通販は送料無料が当たり前の時代にこそ覚えておきたい発払い・元払い・着払いの意味

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日用品から嗜好品まで、幅広いジャンルが通販で取り扱われています。

もはや、通販できないものを探す方が難しいとも言えますが、送料の意識がユーザーには希薄になってきている印象です。

つまり送料無料は当たり前の特典だと、勝手に思い込んでいるユーザーと、販売元とのトラブルも多いのではないでしょうか。

ゆえに、送料が発生する場合に、「発払い」「元払い」「着払い」といった用語の意味すら知らないユーザーもいる気がしてなりません。

そこで今回は、配送における用語の意味と、それらを上手に活用して通販をより便利に楽しむ方法について探ります。

発払い・元払い・着払い

通販の世界に足を踏み入れると、さまざまな用語が飛び交います。

その中でも「発払い」「元払い」「着払い」は、送料無料に慣れている人にとっては、馴染みがない可能性があります。

一般常識ではありますが、それすら知らない層も一定数いるはずなので、ざっくりと解説するものです。

まず、「発払い」とは商品の販売業者が、商品の配送代金、つまり送料を運送業者に支払うときの用語です。

この用語が、発注後に送付される販売元からのメールなどに記載があれば、ユーザーに送料の負担はありません。

商品代金のみの負担で受け取ることができます。

一方、「元払い」は「発払い」と基本的には変わりません。

ではなぜ、同じ意味なのに違う言葉使いなのか?

面白いことに、ヤマト運輸は「発払い」という用語を使用していて、他の大手をはじめとする小荷物の運送業者は、「元払い」をつかっているのです。

調べていて、びっくりしたぐらいです。

詳細な理由はわかりませんが、ヤマト運輸の送り状などを見てみると、確かに「発払」と表記があります。

ヤマト運輸 発払い 送り状

だから何だって話なんですが(汗)

最後に、「着払い」は商品を受け取る際に、配送業者に代金を支払う方法です。

商品を受け取ってから確認してから代金を支払うことができるため、商品の状態や品質を確認しやすいという利点があります。

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送料無料のスゴさがわかるとき

ここまでは通販ユーザー目線で書きました。

この章では、自身が送り主または販売元となった場合を想定して、発払いについて書いてみます。

今の時代は、不用品をメルカリで売るというのが、もはや当たり前になってきたことから、荷物の発送という作業も家事のひとつとも言えます。

もちろんメルカリを利用していない世帯もあるため、家事に括ってしまうのは極論ですが、習慣化している家庭は少なくないかも知れません。

送り手側になったとき、送料を荷主が負担することの大きさを、痛いほど実感するはずです。

数百円でも荷物の数に比例して負担は大きくなるわけですし、利益のひっ迫具合もわかります。

ゆえに送料無料がいかに販売元や荷主側の努力で成り立っていることか、理解さえしていれば、送料無料が当たり前などと傲慢な考え方はできないです。

送料無料は、それだけで素晴らしい特典であり、当たり前ではないと言うことになります。

ヤマト運輸で発払いする

ヤマト運輸で何か荷物を発送するとき、わざわざ営業所やコンビニに出向く必要はありません。

クロネコメンバーズに登録すれば、自宅のパソコンで送り状も作成可能ですし、インターネットや電話で集荷依頼をすれば、自宅にまで引き取りにきてくれます。

その際に決済をすれば、重い荷物でも一歩も自宅から出ずに配送が完了します。

めちゃくちゃ便利です。

確か日本郵便も「ゆうびんID」を登録すれば、Web集荷サービスが利用できます。

というか宅配事業を展開するなら、どの運送業者も自宅に荷物を引き取るサービスは、マストでしょうね・・・。

調べたら、やはり佐川も福山も、しっかりと集荷してくれるみたいです。

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まとめ

「通販は送料無料が当たり前の時代にこそ覚えておきたい発払い・元払い・着払いの意味」というテーマで、配送について書きました。

通販の送料無料は当たり前ではありません。

あくまでも販売元の好意的なサービスです。

それを勘違いして送料無料にしろというのは、はっきり言ってカスハラです。

また、発払い・元払い・着払いの意味を改めてお伝えしましたが、発払い=元払いという、身もフタもない結末・・・。

雑学としてストックしてください。

参照

送る | ヤマト運輸

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