炭酸水は体に良いのか・悪いのか?炭酸水を飲むと太る・歯が溶けると言うのは本当なの?
いったい炭酸水は体に良いのか・悪いのか?どっちなでしょう。炭酸水を飲むと太るとか、歯が溶けるとも言われていますが本当なのでしょうか?普段炭酸水をわりとよく飲むので、気になって調べてみました。
もくじ
炭酸水は体に良いのか?どんな効果がある?
「炭酸水は体に良い」というのを何度か耳にしたことがあります。
実際、周囲にも美容意識の高い女性が、いつも数本の炭酸水を並べてよく飲んでいるのを目にしたりしていました。
個人的には健康面からではなく、気分転換時や暑い日などに、糖分の入っていない炭酸飲料として飲むことはあります。
一節によると、炭酸水には高いカルシウム値を維持する効果があると言われているようです。
また、消化促進や便秘の改善はわりと有名な炭酸水の効果といえます。
炭酸水を飲むと太る?
炭酸飲料は基本的に糖分が含まれているため、飲み続けると太るというのは誰もが理解していることでしょう。
ではカロリーがゼロの炭酸水を飲むことで、体重増加につながることはあるのでしょうか?
これに関しては、水道水やミネラルウォーターを飲ませ続けたマウスよりも、炭酸水を飲ませ続けたマウスのほうが体重が増えたという実験結果があるようです。
カロリーゼロにもかかわらず、なぜ炭酸水を飲んだだけで体重増加したかについては、炭酸が胃腸を刺激し活性化されたがために、食欲増進に繋がったことが原因ではないかとされています。
そうであれば、夏場などの食欲が減退する時期は、炭酸水を食事前に飲むことで食欲を増すといった使い方もできそうです。
ただし、ダイエット中の方は、カロリーゼロであっても炭酸水は控えたほうが良いかもしれません。
炭酸水は水分補給になるの?
夏場の水分補給において、炭酸水は水分補給になるのかということですが、これは炭酸水でも水分補給にはなります。
水分は1日に2リットル程度摂ったほうが良いとされていますが、これは飲み物からだけでなく食事からの水分も含めた量です。
それでも多くの人は、なかなか1日に2リットルの水分を摂れていないそうです。
水分補給には、ミネラルウォーターはもちろん、水道水、炭酸水でもOKですので、あわせて1日に1.5リットル程度の水を飲むのが理想的です。
炭酸水は歯が溶ける?
炭酸飲料は歯を溶かすと言いますが、では炭酸水はどうなのでしょうか。
実は炭酸水にも歯のエナメル質を侵食するという性質があります。
そのため、炭酸水のみを飲むのではなく、できれば食事と一緒に飲む方が良いようです。
ただし炭酸飲料と比べると、炭酸水の方が100倍も歯に優しいので、炭酸が飲みたい!と思った時は炭酸飲料ではなく炭酸水を選ぶ方が良いでしょう。
まとめ
炭酸水には消化促進や便秘の改善効果があるとされています。
便秘改善が望めることから、肌の調子を改善する効果が得られるので、美容効果が期待されているようです。
また、炭酸水には高いカルシウム値を維持する効果もあるそうです。
では、反対に体に対してマイナスの要因はというと、歯のエナメル質を侵食するという性質があげられます。そのため、単体で飲むよりも、食事と一緒に飲む方が良いようです。
炭酸水には胃腸を刺激し活性化する効果があるため、食欲増進に繋がり太るという報告もあります。
これはデメリットとも言い切れず、夏場の食欲低下時などは、炭酸水の効果で食欲を増すという使い方もできるでしょう。
夏場の水分補給時において、炭酸水の飲用は水分補給になるかということですが、これは炭酸水でも水分補給にはなるそうです。
ただし、炭酸水の飲みすぎには注意が必要です。
炭酸飲料よりは炭酸水の方が、炭酸水よりは水の方が、体には良さそうです。
炭酸水は飲みすぎず、適度に摂るのがベスト、ということを覚えておきましょう。