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映画『アダムス・ファミリー』(実写版)を観た感想 アダムス・ファミリーの歴史や他の作品について

映画『アダムス・ファミリー』の実写版をやっと観ましたので、感想をお伝えします。また、キャストやアダムス・ファミリーの続編、ルーツとなった作品(歴史)やアニメ版などの他の作品についてもご紹介します。

映画『アダムス・ファミリー』(実写版)の感想

映画『アダムス・ファミリー』の実写版と言ったら、誰もがあのおどろおどろしいビジュアルをすぐにイメージできるのではないでしょうか。

なんとも言えない不気味なファミリーですが、どこかしらユーモア感も漂っていて、気になりますよね。

『アダムス・ファミリー』はこれまでずっと気になっていた映画のひとつなのですが、アマゾン・プライムで視聴することができなかっため、これまで伸ばし伸ばしになっていました。それが先日U-NEXTに加入したため、やっとそちらで観ることができました。

はっきり言ってこの映画、さほどストーリーは面白くありません(笑)。

ストーリーを楽しむというよりも、シュールなアダムスファミリーの日常を垣間見る楽しさというのが、この映画の正しい楽しみ方なのだと思います。

そういう意味では小さな子供が観ても面白いかもしれませんね(ただあまり見せたくなる内容ではありませんが)。

アダムス・ファミリーの家族はそれぞれみんな個性的なのですが、中でも長女のウェンズデーを演じるクリスティーナ・リッチのビジュアルが最高です。

すごく魅力的で、子供ながらにオーラを発しています。映画『アダムス・ファミリー』(実写版)の成功は、クリスティーナ・リッチなしでは得られなかったのでは?というくらいです。

それから個人的にはフェスター・アダムス(ゴードン・クレイブン)役のクリストファー・ロイドが良かったですね。

クリストファー・ロイドと言ったら、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクことエメット・ブラウン博士役で有名です。ドクもかなり個性的な風貌をしていましたよね。

映画『アダムス・ファミリー』(実写版)の監督やキャストについて

では少し映画『アダムス・ファミリー』(実写版)の監督やキャストについても触れておこうと思います。

まず監督は、バリー・ソネンフェルドという人で、『アダムス・ファミリー』が最初にヒットした監督作品のようです。

後に『メン・イン・ブラック』シリーズの監督として大ヒット作品を生み出しています。

次に主なキャストについてご紹介します。

モーティシア・アダムス:アンジェリカ・ヒューストン
ゴメズ・アダムス:ラウル・ジュリア
ウェンズデー・アダムス:クリスティーナ・リッチ
パグズリー・アダムス:ジミー・ワークマン
グラニー・アダムス:ジュディス・マリナ
フェスター・アダムス/ゴードン・クレイブン:クリストファー・ロイド
マーガレット・アルフォード:ダナ・アイヴィ
ラーチ(執事):カレル・ストルイケン
タリー・アルフォード(弁護士):ダン・ヘダヤ
ウォーマック判事:ポール・ベネディクト
アビゲイル・クレイブン/Dr.グレタ・ピンダーシュロス:エリザベス・ウィルソン

アダムス家の母であるモーティシア役のアンジェリカ・ヒューストンは、『女と男の名誉』という作品でアカデミー助演女優賞を受賞した女優さんですが、さほど有名な女優さんでもなさそうです。

アダムス家のお父さんゴメズ役のラウル・ジュリアは、代表作は『蜘蛛女のキス』で、その他にはあまりぱっとした作品には出演していないようです。

長女ウェンズデー役のクリスティーナ・リッチは、その後多くの作品で活躍しています。個人的には『バッファロー’66』や『スリーピー・ホロウ』が印象的です。現在も現役の女優として活躍しています。

長男パクズリー役のジミー・ワークマンは、映画『アダムス・ファミリー』(実写版)シリーズ以外では何をやっているのか分かりません。

アダムス・ファミリーの歴史

アダムス・ファミリーは実はこの映画『アダムス・ファミリー』(実写版)が最初ではなく、ルーツはチャールズ・アダムスという人が1937年から雑誌『ザ・ニューヨーカー』に掲載していた無題の一コマ漫画が元なのだそうです。

この初期の一コマ漫画の頃は、まだ作品タイトルもなかったのですが、それが1964年にテレビドラマ化された際に『アダムス・ファミリー』と付けられました。

その後1973年にはテレビアニメも制作されました。

なんと日本でもこのドラマやアニメは『アダムスのお化け一家』の邦題で放送されていたようです。

ドラマは1968年4月2日 – 1969年6月24日に、東京12チャンネル(現:テレビ東京)。アニメは1979年、東京12チャンネル(現:テレビ東京)。

それが時を経て1991年に実写版の映画として映画『アダムス・ファミリー』が作られ、人気のため続編映画として『アダムス・ファミリー2』が1993年に公開されました。

映画『アダムス・ファミリー3 再結集』もあるのですが、これは日本では映画3部作の1つとされていますが、実際はテレビ映画としてアメリカで放映された作品だそうです。

内容もこれまでの映画シリーズとは関連のない、旧ドラマ版のリメイクに近い内容となっているのだとか。

CGアニメ化されたアダムス・ファミリー

その後、2019年にCGアニメーション映画として『アダムス・ファミリー』が公開されました。

この作品の続編として、『アダムス・ファミリー』『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』という作品が2021年に公開されています。

その他、ブロードウェイでは2008年から2011年までミュージカルとしての『アダムス・ファミリー』が公演されました。2014年と2017年には日本でも日本人キャストで公演されたようですね。知らなかった。

まとめ

やっと映画『アダムス・ファミリー』(実写版)を観ることができました。続編があるのは知っていたのですが、3はどうやらあまり観なくても良さそうです(笑)。なので、次は2を観たいと思います。内容的にはさほど期待していませんが。

『アダムス・ファミリー』は、できたらハロウィーンとかに観ると気分が盛り上がりそうな気がします。

それにしてもずいぶんと古い歴史があるのは知りませんでした。昔のドラマやアニメも観てみたい気がします。ちょっと探してみようかな。

『アダムス・ファミリー』の世界観は、ティム・バートンの世界観とも通じるものがあるように思います。あとは以前観た『ビートル・ジューズ』なんかも近い感じですね。

そういったちょっとシュールなホラーコメディーが好きという人は、『アダムス・ファミリー』もぜひ観てみてください。

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