健康意識の高い人が注目のヴィーガンバターとは?カシューナッツなど原材料による種類の紹介など

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健康志向の高まりに合わせて、植物性の素材だけで作られた「ヴィーガンバター」が多くの人の注目を集めています。植物性のバターの代用品といえばマーガリンというイメージがありますが、ヴィーガンバターとマーガリンとの違いとは?また、ヴィーガンバターの魅力やカシューナッツなど、原材料によるヴィーガンバターの種類についてもご紹介します。

ヴィーガンバターとは

ヴィーガンバターは植物性の原料を使って作るバターのことで、乳製品などの動物性食材を一切使わずに作られるものを指します。

主な原料は、なたね油やココナッツオイル、オリーブオイルなどです。使う原料によって香りや味、食感が異なるため、ヴィーガンバターのバリエーションもそのぶん豊富となります。

最近ではバターにそっくりなブロックタイプのものや、食材を混ぜこんでスプレッド状にしたものなど、日本でもさまざまなヴィーガンバターが販売されるようになりました。

また、ヴィーガンバターは自分で作ることもできますので、自分好みのヴィーガンバターづくりにチャレンジするのも楽しいでしょう。

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ヴィーガンバターとマーガリンの違いについて

植物性由来の原料で作られたバターに似た食材といえば、マーガリンを思い浮かべる人も多いことでしょう。では、そんなマーガリンとヴィーガンバターとでは、いったい何が違うのでしょうか。

マーガリンは、主原料であるコーン油・大豆油・紅花油などの植物油脂に、乳製品・食塩・水等を加えて練り合わせた作る加工食品です。そのため、ほとんどのマーガリンには植物性油脂だけでなく、動物性油脂も含まれています。

中には植物性油脂のみで作られたマーガリンもありますが、完全に植物性の原材料のみとは言い切れないところが、ヴィーガンバターとの大きな違いといえます。

また、ヴィーガンバターは完全に植物性原材料のもののみで作られていますが、保存料などの添加物は商品によって含まれている可能性があります。

より健康を意識する方の場合は、そういった商品の原材料もよく確認するようにしてみてください。

原材料で選ぶヴィーガンバター

ヴィーガンバターの原材料にはさまざまな種類があります。原材料によって、味も食感もずいぶんと変わります。

各原材料ごとのヴィーガンバターの代表的なものを見ていきましょう。

カシューナッツバター

「カシューナッツバター」は、優しい味わいで癖がなく、栄養が豊富なのが特徴です。

焙煎したカシューナッツから作られるものの他に、焙煎されていない生のカシューナッツを使った「ローカシューナッツバター」もあります。

栄養にこだわる方には、ローカシューナッツバターがおすすめです。

アーモンドバター

「アーモンドバター」は、クセのない味わいで、ミネラルが豊富に含まれています。

ピーナッツアレルギーの症状が出る方には、代替え品としてアーモンドバターを使ってみてください。

ココナッツバター

「ココナッツバター」は、ココナッツの白い果肉をすりつぶして作られます。

ココナツの持つ豊富な食物繊維やビタミン、ミネラルなどがたっぷりと含まれています。

カカオバター

「カカオバター」は、チョコレートの原料であるカカオ豆から作られたバターです。上品な香りが特徴です。

カカオには抗酸化力の高いカカオポリフェノールという成分が含まれていますので、様々な美容効果が期待できます。

豆乳バター

「豆乳バター」は、動物性バターに近い味や食感を楽しめるのが特徴です。

動物性バターが好き!という方は、その代用品として豆乳バターをおすすめします。

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ヴィーガンバターはヘルシー

ヴィーガンバターは、ヴィーガンやベジタリアンの人だけでなく、ダイエット中の方や、中性脂肪が気になる方など、健康に気遣いたい方にも人気があります。

一般的なバターには80%以上の乳脂肪分が使われていますが、ヴィーガンバターは植物性の原材料だけなので、ヘルシーでカロリーを気にしている方にもおすすめなのです。

ただし、市販のヴィーガンバターの中には、乳化剤や着色料などが多く使われているものもあります。購入時は成分表をよく確認してください。

ヴィーガンバターは乳製品アレルギーでも食べられる

ヴィーガンバターには乳脂肪などの動物性の原材料が一切使われていないため、乳製品に対してアレルギーのある方や、お腹が弱くて乳製品が苦手という方でも食べることができます。

また、ヴィーガンバターは原材料によってさまざまな味わい・香り・食感があるので、好みや料理に合わせて使い分けるのもおすすめです。

ヴィーガンバターを自分で作る

ヴィーガンバターは植物性由来の原材料で作られていてヘルシーなのが魅力ですが、市販のヴィーガンバターの中には人工添加物などがたくさん含まれているものもあります。

実はヴィーガンバターは手軽に作ることもできますので、添加物などが気になる方は自作のヴィーガンバターに挑戦してみてください。

手軽に作れるレシピもネットで紹介されています。道具もフードプロセッサーやブレンダーがあれば作れますよ。

甘さやカロリーの調節が利くのも手作りのメリットです。オリーブオイルやココナッツオイル、豆乳、ナッツなど、お好みの材料を使ってぜひ作ってみてください。

まとめ

ヴィーガンバターは、バターやマーガリンとは異なり、植物性の原材料のみで作られているのが特徴です。

そのため、乳製品が苦手な方やアレルギーがある方でも安心して食べられ、ヘルシーな食生活を取り入れたい人には最適です。

また、原材料にカシューナッツやアーモンド、ココナッツ、カカオ、豆乳など、さまざまな種類のものがあり、その材料によって味や香りがまた違って楽しめるというのもヴィーガンバターの魅力です。

近所で手に入りにくい場合は、大手通販サイトなどで購入することができます。使い慣れて好みがわかってきたら、そのうち自作のヴィーガンバター作りに挑戦してみるのも楽しいと思いますよ。

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