お弁当による食中毒予防の3つのポイント!子どもが遠足で辛い目に合わない方法

5月6月は学校の行事が多くなる時期です。

歓迎遠足や社会科見学など、学校外での弁当持参の活動が増えるため、保護者にとっても朝の身支度が忙しくなります。

同時に気を付けなければならないのは、やはり食中毒です。

気温と湿度の上昇にともなって、お弁当の中も変化が生じやすい時期ですから、作る前と作った後は、十分な予防が必要になります。

そこで今回は、手作りのお弁当による食中毒の予防について調べたので、シェアしたいと思います。

キャラ弁崩壊説

手作りお弁当の食中毒に触れる前に、キャラ弁崩壊説について考えてみます。

あくまでも一部ではありますが、子どものために必死でキャラ弁を作り、それをSNSにアップしてマウントを取り合う行為が、一気に減ったというのです。

その原因としては、

  • 飽きられた
  • とある有名人の発言
  • コロナ

の3つが挙げられます。

まず、飽きられるのは予想していましたが、早い終焉でしたね。

ママさんパパさん、ご苦労様でした。

次に、とある有名人がキャラ弁に対して、「誰がこねくりまわした弁当を食べたいと思うか」という発言も無視できません。

製作過程を考えても食材を手にする時間は恐ろしく長くなります。

また加熱処理してない食材で飾り付けるリスクを考えると、デメリットの方が大きくないですか?

子どもをダシにスキル自慢とも受け止め兼ねない・・・。

そしてコロナですよ、決定的なのは。

このご時世に、まさか素手でベタベタと食材を触りまくることはしないでしょうけど、いくら手袋をしたところで、長時間かけて弁当作るのは衛生的とは言えません。

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お弁当の食中毒3つのポイント

では本題に入ります。

お弁当の食中毒予防のポイントは、

  1. 加熱
  2. 消毒・洗浄
  3. 殺菌

です。

加熱処理は肉を添える場合、75度以上で1分以上が目安になります。

レアやミディアムはなしで。

卵焼きやゆで玉子も半熟はやめて完全に固まるまで火を通すことがベストです。

ハムやウインナーも加熱するほうが無難です。

夕飯の残りも一旦加熱、ご飯は冷めてからフタをするようにします。

蒸気が弁当に溜まると、水滴が暖まって・・・どうなるかわかりますよね?

手洗い、消毒、洗浄は当たり前ですが、少し頻度が挙げると安心です。

筆者は飲食店でのバイトのクセが治らず、いちいち手洗いしてしまいます。

それと最後に、サラダと称して生野菜を詰めたくなる気持ちはわかりますが、その際は、十分に水気を切ることが重要です。

というかレタスは水が出やすいので、止めた方がいいのでは・・・。

おかずも汁気のあるものはカップで仕切りましょう。

水分がきっかけでの細菌繁殖は絶対に避けなければなりません。

最強のお弁当メニュー

我が家は主に冷凍置かずを中心にしています。

自然解凍で食べられる食品が非常に便利ですよね。

唐揚げ、ほうれん草、ハンバーグ、グラタンなどは人気メニューです。

ご飯は炊き立てを冷まして、二層式で詰めます。

その間には梅肉とこんぶを敷き詰めるのです。

梅肉は塩分補給と食材への殺菌、防腐効果から傷みの予防にもなりますからね。

ただし高血圧を意識した減塩タイプの梅干しは、殺菌効果の期待は薄いとのことで、それは避けています。

減塩によって殺菌効果のあるクエン酸も減っているからです。

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保冷剤は必須

出来上がったお弁当はできるだけ常温以下にしておきたいので、この時期から保冷剤は必須です。

保冷バッグに入れておけば、お昼時まで、しっかり保冷してくれます。

心配せずとも自然解凍タイプのおかずが、保冷剤によって解凍されないということはありません。

保冷剤を詰めすぎると解凍も遅くなるでしょうけどね(笑)

まとめ

「お弁当による食中毒予防の3つのポイント!子どもが遠足で辛い目に合わない方法」というテーマで、お弁当の食中毒予防について調べたことを書きました。

下手すると「お弁当持参」自体がハイリスクな時代とも言えそうです。

特に真夏の弁当は、仕出し屋さんが作ったとしても個人的には怖くて、外出先では食べられません。

自宅に持ち帰って、がっつりと電子レンジで温めてからでないと無理です。

と言いますか弁当は買わずにパンにするでしょうね。

パンの弁当も保冷剤は必須で、クリーム系は避けると思います。

メロンパンやマンハッタン(※)がいいかな。

※マンハッタンは都市のことではありません。

参照

食中毒予防に効果抜群 梅干しの“制菌力”とは? – ウェザーニュース

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