部屋をきれいに保つコツ 頑張りすぎないルール化ですっきり!片付かない人が身につけるべき習慣とは?
部屋をきれいに保つには、ちょっとしたコツがあります。それは頑張って片付けるのではなく、なるべく片付けなくていい状態を作ることです。そのためにはルール化がとても大事になってきます。部屋を常にきれいに片付いた状態にしたい方は、自分に足りないのはどこかを見極め、1つずつルールを取り入れていってみてください。
もくじ
部屋をきれいに保つコツはシンプル
部屋がいつもきれいな人がいます。
いつでもきれいに片付いているということは、常に掃除をしているのかと思いがちですが、実はそうでもないようです。
部屋がきれいであり続けるためには、ほぼ絶対条件として、物を減らすことがセットです。
人はズボラな生き物です。いくら理想を掲げても、現実はそう甘くはありません。
毎回、「よし片付けるぞ!」と気合を入れて片付けないとならない生活が、続くと思いますか?
はじめのうち(引っ越したばかりなど)は、多少頑張ってキープできたとしても、そのうち日々の忙しさに負けて、継続できなくなっていくものです。
だったら「よしっ!」という気合のハードルを、極力下げるべきです。
なんなら歯を磨くくらいのレベルまで落とせたら、おそらく部屋は常にきれいさを保つことができるでしょう。
部屋をきれいにしたければ、物を極力減らす。
ここから始めましょう。
ルール化ですっきり
綺麗さをキープできる人には、その人自身のルール化が徹底されていることが多いようです。
たとえば、どんなルールかというと、1つは「物を隠さない」ということです。
物をケースに入れて片付けてしまうと、ついなんでもその中に入れてしまい、物が減りません。そのうえ、中身が見えないものだから、何が入っていたかわからない。
そこにまた新しいものを買うと、その分の収納ケースも買い、どんどんと収納ケースが増ていきます。
収納ケースに入っていると、一見片付いているようにも見えますが、やたらとケースが並んでいる部屋を見たことってありませんか?あれってどうなんでしょうね?それが、あなたの求めていたきれいに片付いた部屋でしょうか。
なので、なるべく物は仕舞っちゃダメです。仕舞うのではなく、出しておくべきか捨てるべきか、そこで悩んで保留にしないことです。
なので、2つ目のルールが、仕舞うためのケースを気軽に買わないということです。
そして3つ目が、雑貨を飾らないということです。
雑貨を並べると、正直掃除が大変になるのです。埃を払うにもいちいち物を移動しなくてはならず、そんな時間はないものだからホコリだらけで雑貨が並んだ状態になります。
ひとつひとつはとても素敵な雑貨も、ホコリまみれでは意味がありませんよね。それならなにもない部屋の方がマシというものです。
インテリア雑誌などを見ると、見せる収納とか、きれいに雑貨が並んでおしゃれに見えますが、あれは言うなればテレビドラマの世界と一緒で、「現実的ではない作りものの世界」だということに気づくべきです。
もしくはめちゃくちゃ暇な人で、部屋の掃除が趣味という人なら良いかもしれませんが、そんな人はほとんどいないでしょう。
なので、部屋には雑貨を極力飾らない。どうしても飾るなら、各部屋に1個と決めましょう。
5分間集中片付けの習慣化
掃除をまとめてやろうと思っている人の部屋は、基本的にきれいな部屋は少ないでしょう。
週に1回、徹底的にきれいに片付けるなら、残りの6日は程々に片付いていない状態なわけです。
つまりその部屋のイメージは、総じて片付いていない、きれいではない部屋ということになります。
そこで、毎日5分だけ集中して片付けるという習慣を作りましょう。
どんなに忙しくても、疲れていても、1日5分くらいなら頑張れるでしょう。
逆に、5分と決めることで、集中して片付けることができ、思いのほか捗るものです。
そしてこの5分は、何かとセットにするとすぐに習慣化できます。
一番いいのはお風呂に入る前の5分間です。
5分間集中して片付けをして、お風呂に入り自分もきれいなる。
とても良いルーチンです。達成感とともに気分もスッキリすること間違いありません。
その場ですぐに捨てる技術を身につける
「捨てる技術」という本がありましたが、そこには「捨てるか捨てないか悩んだら捨てる」というのをルール化せよとありました。
そうなんです。人はいるかどうかわからないものを取っておくから、部屋に物があふれていくのです。
捨てずに取っておきがちなものの1つが、化粧品などの試供品です。
自分が普段使う銘柄とは違うものなのに、いつか使うかもと思って取っていませんか?
もったいないかもしれませんが、自分が使う銘柄の化粧品は既に購入しているわけですから、それはなかったものとしてその場で捨てましょう。
人からもらったりしたもので、ちょっと高価なものだと趣味と合わなくともなんとなく捨てにくかったりします。
そういったものは、それが似合う人、好きな人にあげてしまうか、リサイクルショップに持っていきましょう。
これも期限を決め、一週間以内には手元からなくすべきです。1週間経ってなお手元にあったら、そのときはもったいないですが無条件で捨ててしまいましょう。
もちろんホテルのアメニティとかも、持って帰ってきてはダメです。
お弁当についていた箸やスプーン、惣菜についていたソースや醤油など、そういうものも使わなければその場でどんどん捨てます。
いつか使うかもとか、なんかもったいないという気持ちのある人は、部屋をきれいに保つことを諦めるしかありません。
まとめ
部屋が常にきれいに片付いている状態を望むなら、どうやって片付けていくかよりも、そもそもが片付けなくて良い状態を如何にして作るかを考えるべきです。
その究極の考えが、物を極力減らすということです。
物が多いのに部屋が片付いているというのは、太っている人が重い荷物を背負って毎日ジョギングをするようなものです。
これをずっと続ける精神力があなたにありますか?
まずは、徹底的に不要なものを減らすことから始め、減らしたら今度は、部屋に物を極力入れ込まないことを考えましょう。
そのうえで毎日の5分間集中片付けの習慣を身につけたなら、きっとあなたは常にきれいに片付いた部屋を手に入れることができるでしょう。