エアコンの寿命ってどれくらい?買い替えのタイミングとは エアコンが冷えない・水が垂れる原因

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知っているようで知らないエアコンの基礎知識についてまとめました。エアコンの寿命ってどれくらいが一般的なのか、買い替えのタイミングとなる寿命の兆候はどういったものかを解説します。また、エアコンが冷えない・水が垂れるときの原因と対処法についてもお伝えします。

エアコンの寿命ってどれくらいなの?

今や当たり前のように家に設置されているエアコン。私が子供の頃にはありませんでした。

今よりも夏は涼しかったと言いますが、記憶の中では十分暑かったですけどね(笑)。

そんなエアコンですが、寿命ってどれくらいのでしょうか。

昔はずいぶんと長い間使っていたような気がしますが、月日の流れの感じ方は年齢とともに変化しますので、ただ単に長く使っていたと感じているだけかもしれません。

実際のところ、エアコンの寿命は一般的には10年と言われているようです。

皆さんの使用状況から見ると、7~10年で買い替える人が最も多いようですね。次に多いのが10~13年。

これらを平均すると10年程度ということになるのでしょう。

メーカーの話によると、10年使ったエアコンは修理するよりも買い替えがおすすめだそうです。

その理由は、10年もの間にエアコンの性能が上がり、省エネ化が進むために電気代が安くなるからだそうです。

10年で買い替えとなると、工事費ななども考えると年に1万円くらいエアコン貯金をしておかないといけないってことですね。

そう考えると、エアコンって意外と高いなぁ。

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エアコンの買い替えのタイミングについて

だいたい10年使用したらそろそろエアコンの買い替えだという目安はわかったものの、そうではない場合、例えば不具合などが見られた場合の買い替えタイミングってどうなのでしょうか。

エアコンも使用する場所の状況や頻度により寿命も変わってくるでしょうから、買い替えタイミングって変わってくるはずですからね。

エアコンが不調になり、これはそろそろエアコンの寿命かもと思われるサインとしては、

  • 異音がする
  • 異臭がする
  • 効きが悪い
  • 霜がつく
  • 水漏れする
  • エアコンが操作できない
  • ブレーカーが落ちる

といった現象が見られる場合です。

異音や悪臭、水漏れについてはエアコンのクリーニングによって、冷房の効きが悪い場合はエアコンガスの補充によって解消する場合もあります。

また、リモコンが効かないという場合は、リモコン故障の場合もあります。

これらの現象が起きた場合、10年未満のエアコンであるなら、一度メーカーに問い合わせてみることをおすすめします。

エアコンが冷えないのはなぜ

エアコンを長く使用していると、以前よりも冷房の効きが悪くなったと感じることがあるかもしれません。

これは普通によくあることで、その原因はエアコンガスが抜けることにあります。

実際にエアコンガスは経年により減っていくもので、だいたい7~8年で補充・交換するものなのです。

ただ一般的にはあまり知られていないことが多く、エアコンの寿命かなと思う人も多いようです。そのため、このタイミングでエアコンを買い替えてしまう人も少なくないようですね。もったいない。

なので、もしも使用7~8年たったエアコンで効きの悪さを感じ始めたら、一度点検してもらい冷媒ガスの補充を依頼すると良いでしょう。

冷媒ガスの補充に掛かる費用の相場は、およそ12,000~25,000円程度です。

もしも2~3年程度で効きが悪くなったのであれば、それはガス漏れが起きている可能性が高いです。

設置の時に上手に設置ができていなかったか、エアコン事態に初期不良があったかしたのかもしれません。

また、室外機を動かすと、エアコンのガス漏れの原因に繋がりやすくなりますので、むやみに室外機は動かさないように注意してください。

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エアコンから水が垂れる原因

冷房を掛けている時、エアコンは熱交換器によって温かい空気を冷やすということをしています。するとエアコンの内部では結露が生じるため水滴が発生するのは当たり前のことです。

しかしこの発生した水滴は、通常はドレンホースを通り室外に排出されるように作られています。よく室外機のそばで水が流れているのを見かけることがあると思いますが、それはドレンホースから水滴が排水されているからです。

しかし、何かしらの原因でドレンホースから水が室外に上手く排水されないと、エアコン本体や設置している背面から水漏れを起こすことがあります。

大抵の原因は、

  • ドレンホースの詰まり
  • ドレンホースの勾配が不十分
  • ドレンホースの劣化
  • エアコンの傾きが悪い
  • ドレンパンとドレンホースの接続部分の不具合

といったドレン周りに原因があります。

エアコン自体の大きな故障ではないことが多いので、修理費はさほど掛かりませんが、水漏れを放置しておくと壁が濡れてカビが発生したり、電子部品や電気系統に水が入って故障の原因となったりします。

エアコンの水漏れを発見したら、使用をやめ、安全のために電源コードをコンセントから抜き、エアコンのメーカーに連絡してください。

修理には内容により数万円となる場合もあります。その際はエアコンの使用年数なども考慮に入れ、買い替えたほうが良いかどうかを検討しましょう。

まとめ

エアコンの寿命は一般的に10年と言われています。

エアコンは7~8年経つとエアコンの冷媒ガスが減ってきて、冷房の効きが悪くなってきます。

それを故障と勘違いして買い替える人も少なからずいますので、10年で買い替えは少し早い気がします。

7~8年経って冷房の効きが悪いと感じたら、冷媒ガスの補充をしてもらうことで効きは復活します。ガスの補充にかかる費用はだいたい12,000~25,000円程度です。

このガスの補充を行えば、おそらく15年くらいは持つと思います。

ただし、15年経つ頃にはエアコンも格段に性能が向上し省エネ化が進みますので、その先の電気代までを考えると長くても15年くらいで買い替えるのが良いかと思います。

エアコンを使用していて本体下部や背面から水漏れを起こす場合は、ドレン周りに何かしらの不具合が生じている可能性があります。

この場合は使用をやめ、メーカーに連絡してください。

そのまま使用を続けると、クーラー背面の壁にカビが発生したり、電気系統に水が回ることで故障や事故の原因となる可能性があります。十分に気をつけてください。

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