Webマーケティングって何をやるの?専門用語がわからない!ウェブ集客の謎を解く
今の時代、ビジネスではWebマーケティングやSNSマーケティングが、重要なカギとなっています。
しかしながら、
- インターネットはわからない
- 我々の業界は人に会ってこそ
- SNSで集客なんて必要ない
- パソコンで顧客の獲得なんてあり得ない
といった、いまだに残念な思考をもっている経営者は存在しているのです。
今回は、ビジネスに欠かせないWebマーケティングの基礎知識を一緒に学んでいきたいと思います。
もくじ
Webマーケティングは難しい?
本人の理解度云々は全く関係なく、Webマーケティングの有効性を客観的に評価できない経営者が舵取りする会社の未来は、もう見えてこないと言えます。
それほどWebマーケティングは重要ですし、駆使している会社は、恐らくコスパの高さにニンマリしているのではないでしょうか。
一方で、Webマーケティングは効果的なのだろうけど、どういうことをやるのか、という疑問を持つ人も多いはずです。
だから難しいイメージがあるのではないかと推測します。
大学時代にマーケティングの科目を履修した筆者が、担当教授の言葉で印象的だったのは、
マーケティングとは売れるしくみ(売るしくみ)
というものでした。
今では当たり前の解釈のひとつではありますが、20歳そこそこの若造にとっては、非常に腑に落ちたものだったのです。
専門用語が難易度を増す
ネックは専門用語です。
Webマーケティングの社員がプレゼンで使う言葉が、より敷居を高くするという自覚が無いのはキツイ。
- 本日のアジェンダですが・・・
- 私がジョインしたきっかけは・・・
- この件に関してはリスケしたばかりで・・・
- 顧客のエンゲージメントを高めることが・・・
はいはい、かっこいいかっこいい。
自分がプレゼンで気持ちよくなる(自覚がない)のではなく、顧客が理解しやすい言葉で伝える意思が感じられないWebマーケティングの会社は、恐らく、寄り添った提案できないでしょう。
いやいや、顧客のメリットになるように、と言うでしょうが専門用語を排除してないことで明らかです。
専門用語以外の言葉に置き換えることかできないのは、本質を理解してないからと言えます。
Webマーケティングの手法
常套手段ではありませんが、よく使われる手法としては、
- コンテンツマーケティング
- SNSマーケティング
- オウンドメディア運用
- ナーチャリング
- ジャーニーマップ
- PoC
などがあります。
これらの手法を適材適所で採用するわけですが、なんのこっちゃかわからない人は不安でしかないですよね。
説明を求めると、またあの専門用語のオンパレードで話してる人だけが気持ちよくなるという悪循環です。
ということで簡単に解説してみました。
- コンテンツマーケティング
ブログなどで情報発信して集客や需要を探る - SNSマーケティング
SNS上で情報発信して集客や需要を探る - オウンドメディア運用
自社メディアを有効活用して集客や需要を探る - ナーチャリング
顧客化のステップを構築して運用
顧客育成や顧客教育という言い方をしがちですが、個人的には嫌いな言い回しです。大事なお客様を「育成・教育する」って、どんだけ上から目線だって話しですよ。言うなら「当社をご贔屓にして頂く」だろ? - ジャーニーマップ
顧客化するまでのステップを見える化したもの
カスタマージャーニーマップとも言われます - PoC
Proof of Concept(概念の証明)の略で構想を実現化してテストすること
いわゆるテストマーケティングです
だったらテストマーケティングでいいじゃんね?
少しでも理解して頂けるとうれしいです。
ナラティブって何?
これもマーケティングの手法のひとつなんですが、ちょっと前から、ストーリーテリングと言われる、物語を通して商品やサービスを紹介する方法があります。
マンガ広告が典型です。
いやいや、そんな道端でサプリの現物を手にして知人に紹介しないだろ、みたいな展開とか見覚えありませんか?
あれです。
一方的で再現性もあまり感じられません。
このようなデメリットをカバーしたのが「ナラティブ」に展開されるものです。
違いとしては、
- ストーリーテリング
「この靴は熟練の靴職人による卓越した加工技術によって長く使える」 - ナラティブアプローチ
「使っていくうちに靴の色と形が馴染むため十年以上は快適な履き心地に」
という感じです。
つまり消費者を主体として展開するのがナラティブアプローチになります。
後者の方が圧倒的に、自分が履いたら?と想像しやすいでしょ。
これからはナラティブアプローチです。
まとめ
「Webマーケティングって何をやるの?専門用語がわからない!ウェブ集客の謎を解く」というテーマで、わかりやすく一部を解説してみました。
難しいことを簡単な言葉に置き換えて伝えることこそ、コンサルタントなどに求められるスキルなんですけど、なんか自分が気持ちよくなってるだけの人って、たくさんいるんですよね。
どうしてそんなに気取りたいのか?
自覚が無いのが問題です。
特に中小企業にWebマーケティングが浸透しきれてないのは、そういう、別のハードルが見えるからではないでしょうかね。