真面目すぎる人が仕事で成果をあげられない理由 ちょっとした意識の変化でパフォーマンスが爆上がり!
真面目すぎる人はなぜか仕事で成果をあげられない傾向に陥りがちです。真面目は良いことなのに、何故このようなことが起きるのでしょうか。その理由について解説します。真面目すぎる人は、ちょっとした意識の変化で驚くほどパフォーマンスを上げることができます。つまりは金の卵を持っている人なのです。この機会に金の卵を産む鶏に変身しましょう!
もくじ
真面目すぎる人は仕事ができない人?
本来、「真面目な人」は評価されるに値する人です。
なのに、何故か周囲や職場、プライベートでも評価が上がらない、モテない、ダメ出しばかりされています。
それって、なんだかとっても損している感じがしますよね。
真面目なのに。褒められても良いはずなのに。愛されるはずなのに…。
なんでなの?
おそらくそれは、「真面目すぎる」からなのでしょう。
真面目なのは良いことです。ただ、真面目すぎてしまうと、ちょっとやはりどこかズレが生じてくるんですね。
何事も度が過ぎると、上手く行かないという典型例ではないかと思います。
ではどうすればよいのかと言うと、もう答えは出ていますね。意識的に「真面目度を下げる」わけです。
ここで、「そうか!真面目度を下げれば良いわけですね」と、また真剣に真面目度を下げるにはどうすればよいのか、考えすぎるから訳の分からない結論に至ったりするのです。(笑)。
では、どういった点を改善すれば、真面目な自分が評価を上げ、評価もパフォーマンスも爆上りになるか、それをご紹介しましょう。
物事への着手を早める
真面目すぎる人は、物事を始める前に考えすぎてしまうため、着手するのが遅くなりがちです。
失敗する可能性をあらかじめ考え、それらを潰して準備万端で高確率で成功するよう調べたりするのは良いのですが、あまりにそういったことに時間を使いすぎてしまうため、物事に着手するのがどうしても他の人より遅くなりがちです。
そうすると、必然的に残された時間が減ってしまうため、時間に間に合わないということが起こります。
例えば、60点の出来でも完成させた人と、未完成の人とでは、当然60点の人のほうが評価は高いです。
例えば料理を例にすると、60点の味の料理を出された場合と、未完成の料理を出された場合、どちらを評価しますか?ということです。そもそも未完成の料理は評価のしようがありませんので、比較にもならないですよね。
つまり、問題外。こういうことが、真面目すぎる人には往々にして起こっています。
完成すればすごいかもしれないけれど、完成しないから評価のしようがない。というわけです。
なので、あらかじめ100点(完璧)を目指すのではなく、80点くらいを目指すようにしましょう。
そして、考える時間に期限を設け、時間になったら考えがまとまっていないくとも、必ず着手するようにしましょう。
仮にできあがったものが自分的には80点だったとしても、きっとその評価は高いものとなるでしょう。
責任を感じすぎる
真面目な人はみな責任感が強いです。そして真面目すぎる人は、責任感も強すぎてしまいます。
責任感が強すぎるとはどういう事かと言うと、自分の責任の範疇を超えた責任まで考えてしまうということです。
例えば、自分の担当ではない部署の事まで考えてしまったり、自分の手から離れた仕事のことをいつまでも考えたり。
それが不安になって、何度も確認したりするので、担当者からは鬱陶しく思われますし、自分の時間も削られます。
それに何より、自分の心がやすらぎません。
そのために、心身の疲労度も高まり、パフォーマンスが落ちるといった悪循環さえも生んでしまいます。
自分が任されたことに対しては責任を持って成し遂げるのはもちろんですが、他人の責任まで考えるのはやめましょう。
もうそれはあなたの仕事ではありません。
何でも1人でやろうとする
真面目すぎる人は他人に頼るのがとても下手です。
というか先程の責任感とも少し関係するのですが、きっちりとやろうと思いすぎるあまり、失敗が怖くて「他人に任せるより、自分でやった方がいい」と考えてしまうのです。
そうして、本来ならもっと自分にしか出来ないことに時間を割くべきなのに、誰にでもできる仕事にまで自分でやってしまうので、どうしても仕事の量が減ってしまいます。
他のグループが2つ、3つと作業が終わっているのに、まだ自分のグループは1つ目をやっている。
しかも自分以外のメンバーはけっこうヒマそうにしている。そういったことが起こります。
もっと他者を信頼し、1人で何でもやろうとせず、人に依頼していきましょう。
そうやって、1足す1が2以上となるような結果を生み出していけば、自ずと評価も上がっていきます。
まとめ
真面目なのに評価が上がらない、パフォーマンスが上がらない、モテない、ダメ出しばかりされる、という人は、きっと「真面目すぎる」ことが原因です。
何事も度が過ぎると、本来の良さが発揮されなくなるものです。これは真面目さでも同じです。
真面目すぎる人は、完璧を目指しすぎて、必要以上にあれこれと考えてしまいます。
この考えすぎることが、反対にあらゆる歪みを生む原因となっています。その事に気づきましょう。
真面目すぎを回避するには、
- 完璧を目指さず80点を目指す
- 考える時間にリミットを設ける
- 自分の範疇外の責任まで考えない
- 1人だけでやりきろうとせず他人の力も借りる
といったことを意識して物事を行います。これだけで驚くほどパフォーマンスは上がることでしょう。
パフォーマンスが上がると、評価されるようになります。
評価されれば人からも一目置かれ、場合によってはモテるかもしれません。いや、少なくとも以前よりはモテるようになるでしょう(笑)。
真面目すぎる人は、意識的に「適当」で「いい加減」を意識するくらいがちょうどいいのです。