては、一見同じ様に見えますが、実はアッパーの「素材」が異なるのです。

そして2つをパッと見て比べた際に一瞬で見分けるコツは、ソールのゴムの色です。

廉価版のFX5502のソールはボディの素材と同じ真っ白なのに対し、オリジナルのGW1390の場合はソールの色がやや黄色っぽいのです。

これを覚えておくと、一瞬で簡単に見分けられると思いますよ。

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どっちが本物というわけではない

ではGW1390が本物で、FX5502は偽物なのか、というとそういうわけではありません。

アディダスはれまでもリサイクル素材を使って製品を作ることに積極的に取り組んでおり、プラスチック廃棄物ゼロとしたり、動物のレザーなどの使用も極力避けていこうといった方針を打ち出しています。

そのため、これまで作っていたGW1390のような素材よりも、FX5502で使われているようなよりエコロジーな素材に、切り替えていきたいと考えているのだと思います。

ある意味、今はその過渡期にあるため(そしてこれまでのオリジナルの素材が人気が高いため)、2つの素材の違う似たモデルを販売しており、どちらも同じく「スタンスミス」と名付けて販売しているのだと思います。

※アディダス社では、FX5502を廉価版とは定義していない。

なのでいずれは、GW1390はなくなり、全てFX5502に統一される日が来るかもしれません。

まとめ

昔ながらのスニーカーファンとしては、やはりこだわりを持って、多少高値でもGW1390を欲しくなってしまうでしょうね。

でも、スタンスミスという優れたデザインのロングセラーモデルが、FX5502の存在により、これまでの7割程度(市場では半額近い)で購入できるのですから、こちらを選択するというのも、それはそれとして賢い選択かと思います。

この世界、一見変わらないように見えるものでも、どんどんと変わっているんですよね。

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