お米の見た目がグレーっぽいのはヤバい?米のカビ発生や変色の予防と保管方法
かつて、米がグレーっぽい色に変色している状況を見たことがあります。
本来、米は真っ白いものという固定観念があるため、当時は大変、驚いたものです。
玄米の存在は知っていましたので、正確には「精米したお米は白いまま」という思い込みがありました。
状態をチェックすると香りも良くない、触ると、どこかしっとりしている・・・。
試しに研いでみると、研ぎ汁が灰汁のように黒味がかったグレーでした。
そんな経験、ありませんか?
今回は、グレーっぽい米の正体についてシェアしたいと思います。
もくじ
正体はカビ
この米のグレーっぽい色の正体はカビです。
単に汚れているだけと思い込んで、いつも通りに炊いて食べてしまったとしても、そのほとんどは人体に影響はないとされています。
しかし率直に言うと、食べたところで美味しくないです・・・。
経験上、少し酸味もあって、飲み込めませんでした(汗)
変色を確認したら、勿体ないですけど廃棄する方が得策かと。
カビた米を食べてしまっても大丈夫?
個人的には「酸っぱくて飲み込めなかった」のですが、単に味が落ちている程度なら、カビた米を炊いて食べても良いのか、気になるところではあります。
米を扱うプロでも、万が一食べてしまっても健康への被害はありません、という意見も多いものなのです。
ただし強い毒性のあるカビもあるのが現実です。
カビの種類によっては、エゲつない強さをもつ種類もあるそうで、厚生労働省のサイトでも紹介されています。
代表的な強い毒性を持つかび毒であるアフラトキシン類(アフラトキシンB1)です。
これを言われると、カビた米は食べたくないですよね。
では、米にカビを発生させない方法はあるのでしょうか。
米カビを防ぐ保存方法
一般的には「米びつ」を使用していると思います。
実家が農家で定期的に送ってくれたり、直接、農家から購入した場合などは、米袋に入って届くので、そのまま保存してしまいまいよね。
米の理想的な保存条件としては、
- 湿度の高くない場所
- 適度な温度(理想は15℃前後)
- 密閉性の高い容器を準備
になります。
保冷米びつでカビ発生を予防
日本の家屋で、常時15℃前後を維持する場所は冷蔵庫ぐらいです。
お米保存用の高気密な容器に米を入れて冷蔵庫で保存が理想的な状況と言えるでしょう。
しかし、それでは量が確保できません。
食べ盛りの子どもがいたとしたら、いちいち冷蔵庫での保存は効率的とは言えないので、保冷タイプの米びつが便利です。
保冷米びつと言えば、エムケー精工がラインナップ豊富です。
まとめ
お米の見た目がグレーっぽいというのは、インパクトがヤバいです。
やはり米は白い方が良いに決まってます。
米にも水分がありますから、虫が寄り付きますし、カビも生えます。
こめの保存方法、今一度、チェックしてみてくださいね。