台風一過の後のフェーン現象で一気に気温が上昇!そもそもフェーン現象ってどういう現象?

台風11号に見舞われましたが、自宅を含め周辺は何事もなく無事でした。

最も勢いを感じた時間帯は、6日のAM4:00~6:00ぐらいで、雨よりも風の音で目が覚めたぐらいです。

建物は揺れませんでしたが、窓ガラスなどはビリビリと音を立てる感じと言えば伝わるでしょうか。

当方の居住地は暴風域と強風域の境目ぐらいでしたから、意外に落ち着いていられてこともラッキーと言えます。

さて、台風一過の後で気になるのは気温上昇のフェーン現象です。

今回はフェーン現象について知ったことをシェアします。

フェーン現象とは

ウェザーニュースの記事から引用すると、

湿った気流が山脈を越える際に湿度が低下して乾燥した高温の空気となり、山脈の反対側のふもとで極端な気温の上昇をもたらす現象

となります。

気象庁のページを参照して補足すると、湿った空気が山を越えて風下側で吹く乾燥した高温の風を「フェーン」と呼びます。

実際に朝から30度超えの地域も多発しているようで、確かに蒸し暑い感じがします。

特に北陸地方は37度ぐらいまで上昇するという予報が出ていますが、秋の感じがまるで無いのは、ちょっと寂しいですね・・・。

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フェーン現象が起こりやすい地域

日本国内でフェーン現象 起こりやすい地域は北陸地方で、特に富山県は南側に北アルプスといった大きな山がそびえたっているため、南風によるフェーン現象が発生しやすくなっています。

しかもフェーン現象の影響を受けやすい富山平野では、雨が降らない割合が8割にも及ぶという筑波大学のデータもあります。

何となく雨を伴う印象でしたが、実際はそうとは限らないようです。

フェーン現象発生のメカニズム

私の記憶が確かならば、学校でフェーン現象を習った時は、前述の説明、つまり

湿った気流が山脈を越える際に湿度が低下して乾燥した高温の空気となり、山脈の反対側のふもとで極端な気温の上昇をもたらす現象

というものでしたが、これを「熱力学メカニズム」と言います。

これは山の風上の斜面では降水を伴うものです。

一方、山の風上の斜面では降水を伴わない「力学メカニズム」もあります。

素人としては、どっちでもいいけど・・・みたいな感じではありますが、前述しましたが、富山県では8割が力学メカニズム、つまり雨が降らないフェーン現象ということが筑波大学の研究で明らかになっています。

ということは教科書で学んでいる「熱力学メカニズム」は2割程度しか起こっていないわけです。

それでいいのか教科書!!

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熊谷猛暑40.9℃は新説によるもの?

2007(平成19年)年8月16日に埼玉県熊谷市では、日本の観測史上最高気温の40.9度を記録しました。

このニュースに仰天した人も多かったのではないでしょうか。

市内がインフルエンザ並みの高温状態ですよ・・・。

要因として「力学メカニズム」によるものとされていましたが、4年後の2011年(平成23年)筑波大学の計算科学研究センターでは、新説を発表しています。

詳細は割愛しますが、どうやら3つのメカニズムによって、記録的猛暑が実現してしまったというものです。

3つのメカニズムが同時に起これば、確かに最高気温は出そうですよね。

今ではすっかり熊谷市の名物になってしまった感はあります。

まとめ

「台風一過の後のフェーン現象で一気に気温が上昇!そもそもフェーン現象ってどういう現象?」というテーマで、知り得たことを書きました。

気象の話は疎いのですが、フェーン現象は比較的シンプルなので、覚えやすいです。

ただ、教科書で習った通りの「熱力学メカニズム」の割合が、極端に少ないのは新たな発見でした。

教科書を悪く言うつもりは無いですが、現実に則った知識を与える方がいいのではないかと思います。

参照

フェーン現象で早朝から30℃超 午後は北陸で体温並みの猛暑に – ウェザーニュース

フェーン現象 – 気象庁

フェーン現象は通説と異なるメカニズムで生じていることを解明 – TSUKUBA JOURNAL

日本が最も暑かった日-2007年8月16日の熊谷猛暑40.9℃の要因解明(新説) – 筑波大学 計算科学研究センター

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