大雪対策 車や食料など対しての備え方・注意することなど 電気自動車は立ち往生に気をつけて!

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大雪対策についての注意です。車や食料など対しての備え方や、大雪時の注意点などについてまとめました。また特に最近増えている電気自動車の場合の立ち往生リスクについてもお伝えしていますので、通常の車と違う特性を理解し、積雪時の立ち往生に合わないようにお気をつけください。

大雪対策・注意すること

今年は積雪量が多く、普段あまり雪の積もらない地域でも、積雪のニュースを耳にします。

東京など普段雪が積もらないエリアでは、少し雪が積もるだけでも様々な障害が起こり、それが大雪にもなるともはやパニック状態になりかねないほどです。

そんな大雪に対し、対策や注意点としてどんな心構えが必要なのでしょうか。

まず、次のようなことが起こる恐れがあることを覚えておいてください。

  • 停電
  • 電話・インターネットの不通
  • ドアが開かなくなり(ドアの前に雪が積もる)、出られなくなる
  • 車の使用が困難になる。タイヤが雪に埋まり、立ち往生する
  • 電車やバスなどの交通機関が止まる。場合により帰宅困難になる
  • 食材や燃料などの買い出しに行けなくなる
  • しばらく近所のコンビニやスーパーで品薄状態が続く
  • 家屋の損壊・倒壊
  • 病院に行けず、生命に関わる薬の入手や透析などが受けられなくなる

各自それぞれにおいて、日常生活に置いて必要深悦なものは異なると思います。

自分自身・家族にとって、必要なものをリストアップし、事前にストックできるものはストックするなど、大雪の可能性が出た時点で対策を取るよう心がけてください。

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食料に対する備え

食料の備蓄は、普段から備えている方も多いかと思います。

食料備蓄の目安は、3日分程度は用意しておく必要があります。

停電で調理ができなくなった場合に備えて、そのまま食べられるものは必須です。乾パン、菓子、シリアルなどは便利です。

非常食には缶詰などはそのまま食べられるものも多いですが、レトルト食品やカップ麺などは温める必要などが生じます。

オール電化の家などは、停電を想定して、カセットコンロなども準備しておいてください。特に寒い時期は温かいものが食べられるだけで、体力の消耗を防ぐこともできます。

普段あまり雪の降らないエリアでの大雪のときは、まさに非常時に匹敵します。

こういった機会に、普段備蓄している食料などを用いて、自分の備蓄しているものが実際に機能するものなのか、確かめる機会にもなりますので、使用してみるとをおすすめします。

車に対する備え

大雪時の車に対する備えは、主に立ち往生に対する備えになります。

立ち往生に備え車内に備えておくとよいものとして、次のようなものがあげられます。

  • タイヤチェーン
  • スコップ
  • スノーブラシ
  • スノーヘルパー
  • 軍手
  • 長靴
  • 防寒着
  • 毛布
  • けん引ロープ
  • ブースターケーブル

特に冬期は雪が降らなくともスタッドレスタイヤに履き替える習慣をつけておくと良いでしょう。

それと、少し大きめのスコップと防寒用の毛布は常備しておくことをおすすめします。

また、大雪時に怖いのが、前を走る車が往生してしまい、それに巻き込まれるケースです。

Uターンもできないような道幅が狭い未知で前を走る車が立ち往生を起こすと、後続車が通行できなくなり、結果的に長時間路上で身動きができなくなってしまいます。

車が雪に埋まったら、エンジンを切る

車が雪に埋まりはじめた場合は、次のことを覚えておいてください。

エンジンをかけた状態のままマフラー周辺まで雪が埋まると、排気ガスが車内に逆流してしまいます。そうすると、気づかぬうちに一酸化炭素中毒を起こして意識を失ってしまう危険性があります。

防寒のためエンジンを掛けて暖房を使用するときは、マフラーが雪に埋まらないよう、車体後部のマフラーの周囲をスコップなどで除雪して、排気スペースを常に確保するよう心がけてください。

窓を開けておいても、風向きによっては上手く換気できない場合がありますので、ご注意ください。

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電気自動車(EV車)は立ち往生に注意

スマホなど、寒いとバッテリーの減りが早いというのを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

それと同じで電気自動車(EV車)も寒さには弱く、冬の航続距離は夏に比べると40%も短くなるというデータがあります。

また、エンジンを回転させる際の熱を使う通常の自動車に対し、電気自動車の場合はヒーターの熱もバッテリーの電気を使って熱を作り出します。

つまり、ヒーターを使えばその分バッテリーの減りも早まるわけです。

こうした特性を持つ電気自動車が立ち往生に巻き込まれると、通常の車以上に被害を受けやすい可能性があります。

大雪が予報される場合などは特に遠乗りなどは避け、素早く安全な場所へと移動するよう心がけてください。

まとめ

雪が降るとそれでなくとも転倒などによる怪我も増えますし、屋根の雪おろしの際の事故なども起きやすくなります。

それが積雪に慣れないエリアだと、さらに被害が大きくなります。

雪が降った場合は緊急時の対策をして外出を控え、外出している人は早めに帰宅するように心がけましょう。

自分は大丈夫という人ほど、後で後悔するはめになりがちです。

過信はせずに、慎重に行動するように心がけてくださいね。

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