企業はグループ会社を自由に移籍できる制度を整備すると活性化したりするんじゃないか説
プロ野球日本シリーズは、38年ぶりの日本一という阪神タイガースの勝利で幕を閉じました。
良かったですね、阪神タイガースとファンの皆さん。
我がソフトバンクホークスは・・・我慢の時期が到来しそうな予感でマンマンです(汗)
さて、各球団は来シーズンに向けて始動しているわけですが、トレードの話題、つまり裏方のストーブリーグがスタートします。
この制度、企業もグループ会社を自由に移籍できるように制度設計してみたらよいのではないかと、勝手に考えております。
ということで企業版FAやトレードについて、独自の考察を述べてみます。
もくじ
チグハグなソフトバンク
まず、ソフトバンクホークスの話題から。
新たに3軍のピッチングコーチとして、元楽天の牧田コーチが就任しました。
メジャーでも投げていることですし、同じアンダースローの高橋礼選手の再生を託されたとは思いますが、ニュースを見てびっくり。
高橋礼選手は、読売ジャイアンツにトレードです(汗)
なんだか、これを発端にですよ、前述しましたけど我慢というか暗黒時代が幕開けする予感がしてなりません。
もちろん牧田コーチは、高橋礼選手だけではなく、若手投手の底上げを託されたとは思いますが、現場と背広の意思疎通、大丈夫なんでしょうか・・・。
まあ、外野がとやかくいう必要はないのですが、誰もが「?」という記号が頭に浮かんだはずです。
しかし、読売ジャイアンツからはウォーカー選手を獲得できたことで、ホームランの数は期待できるのではないかと考えます。
グループ会社の交流
大きな企業になるとグループ会社がたくさんあります。
ところが、グループ会社がなにをやっているのか、各々所属している社員は、あまり知らないのが現状と言えます。
実際、筆者が某松〇グループに居た時が、まさにそうでした。
グループ会社同士で取引があることもあるますが、まあ、珍しいケースですし、それこそ交流の機会もありません。
そんなもんです。
グループ会社だからといって、仲間意識などはありません。
上っ面だけです。
多分、企業会計上のメリットはあるのでしょうけど、社員は何の恩恵もないのです。
何となく勿体ない気もします。
同じグループ企業に転職するにしても、退職して入社するという非効率。
グループ内であれば、移籍は自由とする企業が現れるのを期待しているのですけど、一向に出てこないです。
何か問題があるのでしょうか。
グループ会社での移籍の実態
個人的な情報ではありますが、以前の会社では、移籍はほとんど実現していません。
ダラダラと出向扱いにしており、10年以上も戻さないケースはゴマンとありました。
出向者の意見も通らず、何をもって戻すのかさえも不明。
ゆえに出向は「島流し」と揶揄されていました、松〇グループでさえ。
そんな島流し、実は筆者にもお声がかかりました。
厳密には、子会社から親会社への移籍話しのため逆島流しですが、本社のとある部署の所属長から、ラブコールがあったのです。
もちろん所属している会社にも、正式ルートで移籍の話しが通っていたので、筆者も移籍マンマンではありました。
が、筆者の裏で、親会社と子会社での壮絶な綱引きがあり、結局は、ご破算に。
移籍していたら人生が変わっていたのかもしれませんが、今の状況よりも悪い方向になっていた可能性もあります。
こればかりは何とも言えません。
グループ会社間トレード制度
なぜ、実現しても良さそうな制度でありながら、なぜ、実現しないのか?
人材の活性化に繋がることも期待されるのに、なぜ、転職扱いでなければダメなのか?
社会保険や退職金の制度がネックになっていると思われます。
同時に、給与体系や福利厚生もバラバラでしょうから、実はスムーズな移籍は「おいしくない」可能性があります。
各自で交渉する余地がないことが、大きな壁と言えそうです。
が、移籍後2.3年でバランスを取っていくということも、できないことはなさそうですが、それが横行してしまうと、管理やマネジメントが煩雑になり過ぎるのかもしれません。
まとめ
「企業はグループ会社を自由に移籍できる制度を整備すると活性化したりするんじゃないか説」というテーマで、グループ会社内トレードについて書きました。
人材不足を嘆くなら、いっそグループ会社内で移籍を活性化させても良い気がしますけどね。
くずぶってる人が新天地で花開くかもしれません。
もしかするとグループ会社では、待遇が予想できるから、魅力がないのかも(汗)