仕事に関して「働きがい」は企業が言うべきものじゃない!社員が実感してこそのもの!

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よく企業側から「働きがいのある会社を目指す」なんて意気込んでいますが、それって、雇用側から押し付けているだけに過ぎないこと、なぜ、気付かないのでしょうか?

不思議でならないんですけど・・・。

働きがいって被用者側が実感してはじめて成り立つものです。

そう個人的には思います。

ゆえに企業側がアレコレと考えを張り巡らせて、「どうだ!?働きがいがあるだろ?」なんてドヤ顔するから、引いちゃうわけです。

実際に筆者も、そんな体験したから堂々と間違ってると言えます。

採用で働きがい強調は止めとけ

「ウチは働きがいがありますよ」

そのような甘い言葉を採用活動において連発する企業は、ちょっと警戒したほうが良いかもしれません。

まず、ことあるごとに「働きがい」を押し付けてくることが想像できます。

前述しましたが、働きがいがあるかどうかは、働いている人が決めること。

これを勘違いしている企業は、マジでやばいと感じます。

企業側と採用される側で、お互いの「働きがい」の認識違いは必ず起こるものです。

いざ入社して働いてみると、全く、働きがいがあるようには感じないとなっては後の祭りなわけですよ、雇われる側としては。

ゆえに抽象的で誘い水のような言葉を連発する企業は、ヤバイといってるいわけです。

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働きがいは入社前ではわかりようがない

例えば、おいしそうなイチゴのショートケーキが目の前にあるとします。

「このケーキはおいしいですよ。ウチの自慢のケーキです。」

そう言われたから買ったものの、いざ食べてみると、ごく普通だったという経験はありませんか?

まさにそれと同じ構図。

下手すりゃ、イチゴがすっぱかったということもありますが、すでに取引は終わっているので、悔やむだけという一連の流れと似ています、働きがいでの訴求ては。

ゆえに企業側にもハイリスクなのは想像に難くありません。

働きがいは数年、実務経験を積んでから実感するものと考えており、働く前から「きっと働きがいがあるのだろうな」と考えてしまうのは、相手の術中にハマっているだけです。

AIが働きがいを奪う

さらに今後は単純作業やルーティーンワークは、AIに取って変わることが予想されますし、どの企業もそうせざるを得なくなります。

いつまでもそろばんでパソコンには対抗できません。

ゆえに処理スピードもAIには敵わないわけです。

数値での分析ですらAIがやろうかと、いや、すでにサービス提供している部分もあるわけですから、その分の仕事は確実に減ります。

となると、ますます働きがいを見出すことが困難になる可能性は高まります。

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働きがい発信はエサにすぎない

ここまで書いたように、働きがいという言葉をエサにすると、例え、優秀な人材が入社したところで、

  • 経営者
  • 管理者
  • 社員

それぞれの認識がズレていたら、「思ってたんと違う!!」ってなるのは、考えれば誰でもわかることです。

そもそも「働きがい」を求めて入社してる可能性は低いでしょ。

  • 給与
  • 福利厚生
  • 休日の取得率
  • キャリア形成
  • ブランドイメージ

これで入社したいと考えるのが、普通なんです。

いろいろと、それらしい理由を述べたって、根底はコレですよ、大抵の人は。

大企業はその点が有利だから、中小企業は採用に苦労しているわけです。

働きがいなんて、なんの効果もないわけですよ、採用活動においては。

何度も言いますが、入社した後に社員が実感することなわけですからね。

  • やるべきことを続けられるか
  • やれることが増えていくか
  • 好きな仕事を見つけられるか

このすべてを充たしたときに、働きがいのある仕事(職場)となるのではないでしょうか。

まとめ

「仕事に関して「働きがい」は企業が言うべきものじゃない!社員が実感してこそのもの!」というテーマで、働きがいという意味について書きました。

採用活動で「働きがい」を強調する中小企業はヤバイということなのですが、そもそも働きがいは、会社が与えるものではありません。

働いている自分が実感するかどうかです。

それ以上の何物でもありません。

参照

ワーク・エンゲージメント – Wikipedia

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