人生の長さはわずか4000週間!限りある時間を有効に使うにはどうすればいい?後悔しない人生のために

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人生の長さは、わずか4000週間です。そう聞いてどう感じますか?長い?それとも短い?長いと思うなら残りの人生があと何週間かも計算してみてください。40歳を過ぎているなら、残りは2000時間もありませんよ。そんな限りある時間を有効に使うには、いったいどのようにすればいいのか。後悔しない人生のために今すぐすべきことをお伝えします。

80年という寿命は

人生100年時代とは言われるものの、日本の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳です(2019年時点)。

更に、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義された「健康寿命」はと言うと、平均で男性が72.68歳、女性が75.38歳といったところが現実です。

つまり人生100年時代だとしても、自由に活動できるのは大目に見積もって80年。あとはおまけと思っているくらいがちょうどいいのかもしれません。

80年ということは、1年を約50週と換算すると、4000週間です。

つまり、人生はわずか4000週間しかないんですね。

そしていま現在、あなたは何歳ですか?

私は53歳なので、残りの人生は27年、つまりあと1350週間しか残されていないことになります。

そう考えると、時間を無駄にできないことに気づき、1週間がとても貴重に思えてきませんか。

では、4000週間という人生をどのように生きれば、充実感を持って生きることができるのでしょうか。

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数値的な目標が人生を壊す原因?

充実した人生を送るために、目標を掲げて頑張ることは多いと思います。

しかしここで注意したいのが、数値的な目標を掲げる場合です。

例えば、月収が30万円だった時に、もっと増やしたいと思って月収40万円を目指すとします。

そして頑張って月収40万円になったら、おそらくここで満足できずに、次は月収50万を目指すようになります。

それがやりたいことであるのであれば問題はないのですが、基本的に労働によってより稼ごうとすると、それだけ仕事に関わる時間も増えていきます。

何のために月収40万に増やそうと思ったのか、そして、その後に50万、100万と増やしていく必要が本当にあるのか、ここを十分に理解しておく必要があります。

当初の目標である月収40万円を達成したのなら、さらに収入を増やすことに時間を注ぐのではなく、40万達成したらやろうと考えていた目的に向けて、次は実行すべきです。

そうしないと、いつまでもやりたかったことが実行できないまま、時間ばかりが過ぎて、気づけば人生が終わりに近づいていた、ということになってしまいます。

残念ななことに、多くの人がそういった時間の過ごし方をしてしまい、死ぬ間際になって後悔しているのです。

やりたいことリストを作り今から始める

では、無駄に数値的目標を追いかけ続けずに、充実した人生を送るためはどうすればよいのでしょうか。

それは、やりたいことリストを作り、それを今からすぐ始めることです。

まず、やりたいことを10個程度リストアップしてください。そして、その中から最も優先順位の高い5つに絞ります。このやりたい5つのことは、本当にやりたいことであるべきです。

その5つが決まったら、今日から(いますぐにでも!)、その5つに関してできることを取り組み始めます。

リスト5に漏れたやりたいことリストの項目は、このリスト5が達成するまでは絶対に手をつけないと決めます。

そして、リスト5の中で達成できたものがあったら、候補の中から順次リスト5に組み入れていきます。

このリスト5にある項目については、必ず毎日10分でいいから何かしらやってください。

例えば「小説を書く」というのがやりたいことであったら、10分でも良いので小説を書きましょう。たとえ1行しか書けなくてもいいので、毎日やりつづけてください。

これらを毎日積み重ねていくと、ある日、かなりのボリュームとなっていることに気づきます。

「いつか時間ができたら」「いつかお金が溜まったら」、そう言い続けて人は何もしない時間を過ごしてしまうので、いつまで立っても何も変わらず、積み上がるものもありません。

充実した人生を送る人は、この小さな時間をこつこつと積み重ねていき、やりたいこと、ほしいものを手に入れています。

そしてできれば、今日やったことを、日記などにメモしていきましょう。

それを眠る前に見返すことで、「今日1日で、これだけたくさんのことがやれたんだ!」ということに気付いてください。自己肯定感が湧き幸せ感がアップします。これが充実感を得るための秘訣です。

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やりたいことリストを行ううえでの注意点

本当にやりたいことのリスト5を行ううえで、いくつかの注意点があります。

それは、

  • 1日のできるだけ最初の時間に行う
  • 長時間やらない
  • 完璧を求めない
  • できなかったことではなく、できたことに注目する
  • 1日にやったことを紙に書き出す
  • 問題がある状況を楽しむ
  • 無駄な時間を排除する

といったことです。

もう少し詳しく説明すると、

「1日のできるだけ最初の時間に行う」についてですが、リスト5は最もあなたがやりたいこと、達成したいことです。これはどういうことかというと、あなたの人生で最も重要なこととも言い換えられると思います。

場合によっては仕事をすることなんかよりも、もっと大事なことだったりします。

なので、毎日確実に行うためにも、1日の早い時間に優先的に行う必要があるのです。

「長時間やらない」ようにするのは、長くやってしまうと、毎日続かなくなってしまうからです。他にもやることはたくさんありますので、時間のバランスを取る必要があります。

なので、たまに長時間やるのではなく、毎日10分、15分でもいいから必ず行い、気分が乗ってきても、1時間程度で切り上げ、他のリストも進めましょう。

「完璧を求めない」これは特に予定を立てたプランや芸術作品を作る場合に重要なポイントです。

予定とは常に遅れるものですが、毎日少しでもススメていれば、ゆっくりですが確実に前には進んでいます。焦らずに続けてください。

また、素晴らしいものを作ろうと思っても、初めはなかなか納得するものは作れません。それでも作り続けているうちに、少しずつ思うようなものができるようになってくるのです。これも気長に続けましょう。

芸術に取り組む場合の注意としては、否定的な人の意見に耳を傾けず、褒めてくれる人にのみ見せることです。

あなたの作品をダメだと評価する人の意見が正しいという証拠はどこにもありません。しかし、ダメ出しされると繊細な芸術家の心は壊れてしまい、それ以上の創作活動ができなくなってしまいます。これはどんなベテランでも同じです。

なので、こと作品作りに関しては、身内であろうと親しい人であろうと、否定的な人には絶対に見せず、肯定的な人にのみ見せるようにしましょう。

「できなかったことではなく、できたことに注目する」「1日にやったことを紙に書き出す」の2つはよく似ていますが、今日1日でできたことに注目することで自己肯定感を上げるのが目的です。

自己肯定感が上がると、物事を進めるのも楽しくなりますし、精神的にも良好な状態を保てます。

「問題がある状況を楽しむ」とは、何事にも何かしらの問題は生じるということを前もって覚悟しておき、問題が起きたら、RPGのクエストをこなしているんだくらいの気持ちで、どこか客観的に対処していきましょう。

人生に問題が生じるのは、だれにでも起きることですし、しょうがないものです。あまり悩みすぎずできることから対処していけば、そのうち問題も去っていきます。

「無駄な時間を排除する」ことは、じつはとても重要です。

「1日のできるだけ最初の時間に行う」としたのも、実は1日の後半にやりたいことをやろうとすると、1日の中の無駄な時間の積み重ねにより、やる時間がなっくなってしまうからです。

無駄な時間の主なものは、「娯楽」と呼ばれるものです。

特に、現代だとスマホでしょう。

限りある人生を充実したものにしたければ、スマホやネット、テレビなどの受動的な娯楽の時間を極力減らすことです。

これは特に意識して気をつけるようにしてください。

まとめ

いかがでしたか。

まずは自分の残りの人生が、あと何週間なのか計算してみて、時間の貴重さを噛み締めてみてください。

その時間の中で、本当にやりたいこと、大事なことをやっていきましょう。

大切な人と過ごす、というのも立派なやりたいことに入ります。

ぜひ一度ここで立ち止まって、今の自分の時間の使い方を振り返り、後悔のない人生を送るために、後回しにしてきた本当にやりたいことを、いまこの時点から始めてみてください。

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