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老害とソフト老害の違いを知りたい!何が違うのか?共通する部分はあるのか?洗いざらい解説!

「老害」という言葉が注目されたかと思えば、今度は「ソフト老害」という新たなキーワードが賑わいを見せています。

もはや加齢自体が害であるかのような風潮ですが、逆に言えば、そう定義づけされる年代や個人が多いのかなと考えます。

だから先輩後輩とか、体育会系とか、意味不明に年齢を軸にした序列を重んじるから、老害とかソフト老害なんて言葉が生まれるわけです。

中身のない人間が上に立つと、下の者が苦労するんです。

不満が出るのは当たり前ですよ。

年齢を重ねると視野が狭くなって、さらに自分は有能だとか、正しいとか言い張って、周囲に迷惑をかける言動をする人は、叩かれて当然な気がしますけどね。

ということで、老害とソフト老害について書いてみます。

老害とソフト老害

老害とは、一般的には、年齢を重ねることにより生じるネガティブな影響や問題を指す言葉です。

具体的には、固定観念に縛られて新しい考え方や技術を受け入れない、あるいは時代の変化に適応できずに周囲に迷惑をかけるなど、年長者特有の問題を指します。

一方で、ソフト老害は、年齢に関係なく人々が陥りやすい、より微妙な問題を示す言葉です。

これは、「自分の価値観が絶対であると思い込む」や「新しい情報に対して閉鎖的である」など、柔軟性を欠いた思考や行動により生じる問題を指します。

これらの問題は、自身が気づいていない間に他人に迷惑をかけてしまっているが、全く自覚がないこと。

どちらも厄介ですね。

老害とソフト老害の心理的な違い

老害とソフト老害の行動面での違いについては前述の通りですが、心理面での違いもあります。

老害は自己中心的な思考が強く、自分の意見が絶対であるという認識が強いです。

これに対して、ソフト老害は自分の意見が絶対ではないという自覚はあるものの、自身の経験や知識に強く依存し、新たな視点を導入するのが難しい状況が見られます。

どちらも頑固で融通が利かない、柔軟性がない、つまり思考が硬直化していることが特徴です。

これでは若者には受け入れられないですが、今に始まったことではありません。

昭和も平成も世代間のギャップはあります。

しかし、朽ちて行くのは古い方ですから、若者は堂々と主張を貫き通して、息詰まったら信頼あるベテランに意見を求めて、素直に従えばよいです。

老害への対処法

老害は、周囲に大きな迷惑をかける存在であるため、早めに距離を置くことが大切です。

しかし、場合によっては、正面から対抗する必要がある場合もあります。

状況に応じて判断すると良いでしょう。

距離を置く

職場や学校など、どうしても関わる必要がある場合は、できるだけ距離を置いて接しましょう。
会話や関わりを最小限に抑え、必要以上に顔を合わせないようにし、相手の言動に反応せず、無視する(聞こえないフリをする)のも有効です。

正面から対抗する

相手の言動が明らかに間違っている場合は、毅然とした態度で指摘することも時には必要です。

周囲の人にも迷惑がかかっている場合は、周囲の人と一緒に声を上げると効果的。

必要であれば、上司や管理者に報告することも手段ですが、これが老害レベルだと、もう退職した方が身のためという考え方もあります。

ユーモアで返す

相手が怒っているような場合は、あえてユーモアで返すことで、相手を冷静にさせます。

相手を笑わせることができれば、相手も矛を収める可能性があります。

要するに、子ども扱いすればいいだけの話です。

ソフト老害への対処法

ソフト老害は、老害ほど迷惑行為はしていないものの、放置すると老害に発展する可能性があります。

そのため、丁寧に接することで考えを改めさせることが大切です。

聞き流す

相手の意見を否定せず、最後まで聞き流すことを心がけます。

相手に共感を示す必要はありませんが、反論することも避けて、ただ聞くだけです。

相手が話し終えた後は、話題をガラッと変えましょう。

丁寧に意見を述べる

相手の意見を尊重した上で、自分の意見を丁寧に述べることも、時には有効です。

相手の考えを否定するのではなく、別の視点や第三者の意見を提示して様子を見ることもおすすめと言えます。

第三者に相談する

自分一人で対応するのが難しい場合は、上司や友人など第三者を間に入れるとイライラなどが緩和します。

第三者の意見を借りることで、客観的な視点からアドバイスを得られる点もありますが、数的有利の状況を作ることが主目的です。

距離を置く

ソフト老害が改善されない場合は、距離を置くことも有効です。

相手との関わりを減らすことで、ストレスを軽減することができます。

老害とソフト老害は治らない

老害とソフト老害、これら二つの概念には、一見、大きな違いがあるように思われますが、実は幾つかの重要な共通点が存在します。まず、

両者ともに、「従来の考え方」や「従来の制度」が浸み込んでいて、新しい価値観や新しい方法に対して臆病になっていることを自覚していません。

要するに度胸がない、勇気がないと考えれば、大した存在ではないように見えますので、放置が一番です。

治らない病ですからね。

まとめ

「老害とソフト老害の違いを知りたい!何が違うのか?共通する部分はあるのか?洗いざらい解説!」というタイトルで、不快なキーワードについて書きました。

日本国内では、そこら中に老害やソフト老害は蔓延っています。

年配者の価値観や行動が、社会または組織の進歩を妨げる現象を老害と言いますが、ソフト老害はその一部が緩和されただけの話しです。

両者には、古い価値観や固定観念に基づく行動によって、新しい価値観や進歩を否定するという共通点があります。

時代に取り残されるという想像力が働かない、自分が正しいという厚顔無知な存在ですから、まともに付き合ったところでメリットはありません。

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