イギリスは月額28万円のベーシックインカムを試験導入決定!日本はいつ?現実可能?

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すでにニュースでご存知かもしれませんが、イギリスでのベーシックインカム導入、いいですよね。

月額なんと28万円!

働かなくてもウハウハな世帯も出てくるでしょうし、丸ごと預金しようとする世帯もあると思います。

28万円の2年間で672万円が支給されるわけですから、使い方次第では、資産の増加も十分に可能です。

ただしランダムに選ばれた30名だけというものではありますが(汗)

日本はいつ実施されるのでしょうか。

今回はベーシックインカムについて書きますが、詳細の情報については割愛している部分がありますので、ご了承ください。

イギリスの制度概要と目的

イギリスでのベーシックインカム試験は、2年間にわたる導入計画であり、参加者には月額28万円が支給されます。

この試験は、所得に関係なく支給されるベーシックインカムの効果を調査し、その社会的・経済的影響を評価することが目的です。

貧困削減や所得格差の是正といった社会的課題に対処という大儀も考えられます。

低所得者や社会的に弱い立場にある人々の生活条件を改善することが期待されますが、経済効果や社会的インパクトにどのような影響をもたらすか、未知な部分もあります。

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ベーシックインカムのメリット

ベーシックインカムの最大のメリットは、低所得層の生活条件の改善と収入格差の縮小です。

これによって社会的な平等性が向上する可能性もあります。

そもそもベーシックインカムは、所得に関係なく全ての人に支給されますが、高所得者にも支給されるようならば、所得格差などは縮まらないことになります。

そのような面では一部、平等ではない部分が残る印象です。

ベーシックインカムのデメリット

ベーシックインカムの導入には、財政的な課題が必ず出ます。

膨大な財源が必要となるため、果たして他の財政的な問題とバランスを保つことができるのか、その判断が国にとっては最重要課題と言えそうです。

税制や予算配分の見直しが行われることになるでしょうが、これにより負担の増加があっては、身もフタもありません。

現行の福祉や医療制度との兼ね合いも未知数です。

生活保護受給者、ホームレスなど、ホントに行き届くのかどうかも不安材料となる気がしてなりません。

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労働市場への影響

最も気になるのは、労働市場への影響です。

ベーシックインカムが労働意欲を低下させる可能性があるとの指摘もありますが、間違いなく、そうなる人が増加します。

一定の収入が保証されるため、一部の人々は働かずに依存する可能性もありますし、浪費が加速する人も出てくるはずです。

一方で、ベーシックインカムを働く意欲にできる人の方が多いかもしれませな。

安定した基礎収入が保証されることで、自営業者やフリーランスは、少々のリスクを許容できることから、新たな事業や創造的な活動に取り組むことができます。

また、リスキリングは思った以上に費用がかかることから、ベーシックインカムを学びのための費用に使い、スキルアップがやりやすくなる可能性もあります。

さらに、社会人になってから大学や大学院で学ぶには、まとまった費用が必要ですが、ベーシックインカムによって、その負担は軽減されることから、新たな学びの機会を得ることは大きな魅力です。

日本におけるベーシックインカムの可能性と課題

日本においても、貧困削減や所得格差の是正、労働市場の変革への対応など、さまざまな社会的な課題が存在します。

ベーシックインカムはこれらの課題に対する一つの解決策として注目されていますが、日本では、少子高齢化や非正規雇用の拡大といった社会的変化が進行しています。

果たして社会的な安定と持続可能な経済成長に寄与する可能性があるのか、ちょっと難しい部分もある気がします。

イギリスの試験導入のように月額28万円は、まずムリでしょうから、月額8万円つまり年間で100万円ぐらいが関の山かも・・・。

まとめ

「イギリスは月額28万円のベーシックインカムを試験導入決定!日本はいつ?現実可能?」というテーマで、ベーシックインカムについて書きました。

仮に日本がベーシックインカムの導入に前向きであったとしても、議論や意思決定は、多様な利害関係者や専門家の参画を通じて行われるはずです。

透明性と公正性が確保できるのかは不明ですが、多分、日本でのベーシックインカムは無理な気がしてなりません。

参照

1からわかる!ベーシックインカム(1)そもそも、どんな制度なの?|NHK就活応援ニュースゼミ

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