【裏切りの前兆】「友だちだからいいじゃん」というフレーズを聞いたら利用されていると思え
友だちは多いほうが良いという言葉がありますが、それって本当ですか?
「信頼や信用に足る」という肝心な言葉が抜け落ちている気がしてなりません。
親から子へ教訓として、前述のフレーズを口にした人もいるとは思いますが、言葉が足らないと、将来的には子どもにダメージがふりかかります。
なぜならば「友達だからいいじゃん」という言葉を免罪符にして、都合のよいように操る人間もあるからです。
人間関係の中でよく耳にするフレーズですが、最低の言葉と個人的には考えます。
この言葉、よく考えると心に微かな疑念を抱かせるからです。
ゆえに今回は、人間関係の醸成ということについて、私見を述べてみたいと思います。
もくじ
利用する側と利用される側
若い世代では、特に人間関係の悩みは多いかもしれません。
友だちは多いほうがよいという、根拠も何もない「人生訓めいた話し」を妄信している人ほど、付き合いに疲れるのではないでしょうか。
友情や信頼の重要性を強く感じつつ、同時に人を見極める難しさにも直面するのは、決して若い世代だけではありません。
なぜならば人間関係においては、利用する側と利用される側があるからです。
「友だちだからいいじゃん」は、まさに利用する側の常套句です。
しかも、よくないケース、例えば頼み事で相手が渋っているときほど、使われます。
冷静に考えると何の担保もありません。
友だちという関係性に訴えるわけですが、友だちという言葉に騙されてはいけないのです。
ゆえに健全なコミュニケーションと、利用や裏切りの兆候を見抜く鋭い感覚の両方が、成熟した人間関係を築くためには欠かせません。
友情の真価を見極める勇気
何度も言いますが、人間関係の中で「友だちだからいいじゃん」という言葉は、しばしば微妙なバランスを生み出します。
若い世代は、友情や信頼を大切にし、同時に他人を疑うことなく関係を築こうとする傾向があります。
しかし、その一方で、人々は時折感情や信頼に基づいて利用されることもあるわけです。
だからこそ、「友だちだからいいじゃん」という言葉を、盲目的に、あるいは勝手な相手の都合や事情を思い込みで受け入れることは割けたいところ。
友情の真価を見極める勇気を持つことが重要です。
自分の気持ちに正直に向き合い、友人からの頼みごとや要求が、あなたにとって無理やりだと感じられる場合、その関係が崩れている可能性があります。
また、相手があなたに対して感謝の意を示すかどうかも大切な要素です。
一方的な利用ではなく、お互いに感謝の気持ちを持つことが友情の真価を示すモノサシとなります。
裏切りを前兆するサイン
人間関係において、「友だちだからいいじゃん」という言葉は、時に単なる軽い一言ではなく、深刻な問題を抱えることがあります。
信頼や友情の崩壊を前兆するサインを見逃さずに、健全な関係を保つための注意深さを持つことが大切です。
一方的な頼みごとの増加
友人関係は、お互いに支え合うものですが、一方的な頼みごとが増える場合、そのバランスが崩れている兆候です。
「友だちだから」という理由だけで何度も何度も頼まれ、それが当然のように思われる状況は要注意。
相手が自己中心的な行動を続ける場合、裏切りのサインと考えるべし。
情報の不一致や二重基準
良好な友情は、お互いにオープンであり、情報や意見を共有することが含まれます。
しかし、友人が自分を差し置いて他の人には話すようなことがある場合、関係に不信感を抱かざるを得ません。
また、自分には厳しい基準を持ちながら、相手には寛大な基準を適用するような場合も、信頼が揺らぐ要因となります。
共感やサポートの不足
友人関係はお互いに共感し合い、励まし合うものです。
しかし、相手が自分の問題や悩みに無関心、逆に支えを求めても応じない場合、その友情は本物ではない可能性が高いです。
共感やサポートの欠如は、裏切りの前兆となります。
秘密の共有や噂の拡散
信頼できる友人は、秘密を守り、他人に漏らすことはありません。
ところが友人が秘密を漏らし、あるいはこちらのプライベートなことを他の人に話している場合、その関係に疑念を抱くべきです。
秘密の共有や噂の拡散は、友情の裏切りを示す兆候となる可能性があります。
まとめ
「【裏切りの前兆】「友だちだからいいじゃん」というフレーズを聞いたら利用されていると思え」というテーマで、友人関係について書きました。
「友だちだからいいじゃん」という言葉を耳にしたとき、その裏に隠された意味に敏感でいることが大切です。
健全な人間関係は、お互いの信頼と尊重に基づいて成り立ちます。
裏切りの兆候を見逃さず、自分を守り、健全な関係を築くためのステップを踏みましょう。
参照
信じていたのに裏切られた！ 精神科医が教える「裏切られたときの対処法」｜「マイナビウーマン」
