スズキ ジムニーがやっぱりかっこいい!歴代ジムニーのモデル・型式・仕様 中古車相場は?

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スズキのジムニーはやっぱりかっこいいですね!新型もかっこいいですが、以前のモデルもかっこいいものが多いです。ということで、歴代ジムニーのモデルについて型式や仕様、中古車相場などを見ていきたいと思います。

新型ジムニーもかっこいいけれど

新型ジムニーかっこいいですよね!

新車が発表されたときには注文殺到で、納車まで1年半くらい待たされたのではないでしょうか。

私の友人も新型ジムニーを新車で購入しましたが、その1年後に購入したプジョーの納期と被ったって言っていましたから(笑)。

それくらい待たされたそうです。

ジムニーは660ccの軽自動車のモデルと、1500ccのジムニーシエラというモデルがあります。

新型ジムニーに関していうと、外観上はそっくりすが、よく見るとジムニーシエラの方にはオーバーフェンダーがついているのがわかります。

その違いでぱっと見分けることができます。もちろんナンバープレートの色でも判断できますが、最近は白い系のナンバー(ご当地ナンバーなど)もありますからね(笑)。

ちなみにジムニーシエラの方も軽のモデルと同じく4名乗車です。

たまに中古車で5名となっているものがありますが、あれは間違いですね。

オーバーフェンダーは張り出しているものの、内寸は同じなので、あのサイズだとリアシートは2人になるのでしょう。

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5ドアモデルが出る?

ジムニーの人気は、実は日本だけではありません。海外でもスズキジムニーは大人気です!

この新型ジムニーに限ったことではなく、以前からジムニーは海外でとても人気があります。

ちなみにアメリカではジムニーではなく「Samurai(サムライ)」という名称だそうです。おぉ、かっこいい!

そして、海外には軽自動車という企画がないので、輸出されるのはもっぱらジムニーシエラの方のようです。

そんななか、今年の前半にジムニーの5ドアバージョンが登場するというニュースがあり、話題に上がりました。

その時も書きましたが、5ドア化すると必然的に全長サイズが伸びるので、日本の軽自動車のサイズ規格には収まりません。

なので5ドアジムニーが日本でも発売されるとなると、ジムニーシエラの方になるでしょうね。

5ドアジムニーに関してはこちらの記事で詳しく書きましたので、よろしければ参考にしてみてください。

新型ジムニー5ドアをスズキが正式発表!3ドアジムニーとのサイズ等の違い 日本販売はいつ頃に?

インドのスズキの方では既に5ドアジムニーの予約が始まっているみたいですが、日本では発売決定の発表もまだなのかな?

でも、発売されたら、絶対に売れるでしょうね。

歴代ジムニーの紹介

新型ジムニーはとてもかっこいいですが、何も最新モデルだけがかっこいいわけではありません。

かつての歴代ジムニーもそれぞれかなりかっこよく、今でも根強い人気があります。

そもそも新型ジムニーが爆売れした理由は、かつての四角いデザインだった頃のジムニーに寄せたからなんですね。

つまり少し前のちょっと丸くて、迫力にかけるジムニーはあまり人気がなかったわけです。

では歴代ジムニーについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

ジムニーは現在の最新型が4代目にあたります。

初代は1970年4月にデビューし、1981年4月まで生産されました。

当初は軽規格エンジンの水冷2サイクルの360cc(359cc)で、サイドのドアもない幌タイプ。まさにアメリカの軍用ジープの軽バージョンみたいで、とてもワイルドでした。

初代第1期(1970年-1972年)から初代第2期(1972年-1976年)となり、型式がLJ20となります。LJ20になると、幌モデル以外にバンモデルが登場します。

そして初代第3期(1976年-1981年)になると、型式はSJ10となり、エンジンが水冷2サイクルの550cc(539cc)になります。

そして後のシエラの原型となる797ccの水冷エンジンを積んだ「ジムニー8(エイト)」(SJ20)が、1977年に発売されました。

フルモデルチェンジがあり、続く2代目(1981年5月から1998年10月)が登場します。

この2代目となるSJ30からのデザインが、ジムニー人気を決定づけました。今の新型ジムニーも、この時代のデザインが踏襲されています。やっと乗用車らしさも出てきます。

2代目第1期(1981年-1984年)のジムニーは、水冷2サイクルの539ccエンジンながらも、2馬力のみパワーアップし28PSとなりました。

それが2代目第2期(1984年-1990年)になると、水冷4サイクルのターボエンジン搭載となり、28PSから42PSへと一気にパワーアップします。このあたりからジムニー人気が爆上がりしてきます。

さらに2代目第3期(1990年-1995年)になると、軽自動車の排気量の規格が550ccから660ccへと大きくなったことに合わせ、水冷4サイクルIC付きの657ccターボエンジンのJA11型が登場。その後も55PS、58PS、64PSとどんどんとパワーアップしていきます。パノラミックルーフ搭載モデルも登場するのがこの時期です。

ちなみに2代目は第4期(JA12)まであり。JA12はフロント周りのデザインが少し変わり、ヘッドライトの横にウインカーが付きます。しかしこれは、当時はあまりデザイン的に受けなかったようです。今になって再評価されているもようです。

そして、軽自動車規格の改正に伴いフルモデルチェンジとなった3代目(1998年から2018年)。

デザインはそれまでの角ばった箱型から、全体的に丸みを帯びたものに。そのせいもあってワイルドさは消えてしまいました。

また、幌モデルもなくなり、そういった面からも、ジムニーはかなりおとなしい風貌へと変わりました。言うなれば中途半端な感じが否めず。

それでも3代目は5年前まで作られていたので、今でもわりと町中を走っている姿を見かけます。

そして、フルモデルチェンジされ2018年に4代目が登場。2代目モデルの角ばったデザインに回顧した4代目は、スズキでは初となるグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞。型式はJB64W型となります。

エンジンは658ccの水冷4サイクル直列3気筒DOHCICターボ。パワーも64PSと十分。

しかし、車重が900kgを切っていた2代目第3期のJA11と比べると、ちょっと重たく感じるかもしれませんね。

それでも、全体的なバランスは素晴らしく、車としての機能も含め、歴代ジムニーの中ではもっとも総合点の高いモデルではないかと思います。

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人気のある型式と中古車相場について

やはり人気があるのは、現行の新型ジムニーですね。

新型ジムニーの中古車相場は220万円くらいと、なんだか新車より高いのでは?といった感じです(笑)。それくらい人気なのと新車の納車待ちの人が多いということなのでしょう。

3代目の中古車相場が50万円前後。

2代目は85万円前後といったイメージです。

2代目は生産終了から25年が経過していることを考えると、かなり相場的には高いことから、未だに根強い人気があることがわかりますね。

まとめ

スズキのジムニーは、今も昔も世界中でとても人気のある車です。

歴代4代目のジムニーにあたる新型ジムニーが2018年に登場しましたが、その人気は凄まじいものがあり、未だに納車待ちが1年とも1年半とも言われています。

そのせいか、新型ジムニーの中古車相場も、新車価格を上回るような車もあるくらい、おかしなことになっています。

5ドアバージョンのジムニーがインドのスズキで発売されると発表があり、既に予約が始まっていますが、これは軽自動車バージョンのジムニーではなく、シエラの方になるでしょう。日本でもおそらく販売されると思います。

ジムニーが登場したのは1970年です。当時は2サイクルの360ccエンジンで、箱型ではないない幌モデルのみでした。

その後、2サイクルの550cc、4サイクル550ccのターボ、660ccのターボと、どんどんとパワーアップされていきました。

中でも2代目の四角いデザインがジムニーのイメージを決定づけ、いまなお高い人気を誇っており、中古相場も古いモデルのわりにはかなり高い水準を保っています。

3代目は、丸っこいデザインとなり、少しジムニーのイメージと離れたせいか、さほど人気は得られず。中古相場もかなり安いので、反対に狙い目とも言えるでしょう。

4代目となり2代目デザインに回顧したことで、再びジムニー旋風が巻き起こっています。

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