水道代の計算式(計算方法)と計算例 4人家族や一人暮らしの平均水道代 節約方法について

このところ様々なものが値上がりし、生活費が毎月のように増えています。そんな状況下において、水道代を少しでも節約しようと思い、水道代の計算式(計算方法)について調べてみました。計算例を参考にして、ぜひご自分の家庭の水道代も計算してみてください。そして、水道代の平均と比較してみてください。また、水道代の節約方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

水道代の計算式

水道代の内訳は、上水道料金(基本料金+従量料金)・下水道料金・消費税から成り立っています。

上水道の基本料金とは、水道の使用量に関係なく必ずかかる料金です。水道メーターの口径によって金額が決まり、一般的にある一定量までの水道使用量が含まれています。

上水道の従量料金とは、使用した水の量に応じてかかる料金です。基本料金に含まれている量を超えて使用した水量に応じて算出され、使用量が多いほど単価が上がっていきます。

下水道料金とは、上水道の使用水量を汚水排出量とみなして計算された料金です。ある一定の使用水量までの基本料金に、超過分に対しての課金を加える仕組みで、基本的に2カ月に一度検針と請求が行われます。

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水道代の計算例

水道代は自治体によって料金が異なるので、ここでは東京23区を例として計算します。

上水道料金の基本料金は、水道メーターの口径によって金額が決まりますが、一般家庭の場合は13㎜か20㎜の口径が一般的です。

水道メーターの口径が大きくなるほど基本料金が高くなり、13㎜の場合は860円、20㎜の場合は1,170円となります。

従量料金は1立方メートル当たりの単価によって計算しますが、メーターの口径が大きいほど、また使用量が増えるほど単価が上がります。

メーターの口径が13㎜~25㎜の場合では、下記のようになっています。

  • 1~5立方メートル:0円
  • 1~10立方メートル:22円
  • 11~20立方メートル:128円
  • 21~30立方メートル:163円
    (※1立方メートルにつき)

例えば、使用量が20立方メートルの場合で考えると、単純に下記のような計算式とはなりません。

20(立方メート)×163(円)=3,260(円)

使用量が20立方メートルの場合、従量料金は下記のように計算されます。

1~5立方メートル:0(円)
1~10立方メートル:5(立方メート)×22(円)=110(円)
11~20立方メートル:10(立方メート)×128(円)=1,280(円)

合計:110(円)+1,280(円)=1,390(円)

つまり、水道メーター口径が20㎜で、水道使用量が20立方メートルの家庭の場合、1カ月の上水道料金は下記になります。

(基本料金:1,170円+従量料金:1,280円)×消費税:1.10=2,695円

下水道料金は、8立方メートルまでは560円、9~20立方メートルまでは1立方メートルにつき110円です。

1~8立方メートル:560(円)
9~20立方メートル:12(立方メート)×110(円)=1,320(円)

合計:560(円)+1,320(円)=1,880(円)

つまり、1カ月の下水道料金は下記になります。

1,880(円)×消費税:1.10=2,068(円)

実際は上水道料金に下水道料金を加え、上下水道料金として2カ月分が請求されます。

水道代の平均 4人家族の場合

総務省の家計調査報告(2020年)によると、4人家族の上下水道料金の全国平均は6,298円となっています。

これを1人当たりに換算すると1,574円程度となります。

3人家族の全国平均は5,528円なので、1人当たりに換算すると1,842円程度となります。

2人家族の全国平均は4,255円なので、1人当たりに換算すると2,127円程度となります。

一般的に「世帯人数が増えると1人当たりの水道代は安くなる」といわれています。全国平均からも、2人家族よりも3人家族、3人家族よりも4人家族と、1人当たりの水道代が安くなっているのが判ります。

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水道代の平均 一人暮らしの場合

一人暮らし世帯の上下水道料金の全国平均は2,172円です。

2人家族の全国平均4,255円を1人当たりに換算すると2,127円程度なので、一人暮らし世帯とほとんど同じです。

これは一人暮らし世帯の場合、外食が多くなるので料理に使う水量が少なかったり、シャワー・トイレ・洗濯などに使う水量も一般家庭より少ないことなどが考えられます。

一般的に料理や洗濯などをまとめて行うことで、スケールメリットによって一人当たりの水道代が安くなりますが、2人家族ではスケールメリットがあまりないということが判ります。

水道代の節約方法

急に水道代が高くなったと感じた場合は、水漏れの可能性を疑ってください。

水が流れている場合、水道メーターに付いているパイロットという部品が回転しています。

水道を使っていないのにパイロットが回転していたら、どこかで水漏れしているかもしれないので、水道局に連絡してください。

水道代の節約方法は、日頃の生活の中で節水を心掛けたり、節水型の機器に買い替えたりすることが考えられます。

  • 一般家庭でのふろ水の残り湯は約180リットルで、この半分を洗濯などに利用すれば約90リットルの節水になります。
  • 歯をみがくとき、30秒間水を流しっぱなしにすると約6リットルの水を使いますが、コップを使えば約0.6リットルですむので、約5リットルの節水になります。
  • 車を一台洗う場合、ホースからの流し洗いでは約90リットルの水を使いますが、バケツにくんで洗えば約30リットルですむので、約60リットルの節水になります。

ほかにも、シャワーをこまめに止める、水洗トイレのレバーは大小を使い分ける、食器を洗うときにまとめてすすぐなども効果的な節水方法です。

まとめ

水道代は計算式を使えば簡単に計算することができます。

ホームページなどで自分の住んでいる自治体の水道料金を確認して、一度計算してみてください。

そして、水道代の平均と比較して高いようならば、こまめに節水するように心掛けましょう。

ただし、「急に水道代が高くなった」という場合は、水漏れの可能性も考えられるので、この場合は水道局にすぐに確認してくださいね。

節水は資源の無駄遣いを防ぐだけでなく、家計のムダも防げます。一緒に節約を心がけましょう。

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