死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこととは?人生の最期で後悔しないためのコツについて
人が死ぬときになってはじめて気づく「人生で大切なこと」とは何だと思いますか?限りある人生、人生の最期で後悔しないためのコツについてもご紹介します。いまからしっかりと知っておき、後悔しない人生を送ってください。まだ間に合います!
もくじ
人はみな自分は死なないと思ってい生きている
自分は死なないと思ってい生きている人って結構多いと思います。特に若い頃は、自分の死などなかなか想像できないものではないでしょうか。
理屈ではいつかは死ぬのはわかっていても、それが自分の身に起こる出来事だとはなかなか想像しにくいものですからね。
誰かの死に直面し、葬儀に出ることはあっても、それでも自分の死とは案外結びつけ難かったりします。
そのため、ついいつも自分の目先の利益や感情のままに生きてしまいがちです。
これは死により近い高齢になってさえも、意外とぎりぎりまで変わらない人も多いのではないでしょうか。
死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと
しかし誰もが本当に死が近づいたときになって、急に様々なことを悟り始めるようです。
これまでの人生を振り返ってみて、「本当に大切だったものは何なのか」ということに気づくのです。
そんな先人たちの意見をいまのうちから少しでも知っておき、残りの人生をより後悔の少ないものにできたらと思います。
ということで、「死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと」について、ご紹介していきます。
健康や美容はぼちぼちでいい
どんなに健康や美容にお金をつぎ込んだり努力をしても、加齢には抗えません。
むしろ人は加齢と共に少しずつシワや白髪が増えていき、身体もガタが出てくるのが当たり前なのです。
「いつまでも健康で美しくいたい!」と思うこと自体は悪いことではありませんが、それに執着しすぎるあまり、健康と美容ばかりに時間とお金を取られてしまうことは、意味がなかったなと死ぬ前になって気づくそうです。
特に人並み以上に容姿に気を使ってきた人は、加齢と共に衰える自分の姿を人に見せたくないがため、引きこもりになりやすいそうです。
美や健康を加齢と共に「失う」という考えだと、そこには喪失感しかありません。そうなると30歳をピークに、残りの人生は楽しくないものとなってしまうでしょう。
若い頃の価値観で死ぬまで生きるのではなく、若さや美と引き換えに経験や知恵などを多く手に入れたのだという価値観をシフトできるようにしたいところです。
夢や目標はなくたっていい
生きるのに「夢や目標は必要ない」。そう言われたら、戸惑ってしまうかもしれませんね。
生きるって夢や目標を掲げて頑張ることではなかったの?と思わず問いただしたくなってしまいます。
今現在、もし夢や目標があるのなら、それに向かって邁進すればいいでしょう。
ただ、仮に夢や目標がなかったとしても、それがダメということではないということです。それでも幸せだと感じているのなら、それでいいのです。
自分には夢や目標がないから何か探さなくちゃと焦る必要もありません。幸せの感じ方は人それぞれだし、何に幸せを感じるかはその人の自由だからです。
何もせずボーっとしているときが幸せだと感じる、愛猫と戯れているときが幸せ、だったらそれでもうOKなのです。
ということに、死ぬ間際になって気付かされるそうです。
後には何も残さなくていい
なんとなく、人は自分が生きた証を後世に残したい、そう思ってしまいがちです。
それほど大きなことではなくとも、子供に家やお金を残したいと、少なからず考えてしまいがちです。
そうすることで、自分の死後に誰かの記憶に残り続けたいという願望があるのかもしれません。
しかし、自分が生きた証の1つとして子供や孫がいたとしても、何世代後かにはもうあなたのことを思い出す人などいなくなります。
遅かれ早かれ、みんなそうやってすべての人の記憶から、痕跡はきれいさっぱり消えていくのです。
ただ、あとには何一つ残っていないように見えても、実際にあなたがそこに生きたことは「まぎれもない事実」です。それでいいのです。
人生を後悔しないためのコツ
最後に後悔しない人生を送るためのコツをご紹介しておきます。
それは、
- この世の不条理な「運」を受け入れる
- 「生きる意味」を考えない
- 「執着」をやめる
- 人はいずれ誰もが「100%死ぬ」ことを受け入れる
- 人と比較しない
ということ。
これらを要約すると、
この世に生まれたことからして自ら選択したことではなく、だだの「運」により生まれてきただけです。たまたま生まれたものにそもそも「生きる意味」なんてものも存在しないのです。
そして生まれたからには、皆100%死にます。それもいつ死ぬかなんていうこともわからず、それも「運」まかせです。
それなのに誰かと比較したり、何かに執着することは、本当にバカバカしいことだということに早く気づいた方がいい。
と、そういうことです。
私達にできることは、不格好でもいいので、限りある自分の人生を精一杯生きる。
シンプルにそれだけのようですね。
そうやって生きることこそが、最期に「これまで生きてきて良かった」と思える人生になるのでしょう。