SEOの新しい概念であるトピッククラスター対策とは?Googleに評価されやすいサイト作り
SEOはオワコンとかいう声も以前はチラホラ聞かれましたが、結局、Googleの検索エンジンを利用した検索は未だに健在。
年齢層によってはTwitterやInstagramでの検索も賑わっていますけど、目的によって使い分けている人もいるわけです。
LINEが調査した検索行動においては、
- 検索エンジン:9割
- SNS:6割
- 動画アプリ:5割
という統計があるように、まだまだ検索エンジンのニーズは強いんです。
だからSEOを制しておかねばなりません。
もくじ
トピッククラスターとは
簡単に言ってしまえば、ウェブサイトにおける戦略的な内部リンク構造によって、Googleの評価を高めるという概念です。
記事のグルーピングと整理が重要になります。
トピックは記事や話題の意味で、クラスターとはコロナ陽性者の集団発生ではなく、似たようなデータをグループ分けした集団の方です。
概念的には、メイントピックとなるピラーページ、直訳すると「柱ページ」ですが、それを取り巻くクラスターページから成り立ちます。
特に新しいという印象は、個人的にはしないんですけどね・・・(汗)
ウェブサイトの構造階層がしっかりと設計されていれば、必然的にトピッククラスターが成立からです。
ピラーページのテーマ
柱となるページのピラーページでは、ある程度、検索ボリュームの多いキーワードをテーマにして記事を作成します。
とは言え、さすがに「ダイエット」「サプリメント」といった単一ワードは、確かに検索ボリュームは大きいですが、目的がぼんやりしているので、おすすめではありません。
さらに薬機法がらみのジャンルなので、ちょいと手間暇も・・・。
できればターゲットをしっかりと絞った、2語あるいは3語の複数キーワードが最適です。
検索ボリューム次第では2語でも良いですし、ニッチな部分で独占したい場合は3語で攻めることもやぶさかではありません。
クラスターページの中身
さて、ピラーページを支える、あるいは補完的な役割を果たす記事の集団であるクラスターページは、ピラーページのロングテールでいきましょう。
ここで、ありがちな質問としては、
- 何ページぐらい必要ですか?
- 1ページあたりの文字数は?
- SEO的に良い書き方は?
といったところでしょうか。
それがわかったらSEOで苦労はしないですよ(汗)
わからないから、仮説と検証を繰り返して、ある程度の正解に近い方法を得るわけです。
SEO対策は、結果や現象から一般的な法則や規則性を見出す、帰納法的な観点からノウハウなりを積み上げるので、ありがちな質問への回答は「仮説レベル」でしかありません。
正解を知っているのはGoogleの中の人だけ。
だからと言ってSEOコンサルタントは意味が無いとは言えませんので、是非、頼ってください。
トピッククラスターのメリット
明らかなのはロングテールと相性が良いことです。
情報の網羅性が高ければ、ガッチリと検索の上位表示を維持できることもあるでしょう。
そもそも雑多なページが整理されるだけでもユーザーにとっては非常に扱いやすいと判断されますし、「そのサイトを見れば、〇〇に関しては十分」という状態まで持っていけば最高です。
ただし、内部リンクを忘れたり、関連性の薄い記事が混じっていることが多いと思ったような結果は生まれにくいという面は否定できません。
ライバルサイトより明らかに上なんだけどな、と思っていても、審判下すのはGoogleなので、悩ましい時期もありまっせ(汗)
まとめ
「SEOの新しい概念であるトピッククラスター対策とは?Googleに評価されやすいサイト作り」というテーマで、トピッククラスターについて簡単に触れました。
新しいとは書きましたけど、あまり新しい気もしないのは気のせいでしょうか(汗)
それがトピッククラスターについての第一印象でした。
参照
スマホで検索するときに重視していることや調べるジャンルは? : LINEリサーチ調査レポート