未成年が株式投資できる?高校生が投資の勉強と実益を変えて国内証券会社で売買する方法!
子どもが高校生にもなると、未来への準備を考えることは親として重要な課題です。
学力の向上はもちろんのこと、お金や国の社会保障における一般常識程度は、弁えて欲しいという願望を持つのではないでしょうか。
学校教育でも情報と金融の教育が加速していますが、校外では株式投資を通じてお金の流れを知ることも、そのひとつの方法だと考えます。
投資の実践を通じて得られるメリットは大きいはず。
現に我が子も興味を抱いていますので、近々、実践をスタートする予定です。
そこで今回は、高校生の株式投資における動機、目的、口座開設の可否などについて、まとめてみました。
もくじ
高校生の株式投資の動機
あくまでも我が子の例ですが、通っている学校の近くに無印良品があり、文房具やおやつを買う機会が多いのです。
ふと「もうちょっと安く買えないかな」と言ったことで、株主優待を調べてみたらと助言したことがきっかけになります。
株式や上場ということについては、あらかた教えていましたし、株主優待についても我々が保有する企業のモノを実際に目にしていますから話は通じます。
ただ「無印良品」を展開する株式会社良品計画という名称は知らなかったようなので、企業名でも検索するように伝えてはいました。
もし高校生に株式投資への関心を広めたいならば、金融教育がどうのこうのと固いことは言わずに、
- よく買い物する店
- 興味のある分野
- 趣味や特技
といった身近なところで、何かメリットが得られそうな株主優待の存在を知るほうが早いと感じます。
大人でも、そんな動機が多いわけですから、意識高い系のプレゼンやPRは効果ないですよ。
銘柄候補一覧
さて、無印良品は前から興味があった我が子は、投資先の候補として、同ブランドを展開する株式会社良品計画が挙げていました。
ただし狙っているのは、1銘柄だけではないようです。
しかも最低単元株で20万円以内という予算枠を設定して、複数銘柄の運用を画策しています。
なかなかのやり手。
次に、サーティワンアイスクリームも狙っていたようですが、1銘柄あたりの投資金額の予算をオーバーしているとかで見合わせた模様です。
今後、どういうホートフォリオになるのか楽しみではあります。
ちなみに良品計画の株主優待は、5%割引の優待カードです。
投資の条件はクリアしているので、ほぼ確定といったところでしょうか。
おそらく、あと2.3銘柄は選定する感じです。
高校生は証券口座開設可能か
問題は証券口座が高校生でも開設可能かどうかです。
個人的な感覚としては、保護者の承認を示す書類、例えば住民票のコピーなどの提出ということで、開設は可能かなと予想はしていました。
手軽に開設したいので、ネット証券から選択します。
例えば楽天証券では、ウェブサイト上で、
2021年8月29日(日)より、「未成年口座」の開設申込がウェブで完結できるようになりました!
と赤文字で書かれています。
ただし条件が挙げられており、
- 親権者の口座を開設
- 子が親権者と同居
- 世帯全員記載の住民票の写し
- 戸籍謄本または戸籍全部事項証明書
- 親権者の本人確認書類
以上のような準備が必要です。
割と面倒臭い・・・(汗)
結論としては楽天証券は未成年でも口座開設は可能です。
筆者はすでに楽天証券の口座を開設済みなので、資金を移動して投資してやればいいかなと考えました。
子どもと合意さえすれば、株主優待品と配当金、さらに将来の売却のためにしっかりと親が管理します。
子には、渡すものさえ渡せばOKではないかと、証拠書類なども揃えて。
ただし売却時の元金と利益の引き渡しは、贈与とかに該当しないか、念のため税理士さんには確認しますけどね。
まとめ
「未成年が株式投資できる?高校生が投資の勉強と実益を変えて国内証券会社で売買する方法!」というテーマで、未成年の株式投資について書きました。
良品計画の5%割引は、まあ、消費税が半額になるという感じですし、何より回数券ではなく優待カードなので、際限が無いのが良いです。
その分、使っちゃいそうで怖いんですけどね(汗)