月下美人(ゲッカビジン)の花が咲く時間は?食べ方のレシピ、花言葉などもご紹介
月下美人(ゲッカビジン)の花が咲く時間は何時頃に咲くの? 月下美人について、また、花言葉や食べ方のレシピなどをご紹介いたします。
もくじ
月下美人とは
月下美人(ゲッカビジン)はサボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物で、原産地はメキシコの熱帯雨林地帯です。
とても独特な花の咲き方をし、葉から出たつぼみは初めは下向きにに垂れ下がっていますが、開花直前になるとぐいっと上を向い花を咲かせます。
花は非常にゴージャスな感じで大きく、それが1株からいくつも一気に咲くと、なかなかの迫力があります。
花はしぼんだ後、食用とされることもあるようです。主におひたしや、てんぷらなどにして食すのだとか。
咲いたまま焼酎につけて保存することもできます。
海外ではスープにしたり、薬膳に使われたりもするようですね。
月下美人の花が咲く時間
月下美人は日本では6~11月に、1年に1度だけ花を咲かせます。と言われていますが、元気な状態だと何度か咲かせることもあるようです。
満月や新月の夜に咲くので「月下美人」と呼ばれるようになったとのことですが、実際は月の満ち欠けと月下美人の開花に関係はないそうです。
ただし、咲くのは夜間で、朝になると花は閉じてしまいます。
月下美人の花はとても強い香りがし、香りで咲いているのがわかるほど。
そのため「月来香」とも呼ばれ、ヨーロッパでは香水としても利用されているそうです。
月下美人の花言葉
月下美人の花言葉は、
- 艶やかな美人
- はかない恋
- 秘めた情熱
- 強い意志
といった意味があるあるそうです。
「艶やかな美人」、「はかない恋」、確かに!といった感じがします。
でも他にも、「危険な快楽」なんて、ちょっと怖い意味もあるとか。
「美しい花にはとげがある」ということですかね。
月下美人の食べ方
実は月下美人の花は食べることができます。
そこで、レシピをいくつかご紹介します。
月下美人の天ぷら
茎も含め、衣をつけて花を丸ごと天ぷらに。
ねばねばとコリコリが共存した、独特な食感が楽しめます。
揚げるときに少し花を開き気味にすると、とてもきれいな形に揚げることができますよ。
月下美人のごまポン酢
月下美人の花を洗い、茎は斜めの薄切り、花は手で適当に先大きさをそろえます。
それらを沸騰したお湯に、さっと30秒程くぐらせます。
その後ザルに取り、冷水で冷やします。
水気を切ったら、ゴマとぽん酢をかけていただきます。
月下美人の酢の物
洗った月下美人の花を、沸騰したお湯にそのまま入れ、30秒程くぐらせ上げます。
それをざく切りに、三杯酢や合わせ酢と和えます。
粘り気があって美味しいです。
混ぜるときは、そっと。仕上げに鰹節を掛けても美味しいですよ。
まとめ
夜分、知人が「月下美人の花が咲いたので」と、持ってきてくれました。
夜に咲く花ということで、耳にしたことはあるものの、これまで見たこともなったのですが、真っ白でずいぶんと立派な大きな花でした。
そして葉から茎が出ているという不思議な形にもビックリ。調べたらサボテンの仲間で、食べることができるということに更にビックリ(笑)。
せっかくなので、食べてみようと思います。