NISA口座開設にあたっての税務署審査日数って何日?審査に落ちるとどうなる?
先日、楽天証券の口座開設をしたのですが、本日、完了通知がメールで届きました。
申し込みから2日後に開設って思ったより早かったですし、店舗に行かない労力を考えると、オンラインでの申し込みってありがたいです。
ついでにNISA口座の開設も申し込んだのですが、これについては税務署審査中というお知らせが届いているのです。
ネツト上では、「NISA口座開設の方法」なんてタイトルで記事を公開しているメディアは多いですが、税務署審査に触れているメディアはほとんどゼロ。
これでまたもやコタツ記事が多いことが証明されました。
そこで今回はNISA口座開設における税務署審査について書いてみます。
もくじ
税務署審査とは
NISA口座開設にあたっての税務署審査とは、一体、どのような目的があるのでしょうか。
思ってもみなかった展開なので、正直、戸惑ってはいます。
が、どうしようもできずに審査結果を待つしかありません。
そもそもなぜ税務署審査が行われるのかですが、NISAおよびつみたてNISAの口座は、1人1口座しか開設できないため、税務署が他の金融機関で既に開設済みでないか(二重口座)のチェックしているからです。
税務署がチェックする理由は、多分、不正なことをやって非課税投資枠を必要以上に保有しようとする人を事前に監視、排除したいからではないかなと。
税務署審査の日数
通知メールでは、「税務署審査の結果は1週間から2週間後にご連絡いたします。」と書かれています。
いくつかの金融機関の公式サイトで確認しましたが、おそらく、その日数は必要とする感じです。
ちょっと長いかな・・・。
審査に落ちるとどうなる?
仮に審査に落ちるという結果となった場合は、考えられる理由の多くは、先ほど説明した二重口座でしょう。
例えば、A証券でNISA口座を開設していたことを忘れて、B証券で申し込みをした結果、審査に落ちたとします。
ふと、A証券を思い出して、そのまま利用するならA証券のNISA口座を利用すればよいです。
もしB証券がよいのであれば、A証券で「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を取得して、改めてB証券に書類を提出して開設の申し込みを再度することになります。
どの金融機関で開設済みがわからない場合は、税務署で確認するしかありません。
ちなみに再申し込みは、税務署の審査に落ちてから3営業日以降など、金融機関によって日数が決まっています。
審査結果が出ないうちに取引したら?
審査結果に落ちるという結果が判明する前に、うっかり取引を開始してしまった場合は、いったい、どうなるのでしょうか。
大抵の金融機関では、非課税口座ではなく課税口座である一般口座での取引に変更されます。
一般口座への変更は金融機関によってタイミングが異なるので、それぞれ確認が必要です。
また一般口座に変更されて、売却取引で利益が出た場合は、確定申告が必要になります。
税務署でのNISA口座照会方法
前述したように、すでにNISA口座を開設していたにも関わらず、新しく口座開設しようとして税務署審査に落ちる結果となった後、どこで口座開設したか分からない場合は、税務署で照会する方法があります。
税務署の窓口で、「非課税口座の開設先金融機関に関する確認依頼書(以下、依頼書)」を取得して必要事項を記入し、提出するだけです。
本人確認書類と印鑑は持参します。
後日、金融機関から電話などで連絡がきます。
なお、電話で教えてとお願いしても、一切、していませんので、手続きを踏んでください。
ちなみに依頼書はダウンロードできないので、税務署に行くしかありません。
うーん、審査に落ちるとちょっと厄介だ・・・。
まとめ
「NISA口座開設にあたっての税務署審査日数って何日?審査に落ちるとどうなる?」というテーマで、税務署の審査についての疑問に答える感じで書いてみました。
いや、実際にNISA口座の開設をしなければ、得られない情報です。
こういうところまで書かない個人ブログは、やはり信用できないですね。
資産に関すること、健康や医療関係は特に、メディアの取捨選択が重要です。
参照
NISA口座開設が不可となった場合|NISA(ニーサ):少額投資非課税制度|楽天証券